MAN WITH A MISSION – 初の日本武道館となった5月6日の“MAN WITH A MISSION TOUR 2013 ~あなたの街に19ヨツアー 完全版~Final”公演をレポート。

MAN WITH A MISSION

3月16日、山口県からスタートした“MAN WITH A MISSION TOUR 2013 〜あなたの街に19ヨツアー 完全版〜”。最終公演となる沖縄での追加公演を前に、5月6日、日本武道館でのライブが行われた。手塚プロダクションによる彼らの誕生秘話のアニメーションが期待に溢れた会場を盛り上げる。そしてついに伝説の一夜の幕が開けた。

TEXT BY荒金良介PHOTOGRAPHY BY NOBUYUKI KOAYASHI、HayachiN

武道館全体が瞬時に熱狂のダンスフロアへと変貌を遂げた

日本武道館がアミューズメント・パークと化した夜だった。今日のライブを観て、つまらなかったとこぼす人がいたら、よほどのヒネクレ者に違いない。日本に降り立ってからわずか3年で初の武道館公演に踏み切った5匹のオオカミたち。その勇姿を観ようと、アリーナはもちろん、最上階までビッシリ観客で埋めつくされていた。ステージに目を移すと、氷山風のセットがそびえ立ち、開演前から高揚感をあおられる。そして、スクリーンには手塚プロダクションによる究極の生命体誕生秘話をアニメ化した映像が流れた後、透明のカプセルに包まれた状態で5匹のオオカミたちが参上! それから各自スタンバイが整うと、1曲目は「DON’T LOSE YOURSELF」で華々しく始まった。

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緑のレーザー光線が無数に飛び交い、武道館全体が瞬時に熱狂のダンスフロアへと変貌を遂げる。アッパーなミクスチャー感が炸裂する5曲目「WELCOME TO THE NEWWORLD」では6つのスモークが立ち昇り、爆発力のある曲調を視覚的にも盛り上げてる。Jean-Ken Johnny(G/Vo)はすり鉢状の広い場内を見渡し、今日集まった9千人の観客に感謝の言葉を述べながら、「楽シンデルカ、コノヤロー!」とアジテートする茶目っ気も忘れない。
ショウの合間に2回に分けてショート・ムービーが流れ、Tokyo Tanaka(Vo)が「ワールド・アームレスリング大会」に挑戦という内容で、ゲスト・コメントにWEEZERからBIG MAMA、GOOD4NOTHING、10-FEET、locofrank、HEY-SMITH、WHITE ASH、東進スクールの林先生まで登場し、会場の爆笑を誘った。サプライズはまだまだ続く。最新シングル表題曲「Emotions」はオオカミたちのスキルの高さと表現力を総動員した名曲で、今日のハイライトといえるほど多くの観客を魅了する。映画風のSEから劇的かつ壮大に展開する曲調は、ライブでも格段に映えていた。

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またステージ上には10数本の火柱が上がり、氷山風のセットが左右に開くと、そこから火の玉と光の鳥が映し出され、これには思わず息をのんだ。それからDJ Santa Monica(DJ)とSpear Rib(Dr)のセッション対決を挟み、ショウは佳境に突入する。TanakaとJohnnyの2人がアコースティック・セットで「アカツキ」を、途中でバンド・メンバーを加えて「colours」を披露し、シンプルなアレンジで曲の持ち味を存分にアピールする。それからNIRVANAのカバー「Smells Like Teen Spirit」、ライブ必須のパーティー・チューン「FLY AGAIN」、真摯な歌メロが突き刺さる「RAIN OF JULY」で本編の幕を閉じた。
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