大切なふたりへ贈る、ラックライフの愛が詰まった「アイトユウ」

大切なふたりへ贈る、ラックライフの愛が詰まった「アイトユウ」

ラックライフ

笑ったり、じゃれ合ったり、時々けんかしたり……日常を積み重ねて、育まれた愛を歌った「アイトユウ」。高校時代の友人のために書き下ろした同曲について、PON(vo、g)が語る。

INTERVIEW & TEXT BY 武市尚子


ちょっと甘酸っぱ過ぎない!?


──「アイトユウ」は、“いいなぁ、恋するって”と改めて思えた一曲だったなと。

PON ありがとうございます。でも、本当そんなふうに思いますよね。僕もこの歌詞書いてて、改めてそんなことを考えました。最初は、2ndシングルを作ろうということで、何も考えずに曲を作り始めたんですけど、そんなときに高校の同級生が結婚するっていう話を聞かされたんですよ。今、26歳なんですけど、ここ最近、結婚式に呼ばれることが多くなってきたんですね。

──今、ちょうどラッシュかもね(笑)。

PON あはは。そうなんですよ! それで、結婚式に呼ばれて出席しているときに、いつも“あぁ、この儀式が終わったら、このふたりは夫婦になって家族になんねやなぁ”って、すごく不思議な気持ちになるんです。今まで生きてきて、家族って自分の家族しか知らへんし、家族が増えるっていう経験をしたことがないから、自分があらたに家族を作るっていう感覚がまだ正直ピンとこなくて。まだまだ結婚って、なんかすごく未知のものというか。

──自分はまだそういう経験がないからね。

PON そう。だけど、あらたに家族ができるってすごく素敵なことやと思うから、今度結婚することになった友達に、曲を書いてプレゼントしたいなって思ったんです。結婚することになったふたりは、高校のときの同級生で8年くらいずっとつき合ってたんですよ。だから、俺も、周りの友達もふたりのことはよく知っていて。そんなふたりが結婚するということになったので、ふたりの結婚式で歌えたらいいなと思って、初めてウエディング・ソング的なものを作りました。本当にふたりが過ごして、ゆっくりと積み重ねた“なんでもない時間”を描きたくて。でも、書いていくうちに自分のことばっか書いちゃって、“ちょっと甘酸っぱ過ぎない!?”みたいなことになっちゃったんです(笑)。

愛着が湧いちゃって、自分の曲になっちゃった


──だからなんだね! 人のために書いた曲なのに、すごくパーソナルな部分も強くて。

PON そうなんです、愛着が湧いちゃって、自分の曲になっちゃったんですよね(笑)。ふたりには、申し訳ないなぁと思いながらも、ついつい(笑)。でもね、タイトルの「アイトユウ」は、そのふたりのイニシャルでもあるんです。結婚式が6月なんで、しっかりと歌って来ようと思ってます!

──サウンドも歌詞に合ったじんわりと温かさが伝わってくるものだったよね。あえて抑揚を抑えた流れもすごくよかった。

PON いつもだったら、サビはもっと盛り上げちゃうんですけどね。8年もずっと一緒にいたふたりの曲でもあったんで、うわっと盛り上がるっていう感じよりも、淡々と温かい日々が続いてきた感じを出したかったんです。

──Aメロのちょっとしたブレイクとか、フロア・タムの使い方とか、そういうちょっとしたニュアンスがすごく響いたんだよね。

PON ちょいちょいね(笑)。そういうとこをアクセントとして入れてみたんですよ。

言い切ってもらえるって大事なこと


──カップリングの「ラングレット」は、ファルセットからの歌い出しがとても印象的な一曲で。明るさを感じる曲調だけど、サビで見せる一瞬のマイナー感に影を感じたというか。

PON 初っ端のファルセットは挑戦でしたね。自分の中で話し合いをしているような雰囲気で、優しく歌い出したかったんです。“自分、今、頑張れてる?”みたいなね。歌詞に書いたことは、スタジオ帰りとかに静かな街を自転車を漕ぎながら、ふと考えてたことだったりするんです。過去って、昔は未来だったじゃないですか。過去になった未来に“おい、頑張れよ!”って言われているみたいな気がして。僕ね、だいたい曲作るときも自転車乗ってるときなんですよ。時速4キロくらいで40分くらい走りながら書くんです。この曲もまさにそうで。“ラングレット=後悔をしながらも走る”っていう意味なんですけど、思い返すことって、悲しいことのほうが多いし、悲しいことのほうが強く印象に残ってるじゃないですか。でも、それを忘れるんじゃなくて、その思いをしっかりと手の中に握って歩いていきたいなっていう決意の曲です。

──3曲目「シネマ」は、無敵感を感じる強さが宿っているね。

PON この曲は、とにかく駆け抜けたい! と思って作った曲だったんです(笑)。最近、自分を振り返ってみて、駆け抜けれていないなぁと思ったこともあって、自分のためにも、全力で駆け抜ける曲を作りたくなったんです。“お前なら大丈夫やって!”って、なんて無責任な言葉だろうって思うんですけど、自分も昔、そういう曲に背中を叩かれたことがあったから、そうやって言い切ってもらえるって大事なことやなぁって思ったんですよね。無責任にじゃなく、その人は本当に大丈夫だと思って言ってくれてるはずだから。悲しいことって、楽しいことよりも目につきやすいものだったりするけど、悲しいことばかりに目を向けていないで、“ちゃんとせぇや!”“しっかりせぇや!”って、背中を思いっきり叩いてあげたかったんです。その人の人生はその人だけのものだから……。なんで、映画の主人公になった気分で生きてほしいなっていう意味で「シネマ」というタイトルにしました。


リリース情報

2015.04.22 ON SALE
SINGLE「アイトユウ」
I WILL MUSIC

J-150406-YS11

¥1,000+税

詳細はこちら


ライブ情報

ラックライフpresents
2nd Single「アイトユウ」Release & 7th Anniversary Party
「GOOD LUCK vol.33」
詳細はこちら

オフィシャルサイト

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