数の多さが愛の深さ……?当時の女子小学生が熱狂した“モー娘。カード”とは

そのカードを何枚持っていたかが、モー娘。への愛の証だった……

「モー娘。カード」をご存知だろうか。「モー娘。カード」とは、アイドル・グループ“モーニング娘。”のトレーディング・カードのことで、2000年代前半に女子小学生の間で大ブームとなった。ほとんどがメンバーのソロ写真であり、文字などの情報はいっさい含まれない。男の子が遊戯王カードを集めバトルするのと同じように、女の子は「モー娘。カード」を何十枚、何百枚と集め、見せ合いだけで何時間も遊んでいた。当時「モー娘。カード」を集めていた女子小学生たちも今や大学生や社会人。今回は彼女たちに当時のモー娘。カードへの熱狂ぶりを聞かせてもらった。

「何枚持ってたかは覚えてないんですけど、100枚を目指していた記憶はあります。10枚400円くらいのミニ・カードありましたよね。コンビニなどで売ってて、新曲が出ると限定版500円で出たり。あとクリアカードっていうプラスチックのカードはレアで、友達同士で“普通のカード3枚とクリアカード1枚交換して!”みたいな交渉がありました」(まりなさん/22歳)

「300~400枚くらい持ってたと思います。説明しづらいんですけど、穴に紐が通された紙の袋に1枚ずつカードが入った束が駄菓子屋さんとかに置いてあって、1枚1000円とかで引くんですよね。どのカードが入ってるかはわからなくて。お小遣いでも買ってたし、おばあちゃんと一緒に行くと束買いしてもらえたりしたので順調に枚数が増えてました。加護ちゃんが好きだったので加護ちゃんのカードが出たらテンション上がってたな~」(あんなさん/21歳)

「200枚くらい持ってました。たくさんカード持ってるほどモー娘。への愛が強いみたいな風潮があって必死で集めてたし、鑑賞しながら何枚あるか数えたりしてました。小学生のときのお小遣いが月500円だったこと考えると、ほとんど親に買ってもらってたんでしょうね。ゴマキが好きだったんですけど、自分のグループがみんなゴマキ好きだったからあんま交換できなかった(笑)」(ゆめこさん/22歳)

あなたが好きだったときは誰がいましたか?

クリアカードや束買いという単語自体が既に懐かしい。カードの枚数で愛を計るっていかにも女子小学生が思い付きそうだ。

「私がいちばん好きだったのは<ザ☆ピース!>のときのメンバーなんですけど、今改めて調べてみたらその期間ってたった4ヵ月間なんですね……。2年ぐらいのつもりでいました(笑)」(ゆめこさん)

確かに、飯田圭織・保田圭・安倍なつみ・後藤真希・矢口真里・吉澤ひとみ・石川梨華・辻希美・加護亜依の9人の時代がたった4ヵ月って信じられない。

4年前に“ドリームモーニング娘。”というモー娘。のOGからなるグループができたときも、メンバー10人のうち6人がこのときのメンバーであり、強い存在感を放っていたのが印象的だ。

現在活躍している“モーニング娘。’15”も、4月15日にニュー・シングル「青春小僧が泣いている/夕暮れは雨上がり/イマココカラ」を発売したばかり。思い出のなかのモー娘を懐かしみつつ、新しい世代のモー娘も応援していきたい。

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