えっ!これも声?世界中を魅了するアカペラ・グループたち

「声が楽器」なアーティストたちに魅せられる!

各大学にアカペラ・サークルがあったり、毎年全国大会が開催されたりと、つねに一定の人気を保っているアカペラ音楽。日本では「ゴスペラーズ」が代名詞的存在になっているが、世界に目を向けてみれば、耳を疑いたくなるようなアカペラ・グループが活動していたりする。ということで今回は、二度見ならぬ’’二度聴き’’間違いなしの、超ハイクオリティのアカペラ・グループを紹介していく。

ペンタトニックス 「ダフト・パンク・メドレー」

今や世界一のアカペラ・グループの座を獲得した“ペンタトニックス”。メンバーがまだ高校生だった頃、アメリカの人気オーディション番組『The Sing Off』において初出場ながら優勝を果たし、それを機に大ブレイク。人気ユニット“ダフト・パンク”の曲を大胆にアカペラ風にアレンジした同曲はYouTubeで1億回以上も再生されている。そんな彼ら、元々は3人編成で活動していたのだとか。オーディション番組への出演条件として最低でも4人のメンバーで構成しなければいけなかったため、ベースとドラムス担当のふたりを加えて今の形になった。

Alex G & Peter Hollens「Disney Medley」

アメリカにおいて大注目のボーカリストであるAlex GとPeter Hollensがコラボレーションして作られた「Disney Medley」もまた、楽器を一切使っていない。それどころか、ふたりの声だけでパーカッションからメロディまで歌い上げているのだという。同楽曲制作の中心人物であるPeter Hollensは、オレゴン大学に在籍している頃から様々なアカペラ大会やテレビに出場を果たし、審査員に「アルバムを作りなさい」とまで言わせた実力派。それ以降、YouTubeを中心に『スター・ウォーズ』や『パイレーツ・オブ・カリビアン』など、様々な映画やゲームの主題歌をカバーし投稿している。

Van Canto「The Seller of Souls」

“Van Canto”は、ただのアカペラ・バンドではない。世界初のアカペラメタル・バンドだ。メンバー6人中、楽器を扱うのはドラマーだけで、残りの5人はボーカル。その構成の斬新さ、独特のアカペラ表現のおかげで世界中のメタラーの間で話題になっている。とはいえ、やはりメタルを声だけで奏でるのは難しいようで、ギター・ソロやベース・ラインを再現する際はエフェクターの力を借りることもあるのだとか。ドラムを使用しているせいで、彼らのことをアカペラではないと否定する人もいるが、ドラマーがいてもアカペラとして成立しているところが最高にメタルだ。

楽器を必要とせず、己の声だけで音楽を奏でられるのはアカペラの良さのひとつ。メタルも遂にアカペラになり始めたことだし、今後の音楽界におけるアカペラの動向に注目したほうが良さそうだ。

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