音と光のイリュージョンから元気がもらえる!THE TURTLES JAPANのニュー・アルバム!!

音と光のイリュージョンから元気がもらえる!THE TURTLES JAPANのニュー・アルバム!!

THE TURTLES JAPAN

KAMEDA(亀田誠治)、YAMAMURA(flumpool山村隆太)、SAKAI(flumpool阪井一生)を中心に結成されたTHE TURTLES JAPANが、1stアルバム『ELECTRONIC HUMANITY』をリリース! ツアー・メンバーのJINGUJI(レミオロメン神宮司治)、ISOGAI(磯貝サイモン)も交えて、今作について語ります!

INTERVIEW & TEXT BY 大前多恵


“ライブで再現できなくてもいい”と振り切った意識で曲を作っていました

──1stアルバム『ELECTRONIC HUMANITY』がついに完成。まずは、新メンバーおふたりを選んだ理由を教えてください。

KAMEDA  THE TURTLES JAPANのツアーで、“ライブを一緒にやる画”が見える仲間を募った、という感じですね。

──ISOGAIさん、JINGUJIさんは、そもそも、flumpoolというバンドに対してはどんな印象を抱いていましたか?

ISOGAI すごく存在感が強いバンドだなと思っていました。KAMEDAさんに紹介していただいて今回、THE TURTLES JAPANのバンド・メンバーとしてYAMAMURA、SAKAIと関わることになったんですが、今となっては、何かがあるたびに一緒にご飯に行ったりする仲になっていますけれども。flumpoolに対する僕の第一印象は、“すごく歌声がいいな”でしたね。

YAMAMURA へぇ~、うれしい!

ISOGAI デビュー当時から周りにもそう言っていたのは覚えていて。本人には言ったことないですけど(笑)。

YAMAMURA 今初めて聞きました(笑)。

JINGUJI 僕のflumpoolに対する印象は……所属事務所内にLEGO BIG MORLという後輩バンドがいるんですけど、そのバンドと同期、みたいな感覚で。たしか、デビューは同じぐらいの時期だよね? 

YAMAMURA&SAKAI そうです。

JINGUJI それで、いろんなところで名前を聞くようになっていって。去年のflumpoolの学園祭ツアーのとき、そのときはもう、一緒にTHE TURTLES JAPANでやるということが決まった後だったので、“どういったサウンドかな? 実際のライブを観たいな”と思って観に行ったんですけど、学祭ではありえないほどにすごく派手な演出で(笑)。レーザーがバンバン出て、スモークがモワモワと焚かれて……“魅せ方がカッコいいな!”と思ったのと、あとは、めちゃくちゃしゃべるなっていう印象でした(笑)。

一同 (笑)。

JINGUJI “あ、なんか面白いバンドだな”と(笑)。そこで、ふたりの予想だにしない面をいろいろ見られましたね。

──なるほど。1stアルバムの収録曲は、どのようにして生まれてきたのですか?

KAMEDA 1stシングルが出た頃にはもう、大阪でライブをまずは1回やっているんですけど、“ライブ用の曲がない!”という(笑)。とにかくこれは曲作りをしないといけないな、ということで、3ヵ月ぐらいの間で次から次へとこの曲たちを作ったんですよ。基本的にSAKAIが曲を作っているんですけど、僕はある意味“後出しじゃんけん”をさせてもらっていて。“そろそろこういうタイプの曲が来るといいな”と思ったときに「風花」を作らせていただいて、最後、全部だいたい揃ったときに、“もう一曲欲しいな”と思った時に「ELE!!!」を作った、という感じです。

SAKAI 僕は、“ライブで再現できなくてもいい”と振り切った意識で曲を作っていましたね。flumpoolでは今まで、そんな考え方をしたことは絶対になかったんですけど。徹底してアガる、ポジティブなものを作っていこう! と思っていたし、“EDMとバンド・サウンドの融合”というコンセプトで最初は作っていたんですけど……でも、僕がバンド・サウンドでデモ音源を仕上げて、「こういう曲ができました」とKAMEDAさんに渡すと、そこからKAMEDAさんが完全に(バンド・サウンドを)崩してくれて、EDM要素をガーンと入れてくれるんですよ。だからむしろ、僕自身の曲作りは、すごく自由でシンプルでした。キャッチーな曲もあれば、尖った曲もあるし、いろんな挑戦ができましたね。

──歌詞の面ではいかがですか?

YAMAMURA シングル「It‘s Alright!」では初めて話し言葉を使うという挑戦をしたし、最初は、“flumpoolではやっていなかったことをやらなきゃ!”という使命感みたいなものがあったんですよ。でも、実際にライブをして、“お客さんに受け入れられた”と感じてからは、実験そのものを楽しめるようになった、というか。例えば、「十二単」では女言葉で初めて歌詞を書いてみたり、KAMEDAさんが作ってくれた、すごく優しいメロディを持つ「風花」では、ファルセットで歌うところには逆に力強い言葉を持って行こう、と考えたり。いろんな角度で、楽しみながら書くことができましたね。対・flumpoolというよりも、対・曲、対・アレンジという意識になれた気がします。

KAMEDA ボーカルにはエフェクトを掛けているし、僕らがスタジオで作っているサウンドはかなりバキバキなデジタルで、ELECTRONICな面を強調しているんですね。でも、ライブで披露するにあたって、ISOGAIやJINGUJIはそれを自分たちなりに解釈してくれて、さらにHUMANITYの部分を強調してくれる……ふたりの果たしてくれる役割にはすごく感謝していて。限りなくELECTRONICで作ってはいますけども、バンドという形態にして良かったな、と感じていますね。

僕らのライブは異次元世界のような空間にしたいなと思っていて

──HUMANITYの部分を期待されているおふたり。どんな意識でライブに臨みますか?

JINGUJI 最近、生ドラムとVドラムを組み合わせたハイブリッド・システムというドラムセットがあるんですよ。Vドラムのパットを使えばいろいろな音を出せますよね。もちろん、全部生ドラムでやる良さもあると思うんですけども、そういうパターンも面白いかな? と、実はちょっと思って。

KAMEDA それいいね! 

JINGUJI 電子音ならではの良さというのもあるんですよね。耳に届きやすいクリアな音でバキン! と出るので。生の音像の中にELECTRONICがガン! と来たときのインパクトもすごくあると思いますので、組み込んでやってみるのもいいかな、と思っています。

ISOGAI ちょうど僕も機材的にシンセ系を集め始めていた頃なので、このバンドのEDMとバンド・サウンドの融合というコンセプトを聴いたときに、個人的には運命かな? と思ったんです。「風花」のミュージック・ビデオでも使っているシンセを多用しつつ、再現という面だけでなく、元々あるサウンドにさらに(上乗せして)スケッチして行くような音があってもいいのかな? と思っています。やってみないとまだ分からないですけど、そういった化学反応があってもいいと思いますね。そもそも、HUMANITYって人間性という意味ですよね? 5人の人間性がにじみ出れば、CDをただ再現するだけではなく、ライブにしかない良さをしっかり上乗せしたパフォーマンスが見せられるんじゃないかな? と。ツアーが楽しみですね!

SAKAI 例えば、僕がギターだけではなくカオス・パットを操作することもできると思うんですよ。普段のflumpoolのライブを観てくれている人にも、ちょっと違う世界を見せられると思う。飽きないワンマン・ライブを見せられると思いますね。

KAMEDA ワンちゃん5匹がいて、籠の中でそれぞれ勝手なことをしている無邪気な姿を見ると、つらいことがあっても癒やされるじゃないですか? 僕らのライブも、バキバキの音で作るけど、最終的にはフワリ癒やされて元気をもらって帰る、そんな音の場にできれば、と思っています。

YAMAMURA 4月は、新しいことが始まって、期待していたものが“意外とそうじゃないのかな?”という影が見え隠れし始め、いろんな感情が溢れてくる時期だと思うんですよ。そんな中で、音と光のイリュージョンというか、僕らのライブは異次元世界のような空間にしたいなと思っていて。そういう世界の中で、戯れるワンちゃん、みたいな(笑)。好きなことをやっているって悪くないな、ちょっとうらやましいかも、という気持ちになってくれれば、きっと次を生きる活力が生まれるんじゃないかな? と期待しています。


リリース情報

2015.04.08 ON SALE
ALBUM『ELECTRONIC HUMANITY』
A-Sketch 

J-150323-FY-1535

[CD]¥2,300+税

詳細はこちら


ライブ情報

THE TURTLES JAPAN Zepp Tour 2015“ELECTRONIC HUMANITY”
詳細はこちら


オフィシャルサイト

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