ラジオ体操を知らない……?今どきの子たちが体育で使った体操曲とは?

「ラジオ体操」は、もはや死語……?

ラジオ体操は、底抜けに明るいイントロと独特なナレーションが印象的な国民的体操であるが、最近は体育の時間にラジオ体操を使わない学校もあるんだとか。「あの音楽を耳にしたことはあるが踊ったことは一度もない」という大学生も結構いる。確かに、ラジカセとテープを必要とするうえに、伸脚や屈伸などの運動が含まれていないラジオ体操にこだわる必要はないような気がする。

でも、ラジオ体操じゃない体操っていったい何をしてるの? ラジオ体操をしたことがないという現役大学生たちに中高でしていた体操を教えてもらった。

「私立だったので中高とも学校独自の体操でした。附属小もあって小学生も踊るので、歌詞に合わせて、羽ばたくジェスチャーとかあってかなり子供っぽい感じでした。小1の子たちは運動会の出し物が体操だったらしいし、半分ダンスみたいです。ラジオ体操は大学入ってから知ったんですけど、みんなあれやってきたって知ってびっくりしました」(さきさん/20歳)

「中学は先生の掛け声での体操、高校は体育係が選ぶことになってたので、毎年違うし、クラスによっても違いました。高2はaikoの<カブトムシ>、高3はKARAの<ミスター>でした。体育委員が賑やかな子たちだと流行りの曲とか、イケてる曲になるので、個人的にはちょっとつらかったかな。ラジオ体操は動画で見たことあります。どこに効くんだろう? って動き多いですよね」(みさきさん/21歳)

「中学は1,2,3,4っていう掛け声での体操で、高校はラジオ体操ではあったんですけど英語のラジオ体操でした。中学でラジオ体操やってきた人はできるけど、やったこともないのに指示まで英語だから全然わかんなくて。日本語のは高3になって初めて見ました。同じく日本語のラジオ体操を知らない友達と昼休みにYouTubeで見たんですけどテンション高くてびっくり! いまだに日本語バージョンでやったことはないです」(まきさん/21歳)

本当に知らなかったんだ……。テンション高くてびっくりって、体操だもの……。声張らなきゃ。

今日の「ラジオ体操第一」の前身である「旧ラジオ体操第一」が制定されたのはなんと1928年のこと。アメリカですでに行われていたラジオによる体操に目を付け、日本人の体格向上のために生まれたのだとか。つまり元々の目的が健康促進であって、準備運動のための体操ではないのです。屈伸や伸脚が入っていないのも頷ける。

今後、準備運動のためのもっと合理的な体操が作られて、授業でラジオ体操をしない学校が増えたら、この子たちのようにラジオ体操を知らない子たちが増えていくのか……。恐ろしい……。

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