【後編】OLDCODEXが次なるステップへ向かうべく完成させた最新作!

【後編】OLDCODEXが次なるステップへ向かうべく完成させた最新作!

OLDCODEX

前編に引き続き、ミニ・アルバム『pledge』についてのインタビュー。後編では収録楽曲をピックアップし、OLDCODEXが作品に込めた想いを聞いていきたい。

INTERVIEW & TEXT BY ジャガー


前編はこちら

自分たちがより強くなるために

──テーマは前々から決めていたのですか?

Ta_2  いや、テーマはOLDCODEXとして、俺個人としても、なんかいろいろ感じることがあったんで、自分が受けたものを形にしたいなって。それが曲を作るうえでのテーマになっていきましたね。

YORKE. 去年一昨年ぐらいからOLDCODEXに対しての光……支えてくれるファンが増えたり、支持してくれる声が大きくなってきて。そのぶん、影も強くなる様な感覚なんだけど。それをどう乗り越えていくのか、向き合わなきゃいけない時期が来たんだと思う。自分たちがより強くなるために。

──影というのは?

YORKE. これはメンバーにしかわからない感覚かもしれないけど、要は責任感かな。俺たちが何かを発信すれば、それを受け取る人がいて。もしかしたら、俺が書いた歌詞で誰かの人生で変わるかもしれない。Ta_2の曲を聴いて何か気持ちに変化が起こるかもしれない……そういうやつらに対して、ちゃんと責任持ってやれているか? っていう。だから、こればっかりは俺ら自身で乗り越えなきゃいけないことだし、とにかく作品に叩き込むしかないんだよね、自分たちの熱や感情を。

前向きになるための言葉を探してた

──結果、力強いメッセージが本作に刻み込まれたわけですね。

Ta_2 いちばん最初にできたのが「Eyes in chase」なんだけど、とにかく必死だったからこういうメッセージになったのかもね。

YORKE. 俺たちは目の前にあるものに打ち込むしかないからね。歌詞を書いたり、曲を作ったり、ペイントしたり、歌をうたったり。そうやって打ち込むことで、そこに込めた想いが広まっていけばいいなって。歌詞を書くときも、前向きになるための言葉を探してたね。

Ta_2 世界情勢を見て、そこから何かをキャッチして発信していく広い視野を俺はまだ持ってないから、日々の生活のなかでくらったことを表現するしかなくて。俺って小さい存在だなって思うんだけど、それでも必死こいて今を生きてる自分を全否定はできないよなって。そうやって自分と向き合うことで、曲が生まれていったから必死さや懸命さが出たんだと思う。

──前作シングル「Dried Up Youthful Fame」でメロディを立たせたることにトライしましたが、「Eyes in chase」はバンドサウンドとのバランスも絶妙で。

Ta_2 実はすごい変則的な作り方をしていて。1番のサビ、2番のAメロ・Bメロ・サビという順で出来たんですよ。で、ディレクターとスタジオでいろいろやりとりをしていくうちに「ちょっとわかりづらいから、1番作らない?」って言われて。そのまま他の曲の話をしているときに、突然ガッと集中できる瞬間が来たから、ブースに入って、ずっと録音した状態で歌ったんですよ。で、最後のほうに録れたテイクを使って。そうこうしている間に、また集中できる瞬間が来て(笑)。そこでDメロも加わって、その日のうちに出来たという。寝ても覚めてもずっと考えてた「Lost before」も、最初こそつまづいてたけど、突破口が見つかるとその日のうちに形になったんで、作り方は近いですね。

“全員攻撃で守備ゼロ!”


──「Bitter Aspiration」もライブ映えしそうですね。

Ta_2 この曲のアレンジのときのテーマが“全員攻撃で守備ゼロ!”でしたからね。サッカーでゴールキーパーも攻めちゃうみたいな。

YORKE. これ歌うとめちゃくちゃ気持ちいいよね。

Ta_2 この曲歌った翌日、ライブやった後みたいに筋肉痛だった(笑)。

──個人的には、大サビ前のドラムの入り方にしびれました。

YORKE. 思いのほか、エモいと思うよ。攻めてるわりに、そのドラムの一発とかエモさを演出してるよね。それで引っぱられた部分もあって、歌詞は。

──と言いますと?

YORKE. この曲はOLDCODEXのモバイル会員向けに“CandC”っていうWEBラジオをやっていて、そこに来た、あるメッセージをモチーフに書いたんだけど……過去にいろんな辛い経験があって、家族をうまく愛せないっていう内容だったんだよ。でも、“CandC”を通じてキャッチボールをするようになってから、そいつがだんだん前向きになってきて。そのやりとりがまるで歌詞みたいだなって。そいつのドラマをすべて想像してやることはできないけど、俺やみんなにだって当てはまる部分はあるから、歌詞にしたかった。ただ、日本語だと意味がストレート過ぎて、最初は英語の割合を多くしてたんだけど、思った以上にサウンドがエモかったから(日本語が増えても)曲としてちゃんと成立するなって。サウンドに引っぱられた。

いいパイプ役になってくれるに違いない

──YORKE.さん作詞作曲の「seequret」は本作唯一のバラードですが。

YORKE. 最初、このミニ・アルバムがあまりに同じ方向性だといけないんじゃないかって気がして、最後一発めちゃくちゃ明るい曲で次に繋げようと思ったんだよね。で、アレンジまでしてもらって超いい曲が出来たんだけど、『pledge』に入れるのは違うなと。そんなときに夢で聴いたメロディを口笛で吹き込んで、それがそのまま曲になってるから、すごいナチュラルに出来上がった感じ。

──本作発売後に控える、〈OLDCODEX Tour 2015 “ONE PLEDGES”〉も待ち遠しいですね。

Ta_2 今回『pledge』が出来たことで、今までの楽曲がライブでうまくブレンドするだろうなって思ってて。作品単体でのバランスがよくても、ライブだと繋げ方に苦労することもあって。ただ、これからのライブで『pledge』がいいパイプ役になってくれるに違いないって期待はしてる。

YORKE. この6曲たちがコアになるわけだからね、そういう意味でも楽しみだよ。

前編はこちら


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ocd_b-1「How’s it going?」はこちら


リリース情報

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ライブ情報

OLDCODEX Tour 2015 “ONE PLEDGES”
 詳細はこちら 

オフィシャルサイト

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  • ジャガー

    ジャガー

    「M-ON! MUSIC」の編集/ライター/小言を言う係。音楽フリーペーパー「music UP's(現okmusic UP's)」の編集を経て、音楽雑誌「ワッツイン」へ。前身サイト「DAILY MUSIC」 への参加をきっかけにWEBの人になりました。