大学生に聞いた、自由すぎる卒業証書授与のBGMあれこれ

2015.04.01

PHOTO:© studiopure – Fotolia.com

卒業式会場をざわつかせた、あのキャラクターの曲も……

卒業式のメイン・イベントのひとつである卒業証書授与。証書全文を読み上げてもらえるのは最初のひとりだけで、ふたり目以降はBGMの中で渡されるのがふつう。BGMはパッヘルベルの「カノン」などが一般的だが、中にはかなり変わった曲を使用したという声も……。中高の卒業証書授与の音楽をはっきり覚えているという20代前半の男女にどんなBGMを使ったのか教えてもらった。

「僕の高校はクラスの代表ひとりだけが証書を受け取るので、授与の時間はたぶん無音だったんですけど、卒業生全員の点呼のときには、クラスごとに決めた曲を流してました。僕のクラスは椎名林檎の<17>で、最初のほうはかなりいいんですけど、最後のほうで曲が盛り上がってくると、曲の盛り上がりに対して機械的な点呼が気まずいっていう(笑)。やっぱ変化の少ないクラシックが無難なんですかね」(たけとくん/22歳)

「わたしの中学は合唱コンの音源をクラスごとに流してました。思い出いっぱいの曲だし、クラスによって違うから飽きなくていいですけど、合う曲、合わない曲半々なんですよね。わたしのクラスは<はじまり>だったのでまあ……って感じだったんですけど、<お伊勢参り>のクラスは、曲が激しすぎて、会場が若干ざわついてました」(なつめさん/23歳)

「高校のとき、クラスごとに好きな曲を選ぶんですけど、私のクラスは級長の独断でした。なんの曲にしたかは当日まで誰も知らなかったんですけど、級長が相当のお調子者だったので、まあ普通の曲ではないだろうと。当日、他のクラスが感動系のJ-POPで卒業証書を受け取る中、私のクラスはポケモンのゲームソング・メドレーでした。ポケモンセンターのBGMでもらう人もいれば、野生のポケモンとのバトル・ソングでもらう人もいて本当にシュールでした」(ちさとさん/21歳)

ポケモンのゲームソング・メドレー……。確かに世代ならではの選曲ではあるが、生徒の名前を呼ぶ教頭先生はさぞ複雑な気持ちだったに違いない。

「自分の番がどこタウンのBGMだったかとかは全然覚えてないんですけど、あのチープな音と感動の欠片もないメロディの中で、クラスメイトが淡々と卒業証書を受け取っていく光景は忘れられません」(ちさとさん)
「卒業証書授与なんてぜんぜん覚えてない」という人が結構いたが、音楽に違和感を感じた人は、しっかりとその光景を覚えているよう。ポケモン・ソングほどの強烈なインパクトは必要ないだろうが、ちょっと変わった曲を使用することで卒業証書の授与が後に飲み会のネタになるというのもちょっといいかも?

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