親友や家族など大切な人へ想いを伝えたいときに聴いてほしい、新山詩織の新作!

親友や家族など大切な人へ想いを伝えたいときに聴いてほしい、新山詩織の新作!

新山詩織

卒業や上京などで大切な人との別れが伴う、今の季節に聴いてほしい新山詩織のニュー・シングル「ありがとう」。彼女が幼稚園からの親友へ向けた想いを綴った今作の歌詞を耳にしたら、きっと心打たれるはずだ。

INTERVIEW & TEXT BY 永堀アツオ


親友に対する“ありがとう”という気持ちが素直に言えている

──2月10日で19歳になりましたね。お誕生日、おめでとうございます!

新山詩織 ありがとうございます。誕生日の当日は事務所に着くなり、スタッフさんからサプライズでケーキをいただいて。その後のお仕事でも、ラジオの生放送中にケーキをいただいて。たくさんお祝いしていただいた、本当にいい日になりました。

──10代最後だという意識はあります?

新山 まず、最初に“あ、19か、早いな”って感じて。年をとるのは普通なことだけど、より大人の階段を上った感じはありましたね。10代と20代、そのときになってみないとわからないけど、きっといろんな面で変わることがあると思うので、この1年、悔いのないように過ごしたいなと思います。

──第1弾として、前作から約3ヵ月ぶりとなるニュー・シングル「ありがとう」がリリースされます。

新山 実はメジャー・デビュー前からあった曲なんです。歌詞もメジャー・デビューに向けて制作をしていた高校2年生の頃に書いたままで。学生生活真っただ中だった当時、親友に向けて書いたんです。

──どんな存在だったんですか?

新山 幼稚園から高校までずっと一緒にいた幼馴染で、私にとっては唯一、心を許せる相手だったんです。勝手に私は双子に近い、何があってもここ(心)にいるなっていう存在だなって思っていて。特に中学生の頃は、散々もがいて、悩んだり泣いたりしていたけど、今までの日々を過ごしてこれたのは、その子の存在があったからっていうのが大きくて。そんな彼女と、高校で改めて同じクラスになったときに、今まで当たり前のようにずっと一緒にいたけど、いずれ別れる日が絶対にくるだろうなと思って。それまでずっと頼っていたし、助けられたこともたくさんあったので、ありがとうっていう気持ちを伝えたいなと思って。

──高校を卒業してから1年後のリリースになったのはどうしてですか?

新山 実際に高校を卒業して、私は音楽一本になって、親友は進学して、学生としての生活が主になって。連絡を取り合うことはできるけど、ほとんど会うことはできない。そんな今だからこそ、改めて、今の自分の声で歌いたいなと思って。リリースの時期的にもたくさんの人に聴いてもらえるかなって思い、このタイミングになりました。

──まったく変えてない、2年前の歌詞を見てどう感じました?

新山 当時の自分は今以上に自分に自信が持てていなかったので、まだ小さい自分がいるなって感じましたね。また、改めて、この歌詞を見たとき、自然と客観視していたんですね。そこで、あ、私は変わったんだなって感じることができて。この歌詞には、いろんなことに悩んで、不安になって、もがくなかで生まれた、親友に対する気持ちが素直に出ている。そのときは、直接、正面を向いて“ありがとう”っていうのは恥ずかしくてできなかったけど、今なら、もっと心の奥から言えるな、歌えるなって思ったりしました。

──では、歌入れはどんなアプローチで臨みました?

新山 気持ちの入れ方は苦戦した部分がありました。

──あまり客観的過ぎると、ドライに感じてしまいますもんね。

新山 そうですね。当時の気持ちで、いかに今の声で感謝の思いを込められるかっていうことを考えて。この詞をただ歌うだけだと、遠くから囁くだけになっちゃうので、学生時代の行き帰りの道で話していたことや、その頃の自分の気持ち、見ていた景色を深く掘り下げて思い出しながら歌いました。

当時はとことん嫌だなと思っていたことさえも愛おしく思えた

──聴き手も、学生時代の登下校の風景を瞬時に思い出すと思います。それは、カップリング曲「シャボン玉みたいに」にも共通して言えることなんですが。

新山 そうですね。この2曲は繋がっている部分があると思います。

──いつ頃、作った曲なんですか?

新山 前作「絶対」を制作する前なので、去年の5月頃ですね。ちょうど4月のワンマン・ライブが終わって、落ち着いた時期で。高校を卒業した自分として、夏に向けて曲を作ろうって思ったときに書き始めたんですけど、「絶対」のときに話していたように、なかなか書けなくて。1日中悶々としているなかで、どうしても学生生活に未練タラタラというか……。何をしていても、みんなでお弁当を食べていたこととか、すごく温かくて楽しい思い出がよぎってしまって。手をつけようとしても、ふわふわしている感じのときに、サビの“まばたきするたびに 浮かんでくるあの日 今もまだ消えなくて ずっと ずっと”っていう歌詞とメロディが強く一気に溢れてきたんですね。そのあと、また悶々としていたんですけど(笑)、ちょうど母親が買い物から帰ってきて。シャボン玉のセットを持っていたんですよ。

──あははは。どうしてですか?

新山 ただ、無性にやりたくなったらしくて。私も懐かしいなと思って、息抜きにふたりベランダでやっていたんですけど、自分の吹いたシャボン玉が飛んでいっては消えていく様がそのときの自分と重なって。思い出しては消えて、また思い出しては消える……そこで一気に広がっていったので、母に感謝だなって思っています。

──学生時代に対するどんな思いと言えばいいですか?

新山 友達とちょっと気まずい雰囲気になったこととか、自分が苦手だなと思ってたこととか。楽しかったことはもちろんなんですけど、当時はとことん嫌だなと思っていたことさえも愛おしく思えたんですよね。もう戻りたくても戻れないんだよなと思ったらすごく切なくなって。そんな気持ちがそのまま入っています。

──今も戻りたいという気持ちはある?

新山 いや、もう今は戻りたいとは思わないですね。すごく離れた感覚があるし、あんなこともあったなって懐かしく感じるくらいで。……といっても、まだ1年前のことなんですけど(笑)、過去に戻りたいとは思わなくなりました。

──この2曲ができたことで消化されたのかな?

新山 そうかもしれないですね。「ありがとう」には当時は気づけなかった親友への感謝の気持ちや、自分の過ごしてきた日々や景色に対してのありがとうっていう気持ちがこもっていて。「シャボン玉みたいに」には、悲しかったことやうれしかったことがたくさん浮かんでる。なんだかんだいって、目一杯の思い出があったなって。この2曲を聞いて、改めて、全部無駄じゃなかったんだって感じることができたんじゃないかなって思います。

リリース情報

2015.03.18 ON SALE
SINGLE「ありがとう」
ビーイング

J-150304-FY-2236

[初回限定盤/CD+DVD]¥1,300+税
[LIVE盤(初回生産限定)/CD+DVD]¥1,500+税
[通常盤/CD]¥1,000+税

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ライブ情報

“新山詩織2ndライブツアー”
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オフィシャルサイト

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