恥ず懐かしい!なぜ中学生は学校の机に歌詞を書いちゃうのだろう……

2015.03.17

PHOTO:© udonsuki – Fotolia.com

そのヘンな行為に思春期の甘酸っぱさが詰まっている

学校の机に好きなアーティストの歌詞を書いてたって人は、結構多いのでは? 教科書やノートに書くのとはちょっと違って、誰にでも読めるところにわざわざ書くのがポイント。細くて薄い文字でちょこっと書く人もいれば、凝ったレタリングをする人など、様々だが、あれは結局なにがしたかったんだろう……。中学生のとき、学校の机に歌詞を書いてたという大学生の皆さんに話を聞いた。

「山下智久とかNEWSの歌詞をめっちゃ書いてました。休み時間はジャニオタ(ジャニーズ・オタク)同士でずっとジャニーズの話してたので、その子たちと見せ合ったり。英語の歌詞とかは覚えられないので、持ってきた歌詞カードを見ながら書いたりもしました。机に限らず、教科書とかノートも歌詞だらけだったんで、とにかく頭の中、山Pだらけだったんでしょうね」(みなこさん/20歳)

「EXILEとかUVERwoldとかかな。ラブ・ソングです。英語や数学の少人数授業で、自分の席に隣のクラスの子が座る機会あるじゃないですか。それを意識してました。別に誰が座るとかまでは知らないんですけど、その誰かが俺の机に書かれた歌詞に感動して、“ここ誰の席?!”ってなるストーリーを想定して曲を厳選してましたね。でも英語の歌詞はかっこいいので無条件に書いてました(笑)」(ゆうたさん/22歳)

「椎名林檎とかチャットモンチーの歌詞の抜粋を何曲か書いてました。ラブ・ソングばっかだとなんか恥ずかしいから5曲中2曲くらい、ラブ・ソング以外の歌詞を混ぜるとか。あと同じクラスの男の子が机全体にでかでかと“SEX PISTOLS”って書いてて、なんて卑猥な奴だと思ってたんですけど、高校で軽音部に入ってピストルズのこと知って自分が恥ずかしくなりました(笑)」(のぞみさん/21歳)

ラブ・ソングとそうじゃない曲の割合を気にするのって中学生らしくてちょっといいな……。ちなみに歌詞っていつ書くの?

「授業中ですね。あんまり良くないことだけど、授業中によく音楽聴いてたんです。セーラー服の胸ポケにウォークマン入れて、袖口からイヤホン出して、頬杖つく感じで手ごと耳にあてるとばれない。うちの学校は結構みんなやってました。授業中に好きな音楽聴いてるうちに、気分高まっちゃって書いてたんじゃないかな」(のぞみさん)

なんて手の込んだことを……。のぞみさんのように授業中音楽を聴いていた人はそんなに多くないと思うが、机に歌詞を書く中学生の頭の中にはアツイ音楽が流れていたに違いない。退屈な学校の授業中、歌詞を机に書き出すことは、あり余る若いエネルギーをアウトプットする手段だったのかもしれない。若さ……。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

M-ON! MUSICの最新情報をお届けします。

この記事に関するキーワード

この記事を書いた人