自分らしさを映し出したアルバム『20』について家入レオが語る!

自分らしさを映し出したアルバム『20』について家入レオが語る!

家入レオ

Part.02 アルバム解説1“自分らしさを映し出す”

最新アルバム『20』は、“20年間を落とし込むことができた”と語る家入レオ。彼女にとって節目となり、自分を見つめ直したという今作をどのように思っているのだろうか。

INTERVIEW & TEXT BY 恒川めぐみ
PHOTOGRAPHY BY 青木早霞


愛って素晴らしいけど、憎らしいもの

── “10代を精算する”感覚は、このアルバムを作っていて掴めました?

家入レオ 掴めました。「little blue」なんかは特にそうでしたね。考えるといつも切なくなるんですけど、大好きな人たちが周りにいて「この人たちといつまでも一緒にいたいな」「一緒に頑張っていきたいな」と思っても、必ずいつかは懐かしい場所になってしまう。現実的に考えたら永遠は存在しないのかもしれません。でも私、時間軸の外になら永遠はあると思っていて。例えば傷ついたとき、記憶の中の幸せな夜だったり、喜びに満ちたいつかの日に戻ったら、もう一回、進んでみようって気持ちになれるんですよね。そこには私だけの永遠が存在しているから。そういうことを描いた曲なので、この先に何度もくじけそうになったら、この曲に帰ってくるんだろうなって思います。

──“ロイスローリー”という言葉とフレーズがとても印象的なのですが。

家入 “ロイスローリー”は私が好きな童話作家の名前なんですけど、その作品の中にはいろいろな痛みや喜びが詰まっていたんですね。そこに自分を映して読んでいたので、そのたった数文字の言葉は、私にとってはすごく大きな意味を持つものなんです。

R-150212-BA-1804

──自分らしさを表すひと言があるって、素敵ですね。

家入 私もそう思います。あと「love & hate」も私らしい……というか、この曲こそ自分の軸にいちばん近い歌だと思っています。愛されたいけど自信がないから着飾ったり、うまく嘘をつこうとしてしまう。でも、本当に愛してほしいのはその奥にいる自分だから、上辺の顔は見てほしくない。じゃあ結局、愛されたいの? 愛されたくないの? と自問自答の繰り返しで、闇の中から抜け出せない自分をそこから救い出してほしいと思っているんだけど、一方で、私の嘘に壊れるほど傷つくような、無垢で純粋な誰かを待っている自分もどこかにいる。……なんだかややこしい話ですよね(笑)。

──いえ、よくわかります。誰でも矛盾と欲深さは持っているものですから。

家入 そう。好きな人を支配したいっていう気持ちは誰にでもあると思うんですよね。大好きな人が「悲しいことがあったんだ」って言いながら側に来てくれたときに、その悲しみにできるだけ寄り添ってあげてはいるんだけど、目に見えないちょっとの隙間では「この人は私のことを選んでくれたんだ」という優越感があったり。愛って素晴らしいけど、憎らしいものでもあるんですよね。そういう、光だけじゃない、私の闇の部分も素直に描けたのは良かったなと思います。

M-150212-BA-1803

リリース情報

2015.02.25 ON SALE
ALBUM『20』
Colourful Records/ビクターエンタテインメント

J-150212-BA-1641

[初回限定盤/CD+DVD]¥3,400+税
[通常盤/CD]¥2,900+税

詳細はこちら


ライブ情報

“家入レオ 4th ワンマンTour ~20 twenty~”

05/04(月・祝)東京・日比谷野外大音楽堂
05/09(土)北海道・札幌ファクトリーホール
05/16(土)宮城・仙台Rensa
05/23(土)広島・BLUE LIVE 広島
05/24(日)香川・高松オリーブホール
05/30(土)福岡・福岡市民会館
05/31(日)鹿児島・鹿児島CAPARVO HALL
06/04(木)石川・金沢EIGHT HALL
06/12(金)栃木・エニスホール(野木町文化会館)
06/14(日)愛知・日本特殊陶業市民会館フォレストホール(名古屋市民会館)
06/21(日)静岡・三島市民文化会館
06/24(水)茨城・鹿嶋勤労文化会館
06/27(土)兵庫・三田市総合文化センター 郷の音ホール
06/28(日)大阪・大阪国際会議場メインホール(グランキューブ大阪)
07/04(土)東京・渋谷公会堂

 詳細はこちら 
 オフィシャルサイト

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