20歳を迎えた家入レオが、大人への第一歩を踏み出したアルバム『20』

20歳を迎えた家入レオが、大人への第一歩を踏み出したアルバム『20』

家入レオ

Part.01 『20』憧れていた大人への第一歩

2012年2月にシングル「サブリナ」でメジャー・デビューし、つねに人間が心のうちに秘める感情・思いを音楽にのせて歌い続けてきた家入レオ。そんな彼女も昨年12月に20歳を迎えさらなる大人への第一歩を踏み出した。その思いがつめこまれた最新アルバム『20』について、5日間に渡って紹介する。

INTERVIEW & TEXT BY 恒川めぐみ
PHOTOGRAPHY BY 青木早霞


あがいた日々はまったく無駄じゃなかった

──『20』というアルバム・タイトルにはどんな思いを込めたのですか?

家入レオ 『20(トゥエンティ)』と名づけてはいるんですけど、収録曲は19歳のときに制作したものがほとんどで。19歳って、いちばん20歳を意識して過ごした1年間だったんですね。デビューしてから今まで、自分ではまだ大人への計算式を解いている途中なのに、答えが目の前にバン! と置かれてしまうことが多くて、それに戸惑ったり葛藤したり。それで、特に19歳になってからは「20歳になったら」「20歳になれば」って自分によく言い聞かせていたんです。それは“頑張った分、絶対に素敵な未来があるはず。だから今はこの道を行こう”って、自分を説得するための言葉だったんですけど、あがいた日々はまったく無駄じゃなかった。このアルバムを完成させて、それを証明できる作品だなと確信したので、『20』というタイトルにしました。

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──そこまで20歳を強く意識したのはなぜ?

家入 早く強くなりたかったから、ですね。デビュー当時、私の発言に対して「あ、17歳でそんなこと言っちゃうの?」って言われたことがあって、それがすごくショックだったんです。人が抱える痛みに年齢は関係ないし、例えば8歳の子の痛みより50歳の人の痛みのほうが偉いなんてことも絶対にない。大人の大きい器で8歳の痛みを受け止めるのは、大したことではないのかもしれないけど、8歳の子どもは小さい体なりの痛みを抱えている。「そうか。何歳だろうと、ひとりの同じ人間として向き合ってもらうには、自分にはまだ経験や力が全然足りないんだ」ってわかったので、もっと一歩ずつ悔しい思いもしながら強くなっていかなきゃ。20歳になれば、それが少しは変わるかもしれないと思っていたからかもしれないですね。

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──苦しみから解放されたいんじゃなくて、大人と見なされるラインまで、痛みをきちんと実感して自分のなかに取り込んでいこう、って歩んできた10代だったんですね。

家入 そうですね。そして、20代の今を精一杯生きるためには、10代を精算しなきゃ、とも思ったんですよね。逃げていたら、20代を生きていても、10代の痛みが形を変えて延々と目の前に立ちふさがってしまうだけ。それではちょっと悲しいですよね。人間はそんなにうまくできていないので、20歳になったらすべて解決! っていうことはないんですけど、つねに痛みや弱さと向き合うことが大事。アルバム『20』には、そう信じてきた今までの私の20年間を落とし込むことができたと思っています。

リリース情報

2015.02.25 ON SALE
ALBUM『20』
Colourful Records/ビクターエンタテインメント

J-150212-BA-1641

[初回限定盤/CD+DVD]¥3,400+税
[通常盤/CD]¥2,900+税

詳細はこちら


ライブ情報

“家入レオ 4th ワンマンTour ~20 twenty~”

05/04(月・祝)東京・日比谷野外大音楽堂
05/09(土)北海道・札幌ファクトリーホール
05/16(土)宮城・仙台Rensa
05/23(土)広島・BLUE LIVE 広島
05/24(日)香川・高松オリーブホール
05/30(土)福岡・福岡市民会館
05/31(日)鹿児島・鹿児島CAPARVO HALL
06/04(木)石川・金沢EIGHT HALL
06/12(金)栃木・エニスホール(野木町文化会館)
06/14(日)愛知・日本特殊陶業市民会館フォレストホール(名古屋市民会館)
06/21(日)静岡・三島市民文化会館
06/24(水)茨城・鹿嶋勤労文化会館
06/27(土)兵庫・三田市総合文化センター 郷の音ホール
06/28(日)大阪・大阪国際会議場メインホール(グランキューブ大阪)
07/04(土)東京・渋谷公会堂

 詳細はこちら 
 オフィシャルサイト

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