日本人よりも、むしろ俺らのほうが詳しい!日本が大好きな海外メタラーたち

学ラン、怪談。征夷大将軍……。 こんなにも日本を愛する海外のメタラー

「外国人ってかっこいいー」「海外の文化って素敵!」と憧れを抱いている人は多いが、外国人の中にも日本に対して同じことを思っている人たちはいる。メタラーにもいる。結構たくさんいる。日本の侍や刀が彼らの闘争心をくすぐっているとか、日本男児の性格が好きだとか、いろんなメタラーがいるが、とりあえず観てみることが大事! ということで、日本が大好きすぎるメタラーたちを紹介する。

◇ウィスパード「JIKININKI」

多種多様なメタラーたちを世界に送り出しているメタルの王国、フィンランド。そんなフィンランドの地に日本が大好きなバンドが誕生した。’’KABUKI METAL’’を標榜する“ウィスパード(Whispered)”は、日本が大好きすぎて、日本のことだけを歌っているメタルバンド。同曲の冒頭の語り部分は日本人を起用し、歌舞伎メイクも着物もしっかりと真似ている、日本大好き集団。初期の頃は侍や戦についての曲が多かったが、今では日本の歴史や怪談をテーマに作曲しているのだとか。

◇トリヴィアム「Kirisute Gomen」

アメリカ人の父と日本人の母の間で山口県岩国市で生まれたハーフ・メタラー、マシュー・キイチ率いる人気バンド“トリヴィアム(Trivium)”も、日本が大好きなバンドで知られている。ハーフだから日本が好きで当然! と考えている人もいるが、彼は幼少期にアメリカに移住しており、日本への来日を重ねて日本の魅力に惹かれていった。同曲が収録されているアルバム名は『将軍』。日本に来た際にツアー関係者から聞いた征夷大将軍の話に関心を持ち、その情熱のままアルバムを作ってしまったのだという。ちなみに、アルバム・ジャケットに描かれている「将軍」の文字は、行きつけの寿司屋のオーナーの妻が書いたらしい。

◇ライズ・オブ・ザ・ノーススター「Phoenix」

親日として有名なフランスのバンド“ライズ・オブ・ザ・ノーススター(Rise of the Northstar)”。渋谷を闊歩しているミュージック・ビデオを撮影したり、学ランを着たミュージック・ビデオを撮影したり、甲子園について歌ったりと、日本の学生が大好きなようである。自分たちのことを「不良コア」や「少年ジャンプコア」と呼んだりもするらしい。東日本大震災の直後、彼らなりのメッセージを込めて日本語歌詞付きで発表された「Phoenix」は、日本のファンや被災者に向けてのもの。メタルという性質上、少し刺激的な歌詞だが、彼らなりの想いが込められているチャリティー・ソングだ。ちなみに、日本の不良に憧れている彼ら、自分たちが所有する学ランは日本のヤフオクで購入したらしい。

不良文化とか、征夷代将軍とか、日本人でも中々手を出さない領域に果敢に踏み込んでいくメタラーたち。海外ドラマにはまったりするのも楽しいけど、たまには彼らのように日本文化にのめり込むことも悪くないかもしれない。

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