ベガスが熱い!セレブ歌姫が次々と“カジノの都”へ向かう理由とは?

TEXT BY 村上ひさし

ギャンブルだけではない! 歌姫たちが次々とやってくるベガスの地

ラスベガスと言えばギャンブルの街という印象を持つ人は多いはず。けれども世界屈指のエンタメ都市でもあります。シルク・ドゥ・ソレイユを始めとする華やかなショーやレビュー、マジックやコメディなどなど、連日様々なパフォーマンスが繰り広げられ、もちろんトップ・シンガーたちのライブ・コンサートも例外ではありません。よく知られているところではセリーヌ・ディオンやエルトン・ジョンが長期にわたってコンサートをやっていましたよね。

最近では若年化が進み、パーティ・タウンとしての顔も持つようになったベガス。ブリトニー・スピアーズのベガス進出が叶ったのも、そういう変化があってのこと。昼間はEDM系のDJのスピンするプール・パーティで遊び、夜は歌姫のコンサートを鑑賞し、その後ナイト・クラブへと繰り出す、というのが定番メニューのようです。

さて、そんなブリトニーの常設コンサート“ピース・オブ・ミー”が2年目に突入。契約更新を発表したと同時に飛び込んできたのが、御大マライア・キャリーのベガス初進出のニュース。5月からスタートするこの常設コンサート、マライアのベスト・アルバムと同じく『#1′s』と冠され、彼女のNo.1ヒットばかり全18曲を披露するそうです。

さらにマライアの宿敵、永遠のライバルとされるジェニファー・ロペスのベガス進出もそろそろ実現しそうなのだとか。既にトライアルも済ませて着々と準備の様子。間もなく発表になりそうです。このマライアとジェイロウのガチンコ勝負、実現すればどちらに軍配が上がるのか? あちこちで熱く討論されているけれど、最近歌唱にムラのあるマライアよりも、パフォーマーとしてのプロ意識が跳ね上がっているジェイロウに有利な風向きのようです。

彼女たちの他にも、先日来日を果たしたダイアナ・ロスが4月に短期コンサートを予定していたり、ジャネット・ジャクソンも遂に今年ベガスに進出ではないかと言われています。しかし、このベガス常設公演、歌姫たちにとって一体何がそれほど魅力的なのか。ズバリ一番は高額ギャラでしょう。ブリトニーはひと晩に3000万円以上、ジェイロウは4000万円近くを稼ぐと言われていますから……それを週3回、年間70本とかやった暁には、もはや天文学的数字……。主催者(主にはホテル)側としても、看板コンサートがあることで客寄せとなり、宿泊施設やカジノも潤うので、高額ギャラも痛くはないのでしょう。全国ツアーとは異なり、連日の移動や舞台設営が不要なのもメリット。しかもゴージャス好きの歌姫にとっては、豪華ホテル最上階のペントハウスを住まいとして与えられ、ラグジュアリーな施設が使い放題だったり、さらにはロサンゼルスの自宅からプライベート・ジェットで送り迎えしてもらえるという至れり尽くせりの生活。子供や家庭があれば、ますます魅力的に映るはずです。

ただし、ラスベガスって日本からだと経由便しかないのが珠にキズ……ですよね。ちょっぴり行き難くはあるのですが、エンタメ観賞&パーティ三昧を目的とした海外旅行の候補地に加えてはどうでしょう。日本でもカジノ構想が盛り上がっているようですが、エンタメ方面の充実も考えてほしいところです。

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