嫌が上でも好奇心を掻き立てられてしまう「宇宙」がテーマの曲

2015.02.14

作り手も聴き手も宇宙飛行士も魅了する「宇宙」

ビートルズ・ファンが多いと言われているNASA(米航空宇宙局)が設立50周年を記念してビートルズの名曲「Across the Universe」を北極星に向けて発信したのは2008年。実際に到着するのは約424年後だが、音楽と宇宙の結び付きを強くしたこの出来事にはあのポール・マッカートニーも歓喜したのだとか。実は、国際宇宙ステーションに滞在している宇宙飛行士は音楽を聴くことが日課になっているらしいし、ミュージシャンの中でも宇宙をテーマに作曲をしている人も多い。そこで今回は、聴けば宇宙飛行士気分を味わえるかもしれない、宇宙をテーマに作られた曲をいくつか紹介する。

◎デヴィッド・ボウイ「スペイス・オディティ」

イギリスの世界的人気歌手であり、役者としての顔も持つデヴィッド・ボウイは、宇宙の魅力に取りつかれた人物のひとり。彼を代表する名曲のひとつ「Space Oddity」は、人類の月面着陸が近付いていた1969年7月にリリースされ、彼を人気歌手にのし上げた。同曲は宇宙飛行士からも人気が高く、この曲を実際に国際宇宙ステーションで録音した人もいる。

宇宙飛行士のクリス・ハドフィールドは、この曲をカバーすることによって人類で初めて宇宙で音楽を録音した人物になった。この映像、ギターと歌は宇宙で録音されたものであり、国際宇宙ステーション独特の音が音源内に紛れ込んでいるのもポイント!

◎ローリング・ストーンズ「2000 ライト・イヤーズ・フロム・ホーム」

人気ロック・バンド“ローリング・ストーンズ”のこの曲はタイトルの通り、宇宙の旅をイメージして作られたものである。人類の宇宙に対する期待が高まっていた1967年に発表されたアルバムに収録され、その壮大さとローリング・ストーンズらしからぬ構成が話題を呼んだ一方、ライブ演奏は不可能と言われたこともあり、評価がかなり分かれていた。しかし、メンバーのお気に入りの曲ということもあり、発売から20年が経過したツアーの最中に見事演奏し、観客たちを驚かせたのはファンの間では有名な話。

◎ディープ・パープル「スペース・トラッキン」

ハード・ロック界を代表する大御所“ディープ・パープル”の名曲「Space Truckin」は、宇宙旅行中にロッカーたちが暴れまわる、少しロックなテーマで作られた。ファンの間でも人気が高いこの曲、ライブでは10分以上のロング・バーションを演奏することが多く、その度にメンバーが好き放題暴れまわることもある。ちなみに、1974年のとあるライブでは、ギターでテレビカメラを破壊し、アンプが爆発して火災になったこともあり、この「事件」はバンド史上最も破天荒なものであったというファンもいるほどだ。

最近は天文学が密かなブームになっているみたいだし、宇宙の大きさに比べれば私の悩みなんてちっぽけなものさ! と言って宇宙を悩み解決に利用している人もいるし、人間は皆宇宙に惹かれるようだ。行く機会はないけど、宇宙の映像を流しながらこれらの曲を聴けば、少しは行った気になれるはず。

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