官能ブーム到来?映画に併せて音楽界もすごいことに〜♪

2015.02.13

TEXT BY 村上ひさし

>過激シーン連発の映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』は音楽も……

 秘宝館が次々と消えているそうですが、海外では空前の官能小説ブーム。ご存知でしょうか?──『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』という作品。原作は世界50ヵ国以上で翻訳され、累計1億部を超えるという大ベストセラー。この女性向けのエロティック小説が空前の大ブームを巻き起こしているのですが、その小説が遂に映画化。バレンタイン・デーに日本を含む世界で同時公開となります。既に小説を読んで興奮気味の女性ファンたちを、いかに満足させられるかが課題のこの映画。女性たちの妄想に応えるべき主演男優選びから難航したり、途中で降板劇が勃発したり(最終的にはモデル出身のジェイミー・ドーナンに決定)、過激な内容をどこまで描写できるのかといった疑問もあって常に注目の的。音楽界からはリタ・オラも銀幕初出演。そして音楽が、これまたとんでもなくエロティックなことに……まずは予告編を観ていただくとして。

 お気付きのように、ビヨンセの大ヒット曲「クレイジー・イン・ラヴ」が原曲とはまったく違うセクシー・バージョンへと刷新。ビヨンセはもう一曲、「ホーンテッド」のリミックスもこの映画のサントラ用に提供。去年の夏頃から、彼女の歌声をバックにした短いティーザーhttp://instagram.com/p/qp2Maivw5b/?modal=true(ビヨンセのインスタグラムより)が出回っていたので、この曲の妖艶な世界観が映画のムードを代弁していると考えていいんじゃないでしょうか。

 正式な1stシングルはザ・ウィークエンドの「アーンド・イット」。アリアナ・グランデとのデュエット曲「ラヴ・ミー・ハーダー」で初の全米トップ10入りを果たすなど絶好調のカナダ人シンガーが、これまたセクシーな歌を披露しています。そしてビデオなのですが……いつもは気になる彼の髪型がまったく目に入らないくらい、女性ダンサーたちの見事な肢体に釘付けになるのではないかと。

 エリー・ゴールディングの歌う第2弾シングル「ラヴ・ミー・ライク・ユー・ドゥ」は、公表されるや否や全英No.1を獲得。カルヴィン・ハリスとの「アイ・ニード・ユア・ラヴ」やソロ名義の「バーン」など、大ヒット連発の英国人シンガーが挑発的に歌い上げます。ビデオのほうも、彼女自身も映画のエロティックな世界に迷い込んだかのようなドキッとさせられる内容です。

第3弾シングルはシーアの「ソルテッド・ウーンド」。「シャンデリア」の大ヒットで昨年ブレイクを果たしたオーストラリア人シンガーは、これまでにも『ハンガーゲーム』や『華麗なるギャツビー』『ANNIE/アニー』といった大作映画に音楽を提供。映画界にも欠かせない才能です。そのシーアの他、ローラ・ウェルシュやジェシー・ウェア、アニー・レノックスといった女性シンガーがサントラには参加。女性陣が充実しているのは、やはり『セックス・アンド・ザ・シティ』以来と言われる熱狂を女性の中に巻き起こしている作品だからでしょうか。

 というわけで、音楽面でもたっぷりエロスを感じていただけたでしょうか。海外では前売りだけで記録を樹立したという『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』。日本にもこの熱気は伝染するのでしょうか。『エマニエル夫人』や『ナインハーフ』以来の官能ブームの到来となるのかどうか気になるところです(って、知らない人は昭和世代にでも尋ねてくださいね……自己責任でw)

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