10周年イヤーに突入した、GRANRODEOの2015年第1弾シングル

10周年イヤーに突入した、GRANRODEOの2015年第1弾シングル

GRANRODEO

「黒子のバスケ」と5度目のタッグを組んだニュー・シングル「Punky Funky Love」。これまで培ってきた関係性や作品に対する想い、そしてGRANRODEOのあらたな一面を提示した内容になっている。

INTERVIEW & TEXT BY 森 朋之


これくらい遊んじゃってもいいのかって


──2015年第1弾シングル「Punky Funky Love」はTVアニメ「黒子のバスケ」第3期オープニング主題歌。GRANRODEOが手掛けた「黒子のバスケ」楽曲は5曲目になりますが、今回はどんなテーマで制作されたんでしょうか?

e-ZUKA 「第3期はこういう展開になるから、主題歌の曲調はこういう感じで……」という話があったわけではなく、「明るめの曲で」くらいのオファーだったんですけどね(笑)。今までの「黒子のバスケ」の主題歌とは違うテイストで、GRANRODEOとしても新しい曲にしたいというのはありました。全体としてはパーティ・ロック的な、サビは倍のテンポになるっていう。あと、ちょうどこの曲を制作している時期に80年代ニュー・ウェイブの特集をテレビでやっていて、そのテイストも自然と入ってるかもしれないですね。PLASTICSやP-MODELとか。

──「Can Do」「RIMFIRE」など、歌詞のなかに過去の「黒子のバスケ」主題歌のタイトルが入っているのも印象的でした。

KISHOW これまで培ってきた「黒子のバスケ」とGRANRODEOの蜜月の関係の歴史を投影させてみようかと(笑)。今回で5作目なので、これくらい遊んじゃってもいいのかって。曲調も今までにないほどポップだし。

──ミュージック・ビデオ(以下MV)もめちゃくちゃ派手ですよね。

e-ZUKA こちらから提案したわけではないんですけど、あの映像もニュー・ウェイブっぽいんですよね。アナログ・テクノみたいなテイストというか。(アーティスト写真で)KISHOWが着ているピンクのジャケットもマイケル・モンローみたいだなって思ったし。ファッションのことはよくわからないけど、80年代のテイストがまた来てるのかも。

KISHOW そのあたりの音楽は全然通ってないんですけどね、俺は(笑)。

どういうジャンルであっても
自分たちらしくやれるようになった


──2曲目「追憶の輪郭」はAOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)テイストの大人っぽいナンバー。

e−ZUKA アルバム『カルマとラビリンス』のときに制作していた曲なんですよ、実は。ギターのフレーズが軸になっているんですが、今までだったらサビでディストーション・ギターを入れたり、もっと派手な展開になってたと思うんです。でも、この曲に関してはシンプルな構成にしようと思って。

KISHOW GRANRODEOとしては、完全にやったことがないジャンルですよね。今年でふたりとも40代になるし、こういう大人っぽいこともやれるんだぞ! というのを軽いジャブとして見せた感じなのかな。単純にこういう曲をうまく歌いこなせたらかっこいいだろうなっていうのもあるし。ただ、歌詞を書くのは非常に苦労しましたね。自分が持っていない引き出しを無理矢理開けたというか。

──大人の恋愛を想起させる、切ない歌詞ですよね。

KISHOW それもGRANRODEOの幅に繋がるのかなと。たぶん、5年前だったら、プロデューサーに「これはGRANRODEOがやらなくてもいいでしょ」って言われてたと思うんです。今はどういうジャンルであっても自分たちらしくやれるようになったのかなって、非常に自己満足しています。

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今年はGRANRODEOを推すよ!


──3曲目「wish」は感動的なロック・バラードで。

e-ZUKA 2015年の始まりであり、10周年イヤーの感謝を歌った曲を収録したかったんですよね。パワー・ロック・バラードなんですが、思った以上にクリスマスっぽくなってしまって。ちょっと時期を間違えました(笑)。

KISHOW プロデューサーから「10周年の感謝の気持ちをテーマにした歌詞」という要望があったので、そこを混ぜてみました。全面的に感謝の気持ちを出すのはちょっと大仰というか、カップリングの曲でやることでもないかなっていうのもあったので、滲ませる程度なんですけどね。10周年を迎えて「これからもよろしくね」という意味合いを込めています。

──10周年のアニバーサリーはしっかり感じていると?

KISHOW 「このタイミングで感じなかったら、いつ感じるの?」っていう話ですから(笑)。ひとつのことを10年続けるのって、大したもんだよなって思うしね。たぶん、スタッフもいろいろ考えてくれてると思うんですよ。「今年はGRANRODEOを推すよ!」って(笑)。

──大きな節目の年になりそうですね、2015年は。

e-ZUKA 節目というより、新しいスタートという感じなんですけどね。アニメとのタイアップも多いから、若い人たちにも受け入れられる曲を作っていきたいし。迎合するわけじゃなくて、つねにフレッシュな感覚でやっていきたいです。

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そこはロック・バンドのライブですから


──2月からは全国ツアー“GRANRODEO LIVE TOUR 2015 カルマとラビリンス”もスタートしますが。

e-ZUKA アルバム・ツアーは『CRACK STAR FLASH』以来だから、3年ぶりくらいかな? 今回はわりとコンセプチュアルなアルバムだったから、会場に入った瞬間から、その世界観を感じられるような仕掛けも用意しようと思っています。

KISHOW ツアー・タイトルにも「カルマとラビリンス」と銘打ってますからね。まあ、ライブの後半はいつものように、大立ち回りの末の大団円になると思いますが。やっぱりそこはロック・バンドのライブですからね。


リリース情報

2015.01.28 ON SALE
SINGLE「Punky Funky Love」
Lantis

J-150127-YS61

[初回限定盤/CD+DVD]¥1,800+税
[通常盤/CD]¥1,300+税
[アニメ盤/CD]¥1,300+税

詳細はこちら


ライブ情報

GRANRODEO LIVE TOUR 2015 カルマとラビリンス
詳細はこちら
オフィシャルサイト

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