温かい空気が生まれる“岡田将生×HY”のスペシャル対談!

2015.01.23

温かい空気が生まれる“岡田将生×HY”のスペシャル対談!

岡田将生×HY

映画「想いのこし」を通じて交流が深まった、俳優・岡田将生とHY。この二組が掛け合わさると、どこか温かい空気が流れ始める。とてもぬくもりのある対談をお届けします!

INTERVIEW & TEXT BY 大庭利恵
PHOTOGRAPHY BY 加藤千絵


──映画「想いのこし」の特別試写会や舞台挨拶、撮影などで、かなり長い時間一緒に過ごされたと思いますが、お互いの印象はいかがですか?

仲宗根 泉 俳優さんや女優さんは、どうしても近寄りがたいオーラがあるじゃないですか。私たちミュージシャンからは、そんなに気楽に話しかけられないけど、ものすごく気さくに話しかけてくれるんですよ。ご本人は、人見知りだっておっしゃってたけど、そんなことないんじゃないかってぐらい。

岡田将生 僕、中学時代からHYを聴いてきてたのでうれしかったです。

名嘉 俊 そうそう。舞台挨拶でも、そう言ってくれたのが、めちゃくちゃうれしかったんだけど。

──出会いの曲とか覚えてますか?

岡田 最初に聴いたのは、「ホワイトビーチ」ですかね。たぶん、友達に教えてもらって。でも、よくカラオケで歌ったのは、「AM11:00」です。

──初めて買ったCDではない?

岡田 そ……そうですね。すみません(笑)。

名嘉 ちなみに僕がいちばん初めに買ったCDは、華原朋美さんです。だから、復活してくれたときはうれしかった!

岡田 なんで今、それ言ったんですか(笑)。

仲宗根 お前の話は、どうでもいいから(笑)。

──撮影中は、どんな話を?

新里英之 実は僕、「想いのこし」で初めて岡田さんがお芝居しているところを観させてもらったんですね。ガジロウという役は、男として“なにやってんだよ”って思っちゃうぐらい軽くて、ダメなヤツなんですけど、お会いしたら、普通に気楽に話せるのが不思議なぐらい存在感があって。うわぁ、話せるかなと思ったら、結構共通点があってね。

岡田 そうですね。学生時代バスケットをやってたとか、沖縄出身の友達がいるので、そいつの話とかしましたね。

新里 その友達が、泡盛好きなんだよね。

岡田 そう。そいつは、飲みにいくと「沖縄人は、泡盛しか飲まないんだ」って言って、ずっと泡盛なんですよ。で、勧められて飲んでるうちに、俺はベロベロになっちゃうから、皆さんはどうなのかなと思って。

許田信介 そんなに飲むんだ。

岡田 結構飲むほうだと思います。

仲宗根 酔ったら、どうなるの?

仲宗根 陽気になる?

岡田 はい(笑)。

名嘉 もちろん、俺たちも泡盛を飲むときもあるけど、だいたいは普通にビールだよ。

岡田 やっぱりだまされてたか(笑)。

──岡田さんが、初めて「あなたを想う風」を聴いたときの印象は?

岡田 HYらしいなと思いました。この映画を締めてくれるような、温かくて優しい曲なんですよね。タイトルにもあるけど、本当に風を感じる曲で、とっても自然に涙を流せる気がしましたね。

──曲から、温かさを感じた?

岡田 はい。その温かさが、映画として伝えたいものと同じだなと想いましたね。


もっとそばにいる人に優しくしなくちゃいけない。大事なことは言葉にしておかなきゃ

──HYの皆さんは、映画の台本を読んでから楽曲制作に入ったそうですけど、具体的にこのシーンを反映したみたいなのは、ありましたか。

新里 最後のシーンなんですよね。あの……でも、オチだから言っちゃダメですよね?

岡田 ラストシーンだけはダメだと思います。

新里 だよね(笑)。なので、全体から感じたことを話させてもらいますけど、人生の最期っていうのは、誰しも訪れる。それは、僕らにも──。そう考えたとき、もっとそばにいる人に優しくしなくちゃいけない。大事なことは言葉にしておかなきゃいけないと思うようになったんですね。30歳になって、メンバーに「ありがとう」と言えるようになってきたけど、それ以上の照れくさい言葉は、やっぱり避けてしまう。でも、この映画を見て、大事な人たちに僕ができることってなんだろうって考えなきゃいけないなと思いましたね。

──舞台挨拶では、何度も歌詞を作り直したと話してましたが。

新里 いろんな場面で、何度も泣いたんですけど、込み上げる想いの種類がみんな違ってて。ただ優しいだけじゃない。ただ切ないだけじゃない。そのどこに焦点を当てていくべきか、ちょっと悩んだもので。

宮里悠平 最初に依頼が来たときは、ラブソングを求められるのかなと思ったけど、恋愛だけじゃない、いろんな愛の形が詰まった作品だったからね。

新里 そうなんだよね。

仲宗根 どんなことも自分の身に起きないと大切なことってわからないでしょ。明日って必ずくるものだって思うじゃないですか。特に私なんて、子供がいるので広末(涼子)さんの役に感情移入してしまって。岡田さん演じるガジロウが、広末さんの想いを遂げてくれることに感謝しましたからね。

岡田 そう思ってもらえたら、すごくうれしいです。

──ガジロウも、想いを残した4人の感情を持って演じなきゃいけないんですもんね。

岡田 そうですね。そこがいちばん大変でしたね。

許田 そう! 僕が岡田さんを観たのが、「リーガルハイ」の弁護士役だったんで、もっとツンツンしてるひとなのかと思ってたんですよね。そしたら、映画でチャラチャラした役から、ポールダンスを本気でやってたりして、全然違うじゃんと思ったんですよ。しかも、役作りとかってするんですかって聞いたら、キャバクラに行ったって言うし。

岡田 役作りですって!

名嘉 そういう場所で、女の子としゃべれるの?

岡田 いえ、全然(笑)。もうひたすら笑ってるだけでしたね。

許田 でも、役作りだから?

岡田 役作りだから!(笑)

名嘉 ストイック!(笑)


この感謝の気持ちをどうにかして伝えようと思って、この間置手紙しました

──信介さんは、この映画を観て感じたことは?

許田 俺ね、家族に対して口が悪いんですよ。

メンバー全員 (うなづく)

許田 みんなが話してたように、明日がくることが当たり前じゃないんだって思うようになって、この感謝の気持ちをどうにかして伝えようと思って、この間置手紙しました。

名嘉 言わないのかい(笑)。

許田 さすがに、まだ言葉では恥ずかしいからな。

新里 でも、一歩前進だな。

──では、最後にHYの曲を含めて映画みどころを岡田さんから。

岡田 “あなたに出会ったその日から”という歌詞があるんですね。ガジロウは、ずっとひどい生活を送っていたのに、死んでしまった4人に出会い、想いを叶えてあげたいと思ったときから、少しずつ変化していくんです。何も起こらなければ、ずっと変わらなかったことが、ちょっとしたきっかけで変わることができる。この映画が、何か考えるきっかけになってもらえたらうれしいなと思います。

名嘉 話題になってるポールダンスのシーンもね、すごくいいからね。たぶん、今日も踊ってくれると思ってます。

仲宗根 棒を観ると踊りたくなるらしいですからね(笑)。

岡田 うわぁぁぁぁ、無理無理むりーーー(笑)。


INFORMATION

映画「想いのこし」
出演:岡田将生、広末涼子、木南晴夏、松井愛莉、巨勢竜也、高橋努、川籠石駿平、佐藤二朗、村杉蝉之介、加賀丈史
監督:平川雄一朗
主題歌:HY「あなたを想う風」(ASSE!!Records/UNIVERSAL J)


リリース情報

2014.12.03 ON SALE
ALBUM『LOVER』
ASSE!!Records/UNIVERSAL J

20141022¥3,600+税

詳細はこちら

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