「今まで知る機会もなかった愛」を歌った、KANA-BOONニュー・アルバムの中で特別な曲とは!?

2015.01.22

「今まで知る機会もなかった愛」を歌った、KANA-BOONニュー・アルバムの中で特別な曲とは!?

KANA-BOON

Part.04【新曲解説③】「愛にまみれて」「スノーグローブ」「パレード」

5日間に渡って、KANA-BOONの2ndアルバム『TIME』を特集。第4回は、新曲「愛にまみれて」「スノーグローブ」「パレード」についてです! さまざまな過去の出来事を乗り越え、バンドとして、いち個人として成長を遂げた4人が歌う、未来への決意をぜひ聴いてほしい!!

INTERVIEW & TEXT BY 本間夕子
PHOTOGRAPHY BY 山本さちこ


僕にとっての愛とはどういう存在かを歌った

──9曲目「愛にまみれて」は歌詞ですごく苦労されたと先ほどおっしゃっていましたが。

谷口鮪 この曲は僕にとっての愛とはどういう存在かを歌った、アルバムの中でもいちばん特別な歌で。自分にとってこういうタイプの歌詞を書くのが初めてなんですよ。この曲を通して自分が本当に言いたいことっていうのは何なんやろ? とか、どういう人に向けたい曲なのか、はたまた自分に向けて歌っている曲なのかとか、いろいろ考えながら言葉を探していったらすごく時間がかかってしまって。全然1行も出来ないまま、苦しみながら作った曲ですね。

C-150116-FY-1839

──本当に言いたいこと?

谷口 “今、愛にまみれている”ってことかな。今まで知る機会もなかった愛というものを知って、何より変われた自分と今までの自分を肯定してあげることができたっていう。それを知ったおかげで、すごく人間的にも成長できたので。

──演奏も苦労されたんですか。

古賀隼斗 かなり大変でした。アルバムをザーッと聴いていただいただけでもわかると思うんですけど、この曲だけすごく雰囲気が違っていて。曲作りしているときも僕がギターを入れる前からもう曲の雰囲気が出来ていたんですね。KANA-BOONってギターが曲の表情を作っているところもあるので入り方によっては世界観を潰してしまうし、逆によりいいものにもできるわけで。これはワーミーっていうエフェクターを使ったんですけど、下手すると曲を壊しかねない音色だったりもするんですよ。でも、どうしても入れたくて。どうやったらこの音色を曲の世界に混ぜられるかすごく苦労しましたけど、結果、大成功でしたね。

飯田祐馬 僕もこれは雰囲気を大事にした曲で。ただ、大事にしようとしすぎてしまって最初、音数を増やし過ぎちゃったんですよね。あとからめっちゃ減らしたんですけど、音数を少なくして、なおかつ切ない雰囲気にするのがすごく難しくて。めっちゃ頑張りました、これは。

C-150116-FY-1840

──ドラムはどんな感じで?

小泉貴裕 この曲は珍しく静かなところから始まるので、自分の気持ちを前面に出すというより、曲に寄り添う形での作り方をしていって。展開的にはシンプルでずっと同じリズムを叩いているんですけど、状況に応じて叩き方を変えたりしているので、僕にとっては不思議な曲でもあり、“こういう曲が作れるんや!”って自分でも驚いた曲でもありますね。

──11曲目「スノーグローブ」は「スコールスコール」とはまた違った切なさの沁みる1曲ですね。

谷口 スノードームの中の人形が外の世界の女の子に恋をして、っていう架空のストーリーを、映像を頭に思い浮かべながら歌詞にした曲で。本物になりたいと願う人形が主人公の歌ですね。

C-150116-FY-1841

──リリースのタイミングとの季節感もばっちりで。

谷口 今までばっちり季節モノっていう曲を作ったことがなかったんですよ。「さくらのうた」「桜の詩」とかはあるけど、あれも春の歌っていう感じはせぇへんし。「スノーグローブ」はベルの音が入っていたり、シンセもわりと雪のイメージでシンとした音を使っていたり、サウンドメイクも僕の中の“冬っぽさ”に忠実に進めていきました。ただ、シンセとかは歌録りのあとのタイミングで入れたんで、そういうイメージでしたけど、楽器隊の段階ではまだちゃんとしたテーマもなかったんで。

古賀 雪の曲っていうのも知らなくて、ミックスチェックのときに初めて全部の音が入ったのを聴いて“こうきたか!”って思いましたからね。歌メロとか最初はエモさもあったんですけど、曲調もかなり変わってすごく冬の曲っぽくなって、めちゃくちゃ化けたなって。

飯田 僕はこれ、曲作りの段階からすごく気に入っていたんですよ。コード感とか王道で、なおかつ他のバンドにはないKANA-BOONらしさもある曲だったので。この曲があるからこのアルバムは大丈夫やなって思えたくらい、こういう曲がやっぱり好きなんですよね。どんどん肉付けされていく中でも“すごい曲が出来るぞ”って確信があったし、その上で最終的にこのアレンジだったので、僕ひとりでめっちゃテンション上がってましたもん(笑)。いい意味で裏切られた部分もあるけど、“いい曲”っていうのはブレてなくて、すごく自信のある曲ですね。

C-150116-FY-1842

大阪城ホール、日本武道館でこれをやったら幸せで泣くと思う

──ラストの「パレード」はまさしくアルバムの締めにふさわしい曲ですよね。未来に向けての覚悟や意志が歌詞のみならず音にも溢れた本当にいい曲だと思います。

谷口 もう曲を作っているときからアルバムの最後に収録しようって決めていましたから。アルバムはもちろん、3月の大阪城ホール、武道館ワンマンに向けて作った曲でもあるんですよ、これは。デカい記念のステージにふさわしい曲を作ろうってところから生まれたので、必然的にそういう位置づけになりましたね。

小泉 この曲は僕の中でいちばん気持ちを込めました。去年1年、感じたこととか、ドラムでツラかったこととか達成感とか、全部詰め込んだし、城ホール、武道館で演奏しているイメージもできたし。そのワンマンをしっかりやって次に進むぞって決意を心の中でしながら作れたので、すごく思い入れがありますね。たぶん僕、城ホール、武道館でこれをやったら幸せで泣くと思います。イメージしただけでもウルッとくる(笑)。

谷口 じゃあ当日はこいちゃんの泣きっ面を(一同爆笑)。

古賀 間違いなく見どころやな(笑)。

リリース情報

2015.01.21 ON SALE
ALBUM『TIME』
キューンミュージック 

J-140114-FY-1306

[初回生産限定盤/CD+DVD] ¥3,700+税
[通常盤/CD] ¥2,700+税

詳細はこちら


ライブ情報

“KANA-BOONのとぅるとぅるかむとぅるーTOUR 2015”
ツアー特設サイトはこちら 
詳細はこちら


オフィシャルサイト

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

M-ON! MUSICの最新情報をお届けします。

この記事に関するキーワード

この記事を書いた人