目標を達成したからって終わるバンドじゃない!ボーカル、谷口が語るKANA-BOONのいいところ!!

2015.01.20

目標を達成したからって終わるバンドじゃない!ボーカル、谷口が語るKANA-BOONのいいところ!!

KANA-BOON

Part.02 【新曲解説①】「タイムアウト」「LOL」「ターミナル」

5日間に渡って特集する、KANA-BOONの2ndアルバム『TIME』。第2回は、新曲「タイムアウト」「LOL」「ターミナル」の3作について4人が語ってくれた。曲順にこだわりを持って制作されただけあって、アルバム冒頭この3曲の流れからバンドの成長がうかがえる。

INTERVIEW & TEXT BY 本間夕子
PHOTOGRAPHY BY 山本さちこ


“こいちゃんやのに、こんなことすんねや!”って(笑)

──1曲目「タイムアウト」はそれこそKANA-BOONの怒濤の日常を象徴するような曲で。

谷口鮪 もうそのまんまです(笑)。

──勢いのある分厚いバンドサウンドが切迫感にいっそう拍車をかけていますよね。歌詞自体は短くてシンプルだけど、1曲目にしてものすごい聴き応えだなと。

谷口 1曲目からドカン! とKANA-BOONの成長度を見せたくて。ボトムの強さを押し出した曲ですね。

C-150116-FY-1223

──ドラムのフィル始まりも印象的でした。

小泉貴裕 もともとはカウントからギターリフかな? みんなで一斉に入っていた曲なんですけど、急遽フィルを入れることになったんですよ。そこからライブでの持っていき方とかのイメージが出てきて。だからライブをいちばん意識できた曲ですね。早くやってみたいです。

古賀隼斗 めっちゃ緊張すると思うで(笑)。

飯田祐馬 こいちゃんってカウント始まりが多くて、今まであんまりフィルインすることなかったんですよ。だからこれ聴いて僕、“おお、入れてきた!”ってすごいゾクゾクしましたね。“こいちゃんやのに、こんなことすんねや!”って(笑)。

古賀 こいちゃんやのに、っていうのはあるな。

谷口 見た目に反して(笑)。

飯田 そう。ギャップ萌えや! と思って。このフィル、めっちゃ好きなんですよ。

小泉 じゃあ全部フィルで曲、作ろうか(一同爆笑)。

古賀 フィルアルバム(笑)。

谷口 フルアルバムじゃなくて(一同爆笑)。

飯田 いや、でもホント1曲目にいちばんふさわしい曲になりましたよね。何回聴いても飽きないし。

C-150116-FY-1224

──2曲目「LOL」は何の略ですか。

谷口 “laugh out loud”(声を出して笑う、の意)っていう英語の略で、“LOL”はネットスラングで“バカにする”とか“あざ笑う”意味で使われているんですよ。歌詞の内容もそういうテーマで書いています。

──演奏もさらに鋭さを増していますし、立て続けに攻めますね。

谷口 この1曲目、2曲目の流れがカッコいいですよね。そもそも「LOL」は2曲目を目指して作った曲なんですよ。スタジオでアルバム曲を並べてみたときに2曲目にしっくりくる曲がなくて、じゃあ2曲目っぽい曲を作ろうって言って作ったんです。曲間も短めに設定して、いい感じの流れになりましたね。

古賀 この曲はすごく面白くて、音でいろんな工夫がされているんですよ。1番のAメロと間奏を挟んでのAメロではギタープレイも全然違いますし、2番のAメロでは歌がラップ調になるのに合わせてギターやドラムも裏ノリになってたり、そのままサビに入っちゃったり。「LOL」ってオクターブ奏法で始まるんで、最初のリフはちょっと苦労しましたけど、味付けしていくうちに愛着もどんどん湧いてきて、めちゃくちゃいい曲に仕上がりました。2曲目らしい曲だなって思いますね。

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みんなで走らへんわ、電車に乗ってんねん!

──そして3曲目「ターミナル」。

谷口 これはバンドの歌で。上京して音楽の世界っていうものに踏み入って、そこで感じたこととか僕らのスタンスとか、そういうのを歌にしています。曲調もスタンダードやし、アルバムの中でもいちばん堂々としている曲だなって。

──飯田さん、この歌詞に共感するところは?

谷口 これはテストやで。ちゃんと歌詞覚えてるかどうか。

飯田 覚えてるって。ま、頑張っていこうや、みんなで走っていこうやって感じの曲ですね(笑)。

谷口 ふざけんな、しばくぞ(一同爆笑)。走らへんわ、電車に乗ってんねん! 

──あはははは。終点が終点ではなく、そこからが始まりだっていうのがいいなと思って。

谷口 終点に着けばまた、終点の街の新しい景色の歌でも歌っていくんやろうって、そういう感覚があって。最終目標があったとしても、それを達成したからって終わるバンドじゃないなと思うんですよね。それがホントこのバンドのいいところで。

飯田 だから“頑張っていこうよ”っていう、な?(笑)

谷口 おう、走っていこう!(一同爆笑)

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──どこかでまだ始まってない感じもあったり?

谷口 そうですね、この『TIME』でまた始まったなって。毎回毎回、思ってますけどね、それは。『DOPPEL』を出したときも“ようやく始まったな”って感じがしたし、「シルエット」のときも“また始まったな”って。そういうのが繰り返されていくので……結局、いつ始まるんやろう? って(一同爆笑)。今までのはなんやったんやろうなって思うこともあるんですけど、作品を出すごとに新鮮な気持ちでリスタートできているのはすごくいいことやなと思いますね。

リリース情報 

2015.01.21 ON SALE
ALBUM『TIME』
キューンミュージック 

J-140114-FY-1306

[初回生産限定盤/CD+DVD] ¥3,700+税
[通常盤/CD] ¥2,700+税

詳細はこちら


ライブ情報

“KANA-BOONのとぅるとぅるかむとぅるーTOUR 2015”
ツアー特設サイトはこちら 
 詳細はこちら


オフィシャルサイト

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