R3habと書いて「リハブ」と読む。年収64億円のトップDJである。

2015.01.07

TEXT BY 齋藤奈緒子


いよいよ本格化したEDMムーブメント。その最重要DJ、R3habについて

2014年9月に開催された“ULTRA JAPAN”が4万人を超える動員を記録し、早くも2015年開催のインフォメーションを発表。そして年明け早々の1月4日には幕張メッセで“electrox 2015”が開催され、昨年始めに開催された第1回を超える勢いでチケットが売れた。

そんな中、12月31日に開催されたageHaカウントダウンで大人気のスーパースターDJが来日したことをご存知だろうか? 2014年のダンスフロアを爆発させるアンセムを連発し、最近では64億円の年収が話題となり、映画『Entourage』への出演が決定したカルヴィン・ハリスのマネージメントと契約をし、2015年ブレイク必至と言われているR3hab(リハブ)である。

EDMシーンの中でも極めてハイエナジーな音をドロップし続け、ステージに上がればロック・スターも真っ青のハイ・ジャンプを決めて、観客をエクストリームな空間へと誘い、熱狂の坩堝を作り上げていくのが彼のスタイルだ。
元々は2008年頃から“ULTRA JAPAN”でもトリを務めたハードウェルとタッグでキャリアをスタートしていて、EDMシーンの黎明期である2011年に、アフロジャックのレーベルであるWall Recordingsからリリースされた「The Bottle Song」とアフロジャックとのコラボ「Prutataaa」で、激しいシンセとバウンシーなリズムで徹底的に盛り上げる現在のダッチ・スタイルの雛形を確立。以降、ウィル・アイ・アム feat. JLO & ミック・ジャガー「Go Hard」のリミックス仕事をきっかけに一気にメジャーからの仕事が舞い込むようになっていく。

2012年はリミックスとオリジナルにおいて、R3habスタイルが確立された年だ。デヴィッド・ゲッタ feat. クリス・ブラウン「I Can Only Imagine」やアッシャー「Scream」にはR3habのバイオレンスな側面が。そして、マドンナ「Turn Up The Radio」のリミックスと“EDC 2012(Electric Daisy Carnival)”のアンセムとして制作されたオリジナル曲「A Night In」にはR3habのメロディアスなタッチがよく出ている。

数々のビッグ・アーティストから依頼が殺到!!

スタイルを確立させたR3habは、2013年に入るとリミキサーとしての地位を不動のものにしていく。リアーナ「What Now」やザ・ウォンバッツ「Your Body is a Weapon」、カルヴィン・ハリス「I Need Your Love」などの名リミックスを次々に連発。

これがきっかけとなり今は世界でいちばん稼ぐDJであるカルヴィン・ハリスやDeadmau5(デッドマウス)、Neroやプロディジーのマネージメントを務め、Jay-ZのRoc Nationとも提携している今いちばん勢いのあるマネージメント会社「Three Six Zero Group」と契約を締結。そして、万全の布陣で臨んだ2014年は、彼にとっての飛躍の年となった。「Samurai(Go Hard)」、トレボー・ガスリーとの「SoundWave」、Vinai(ヴァイナイ)との「How We Party」、ナーヴォとの「Ready For The Weekend」と、ビッグ・アンセムを連発。カルビン・ハリスとのコラボ「Burnin」やジョン・レジェンドやビヨンセのリミックスも含め、「ピークタイム製造機」の名を欲しいままにしている。

“ULTRA JAPAN”など、ビッグ・フェスが開催されたり、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEの「R.Y.U.S.E.I.」ヒットなど、EDMの人気に火が付いた感のある日本にとって、今年はEDMの大ブレイク必死の年となることだろう。そんな中、2014年と2015年の橋渡しとなるカウントダウンに、今最もフロアを熱くするR3habが登場したのは最高のシチュエーションといえるのではないだろうか。

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