え、あの芸人も!?CDデビューしているお笑い芸人バンド

2015.01.02

実は侮れない、芸人の音楽力

人気モデルや女優が音楽面での才能も見い出され、歌手としてデビューすることは珍しくないが、お笑い芸人の中でもバンドを結成し、デビューを果たしている人たちも意外に多いのだ。芸人バンドの代表格であるロンドンブーツ1号2号の田村淳率いる“jealkb”がデビュー10ヵ月で恵比寿のリキッドルームをソールドアウトさせたり、2012年に“芸人バンドフェス”なるものが新宿で開催されるなど、お笑いだけではなく音楽にも情熱を注いでいる彼ら。そこで今回は、一度は聴いておくべき芸人バンドをいくつか紹介していく。

◎角田晃広(東京03)+大竹マネージャー

テレビ東京の人気深夜番組『ゴッドタン』内の特別企画「芸人マジ歌選手権」で人気を博しメジャー・デビューまでこぎ着けたのは、東京03の角田とマネージャーによるバンドだ。高度なギターとハープ・テクニックを持つ角田のフォーク・ミュージックを、マネージャーである大竹が玄人ばりの楽器テクニックで食ってしまうおきまりのパターンも見どころのひとつ。実は当初、大の長渕剛ファンである角田が「社会に物申す」歌手を目指し作詞作曲を手掛けていたが、「社会に何の不満もない」ことに気が付き、現在のようなお笑い路線の歌詞に変更した。角田とマネージャーの音楽性の違い(!?)により解散の危機を迎えたこともあったが、現在はフリーターの川崎くんをギターに加え活動中継続中。

◎Fly or Die

「漆黒の闇から、千年の時空を超え目覚めし、V系界最後の皇帝、至宝のベルベットボイスを操るダークネス。この男にかかれば、全ての民は下僕…此岸か彼岸か、乗るか反るか、飛ぶか死ぬか。そのバンドの名は…Fly or Die」マキタスポーツ扮するダークネス(vo)が率いる同バンドは今年メジャー・デビューしたばかりだが、カウントダウンジャパンへの出演が決定するなど、バンドとしての活動を着実にこなしている。激しいロックサウンドと歌詞のギャップが特徴のFly or Die、最年少メンバーが5万37歳、ダークネスが10万44歳と、V系最高齢バンドであると自負しており、細かい設定にもこだわっている。さらに、ダークネスがブライトネス(カツラが取れた状態)に進化するパフォーマンスもライブ限定で行われており、彼らの“人間”らしい部分を見ることもできる。

◎豊満之風

ダイノジ大地が“デブ旦那”の名前で活動する、平均体重108キロの4人組のレゲエ・ユニットである豊満乃風。熱き志を胸に燃やしながらもムンムンとした孤独な豊満な日々を送っていた彼らだったが、偶然にも窓ガラスが曇っている満員電車で再会したのがバンド結成のきっかけという。デブの日常を歌詞にしている歌を中心にリリースしているが、作詞はかなり真剣にやっているようで、お互いに「そんなんじゃあ心に響かねぇ!」と喧嘩することもあるのだとか。ちなみに、ユニット名からもわかるように湘南乃風に憧れて結成された豊満乃風だが、本家の公認であり、夢は同じステージでライブをすることらしい。


フジテレビの『めちゃイケ』ではナインティナインの岡村がEXILEのライブに乱入して話題になったし、テレビ朝日の『アメトーーク』では長渕剛芸人や矢沢永吉芸人が高視聴率を獲得したし、音楽とお笑いは多くの共通点を持っているようだ。まだまだいっぱいいる芸人バンド、これからも彼らの活動を見守っていくしかない。

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