「日々」がロング・ヒットを続ける吉田山田のシングル・コレクション!

「日々」がロング・ヒットを続ける吉田山田のシングル・コレクション!

吉田山田

2014年いちばんの珠玉の泣きソングと言っても過言ではない「日々」が、1年を通してロング・ヒットを続けている吉田山田。そんな彼らが、「日々」も収録したシングル・コレクションをリリースした。鉄拳とのコラボでも話題となっている「逢いたくて」もまた、感動を呼ぶ一曲となっている。ふたりの人柄にも触れてみてほしい。

INTERVIEW & TEXT BY前原雅子


この5年は7対3くらいの割合で口惜しさのほうが多かった

山田義孝 このタイミングで出せることが、すごくうれしいですね。「日々」で僕らを知ってくださった方に、それまでの僕らの軌跡を辿ってもらえる1枚になったなぁと思うので。

吉田結威 間違いなく、この5年の吉田山田の足跡ですからね。しかも最後に今の吉田山田が作った「逢いたくて」も収録できたので。

──「逢いたくて」は鉄拳さんによるアニメーションとコラボレートした楽曲なんですよね。(郵便年賀.jp内で公開されるショートムービー“年賀のキズナ”

山田 そうなんです、それもうれしくて。鉄拳さんの絵って手描きの温もり感がハンパないじゃないですか。そこが本当に大好きで。

吉田 なんか、いつの間にかできてしまった心のなかのほころびみたいなところに、鉄拳さんの絵って入ってくるんですよね。で、じんわ~り温かくなってくるというか。

──曲を作るときも、そういう鉄拳さんの絵を頭に置いていたりしました?

吉田 そもそも一般公募で選ばれた年賀状にまつわるストーリーというのが、すごく素敵なエピソードだったので。これをそのまま歌にしても、エピソードの感動を超えられないなぁと思ったんですね。それで“キズナ”ということで別のテーマを設けてみよう、そう思ったときに浮かんだのが自分のおじいちゃんのことだったんです。11年前におばあちゃんが亡くなってからひとりで暮らしてるんですけど。一度だけ「寂しい?」って聞いたことがあるんですね。そしたら「そりゃ寂しいよ。時々おばあちゃんのところに行きたくなるくらい寂しくなることがあるよ」って、じーちゃんが微笑みながら言ったときの表情だったり、雰囲気だったりが忘れられなくて。そのじーちゃんの強くて深い気持ちを想像して書いたのが、この曲なんです。

──どこか「日々」にも通じるような。

吉田 この1年、「日々」という曲を歌ってきて、じーちゃんのことを考える時間が増えたことも関係してるでしょうね。でも、僕のおじいちゃんとおばあちゃんに対する感情と、山田がお世話になった畳屋のおじいさんとおばあさんに抱いている感情がかなり違っていて。その違いが「日々」が出来たときも、すごく面白かったし、感動したところだったんですね。ちなみに「日々」は、初めてじーちゃんが褒めてくれた曲で。メールでひと言、「秀逸。」って送られてきました(笑)。

──いいですねぇ、そのひと言(笑)。

吉田 それ以来、出演してるテレビ番組とか見てくれてるみたいで、感想が来るんですけど。むちゃくちゃ厳しいんですよ。「今日は80点。とてもよかった。ただ、これからの伸びしろに期待」とか(笑)。

山田 きっびしーなー。

吉田 「あの部分、山田君は目をつぶらずに歌ったほうがいい」とか。

山田 プロデューサーですね、完全に(笑)。

──また「秀逸。」いただけますかね(笑)。

吉田 ねぇ(笑)。怖いな、ちょっと。

自分たちの想いと現実がちゃんと合致するように、これからの数年を送っていきたい

──ところでデビュー5周年ということに関しては、どうですか。

吉田 なんて言うか……、この5年は7対3くらいの割合で口惜しさのほうが多かったんですね。“今度こそ”と思って身を削って作った曲が、“こんなにも届かない”っていう現実の厳しさに直面することばかりで。もちろん楽しいこともあったし、胸を張れることもたくさんありました。“だけど……”っていう口惜しさは正直あって。だから勝手なこだわりかもしれないですけど、僕らが本当にベスト盤と呼べるものを出せるようになってやる、と改めて思うようになりましたね。

山田 みんなが知ってる曲ばかりの、「これ、ベストじゃん!」って言っちゃうくらいのものをね。

吉田 だから、あらたな目標へのケジメみたいなところも今回の『吉田山田シングルズ』にはあって。自分たちの想いと現実がちゃんと合致するように、これからの数年を送っていきたいという決意もこもった1枚なんです。

──だから“ベストアルバム”という名前にはしていないと。

山田 そうなんです。何を“ベスト”とするかなんでしょうけどね。だって言ってみれば最新作がベスト盤とも言えるわけで。でも僕らの5年を辿ってもらって、これからにワクワクしてもらって、あわよくば今までの全曲を聴いてもらえたら(笑)、と思うんですよね。

吉田 まぁタイトルは、まるでふたりが独身を貫くかのようなネーミングですけど。

山田 そこに強い意志は重ねてないんで。

──一応伺っておきますが、今はふたりとも。

吉田 見事にシングルですね~。

山田 悲しいです、5年も経ったのに(笑)。

──そして2015年5月、いよいよ渋公でワンマンライブも決定しましたね。

吉田 デビュー当時、持ち曲が3曲しかなくて、「30分のステージ、どうしよう……」って言ってたのが、ついこないだのような気がするんです。その時のことを思うと、なんか感慨深いものがありますよね。

山田 渋公まで5ヵ月あるんで、その間にまたいろんな経験をして変わることもあって。って思うと、そのライブで何が起きるのかが自分でも楽しみで。心配は花粉症のみ(笑)。ふたりとも“ど”がつくくらいの花粉症なんで。

吉田 そうね。でも最後にいい? 花粉症に、あんまり“ど”はつけないと思うよ(笑)。


リリース情報

2014.12.17 ON SALE
ALBUM『吉田山田シングルズ』
ポニーキャニオン
20141216-OY-2134¥2,500

詳細はこちら


LIVE情報

“吉田山田ツアー20”

2015/04/25(土)宮城・仙台darwin
2015/04/29(水・祝)北海道・札幌cube garden
2015/05/02(土)新潟・新潟LOTS
2015/05/04(月・祝)東京・渋谷公会堂
2015/05/06(水・祝)福岡・ももちパレス
2015/05/09(土)大阪・なんばHatch
2015/05/10(日)愛知・日本特殊陶業市民会館 フォレストホール

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