いきものがかり最新作の核心に迫る!

いきものがかり最新作の核心に迫る!

いきものがかり

Part.02 【全曲解説①】「キラリ」「LIFE」「春」

2014年、いきものがかりの年末を締めくくるにふさわしいニュー・アルバム『FUN! FUN! FANFARE!』。そのなかに収録されている曲を全曲解説! 今回は、そのなかの「キラリ」「LIFE」「春」について徹底解剖します。アルバムの“核心”ともいえる、この曲たちに込められた想いとは……?

INTERVIEW & TEXT BY 田家秀樹
PHOTOGRAPHY BY キセキ


いきものがかり7枚目のアルバム『FUN! FUN! FANFARE!』は、全16トラック。オープニングとエンデイングにインストゥルメンタルのファンファーレが入って実質14曲。「GOLDEN GIRL」「ラブソングはとまらないよ」「熱情のスペクトラム」と冒頭にシングル3曲が華やかに並んでいる。それらのインタビューは、本サイトのアーカイブで見てもらうとして、話は、新曲について。まず5トラック目「キラリ」から──。

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こんな恋愛に憧れているかもしれない

水野良樹 「キラリ」は『アオハライド』という映画のお話をいただいて書いた曲ですね。漫画の原作が高校生の恋愛話で、自分たちにとってはかなり遠い(笑)。最初は戸惑ったんです。でも、恋のファンタジーみたいなものは僕らの世代でも持ってるし、ひょっとしたら高校生でも、こんな恋愛に憧れているかもしれない、みたいなイメージで書いていきました。客観的になりすぎちゃったり、わかっているふうに書いてしまったりとか……難しいですね。それだと嘘っぽくなったり、そんなにきれいじゃないだろとか思われてしまいますからね。

吉岡聖恵 夢があるというか。恋愛のきれいな部分を書いているというか。もっと苦しんでいる恋も、一歩進んでいる恋もあると思うんですけど、初々しい。恋に憧れている感じが出ててかわいいなと思ったんで、その感じを崩さないように歌いました。

──6トラック目の「LIFE」と7トラック目の「春」は「キラリ」と対照的。アルバムの核心という印象でしたが、曲順は意識的でしょう。

水野 この辺は意識的ですね。「GOLDEN GIRL」で華やかに始まって、知ってる曲が続けざまに出て振り幅を見せて「LIFE」と「春」で落ち着いてもらって核心に迫る。「LIFE」は、2年くらい前の曲で、今回、かなり早い段階で入れようと。もう一度自分で歌ったら大きな強度のあるメロディだったんで、強い言葉が乗る。今の世のなかで音楽をやっていくのはどういうことか、という考えを反映させて書いていったと思います。

──「春」と同じようにシリアスなテーマの曲でもある。

水野 そうですね。“生きることと死ぬこと”みたいなテーマが根底にありますからね。「春」は、特に。自分が大切にしている人がいなくなってしまったところから、人はどう立ち上がっていくかということを一度書かないと、と思ってたんで。アルバム・タイトルの話と関わりますけど、終わりからどう前に進むかということをテーマに書いた曲ですね。

吉岡 「春」は、人が亡くなるという歌詞なんですけど、アレンジが明るく華やかで。それこそ桜が咲き乱れてるみたいなボリューム感のあるドラマティックなものなので、そのまま歌っても明るく聞こえる感じがあったんですよ。でも、明るさが出るというのは不思議だなぁと思いました。

次回は、8トラック目「明日ハレルカナ」から「ジャンプ!」「虹」「陽炎」までの4曲についての話を聞こうと思う──。

リリース情報

2014.12.24 ON SALE
ALBUM『FUN! FUN! FANFARE!』
EPICレコード

J-141218-BA-1815

[初回生産限定盤/CD+DVD]¥3,333+税
[初回仕様限定盤/CD]¥2,913+税

詳細はこちら
オフィシャルサイト

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