飛躍の年を総括する、東京女子流による珠玉のバラード

飛躍の年を総括する、東京女子流による珠玉のバラード

東京女子流

主演映画の公開、海外公演、アルバム発表……と、2014年を駆け抜けた東京女子流。庄司芽生と新井ひとみが2014年を振り返りつつ、ニュー・シングル「Say long goodbye/ヒマワリと星屑 -English Version-」について語ってくれた。

INTERVIEW & TEXT BY 永堀アツオ


新しい私たちを観てもらえたんじゃないか


──東京女子流にとっての2014年はどんな1年になりましたか?

庄司芽生 2013年はいろんな試練があって、一度立ち止まってしまった感があったんですけど、2014年はその試練を乗り越えて、東京女子流のペースを取り戻せたんじゃないかなって。“4th JAPAN TOUR 2014~Royal Mirrorball Discotheque~”から、パフォーマンスでお客さんをもっと惹きつけるぞって意気込んで頑張ったし、反省点があれば自分たち自身で改善できるようにもなって。

新井ひとみ 海外公演も多かったよね。台湾、香港、ベトナム、タイ。月1ペースで行かせていただいて、サンフランシスコにも初めて行きました。

庄司 2014年はフェスやイベントなど、ライブがたくさんできました!(満面の笑顔で) 芽生的には、ライブがたくさんあるとすごく楽しいので、充実した日々でしたね。

新井 あと、この春からメンバー全員が上京したのも大きいと思います。レッスンが受けやすくなったし、メンバーみんなで振りの確認をしたり、話し合ったりする時間も増えて。7月からは赤坂BLITZで5ヵ月連続公演を行なっていたんですけど、1stアルバムから通番外まで、アルバムごとに全曲をやった昼公演“TGS Discography”では、東京女子流の楽曲の良さを伝えられたんじゃないかなって思うし、映像とライブを交差させた夜公演“HARDBOILED NIGHT”では、今までの定期ライブとはまったく違う、新しい私たちを観てもらえたんじゃないかと思っています。そして、この一年、いろいろ頑張ってきた成果が今作「Say long goodbye/ヒマワリと星屑 -English Version-」には詰まっています。

感情をそのまま歌に込めました


──5ヵ月連続でアナログ販売はしてきましたが、CDとしては半年ぶりですね。

新井 時が流れるのは早いですね(笑)。

庄司 毎月、赤坂BLITZで新曲を披露してきたけど、そういえばシングルは出してなかったですよね。でも、半年ぶりのシングルがこの曲でよかったです。

──それはどうしてですか? “HARDBOILED NIGHT”の第4夜で初披露した「Say long goodbye」は5人のコーラス・ワークを生かしたバラードですね。

庄司 個性の強い“ザ・女子流サウンド”とは違って、東京女子流を知らない人が聴いても、すんなりメロディが入ってくる、聴き心地のいい曲がいいなと。それに、一人ひとり
のソロ・パートもあるので、歌い方や声質の違いを楽しんでもらえる曲だと思うんですね。

新井 これまではアップテンポの曲が多かったからね。もちろん、バラードを歌う機会もあったんですけど、「Say long goodbye」はそれとは違う雰囲気のバラードだなって思ったんです。最初に聴いたときは、「これ、歌えるのかな?」っていう不安もあったんですけど、歌詞の意味もシンプルでわかりやすいので、感情をそのまま歌に込めました。

あっ、私を残して行っちゃうんだ……


──歌詞はどう捉えました?

新井 情景がすぐに浮かんできたんですよね。とある喫茶店で、彼氏が彼女に別れを切り出してて。彼女はまだ相手のことが好きだから、最初は「バイバイ」って言いたくなくて。でも、最後には真実を知って、強い意思をもって「バイバイ」と言う……歌詞を見ただけでも悲しくなります。

庄司 切ないよね。芽生は“無防備でくしゃくしゃの笑顔”という彼のことを思い出すフレーズが好きです。“微笑み”じゃなく、“くしゃくしゃの笑顔”というのが、関係性の深さとか、楽しい時間をたくさん共有してきてたんだろうなって考えると、逆に悲しみが増して……きっと同世代の方も共感してもらえるんじゃないかなって思います。

新井 ひとみは、(山邊)未夢ちゃんが歌ってる“冷めた紅茶と私を残して”っていうところも好き。あっ、私を残して行っちゃうんだ……って。未夢ちゃんが“残して”を伸ばして歌うところに心が響きます。

──歌入れはいかがでした?

庄司 一人ひとり歌ったんですけど、最初はハモる予定がなかったんですよ。普通に歌っていたら、ハモりがどんどん増えていきました。なので、いつもは2日で終わるところを、4日かけてレコーディングしています。今まで主旋律しか歌ったことがなかったので、ハモるときの声の出し方が勉強になったし、きれいにハモるとこんなに気持ちいいんだっていうことも知りました。

新井 (中江)友梨ちゃんとあぁちゃん(小西彩乃)と私の3人でハモるところが、最初はあまりうまくできなくて。私、勢いよく声を出しちゃう傾向があるんですけど、それだと声が伸びなくなっちゃうんです。それで、ディレクターさんに新しい歌い方を教えてもらって、そこだけ歌い方を変えました。

──ライブでは5人で向き合って声を合わせてます。

庄司 みんなの顔を見ると、安心して歌えるんですよね。みんなの声をちゃんと聞いて、自分のパートを歌って、バトンを繋いでいくような……この曲は5人の声で成り立ってることを感じられるし、うまくいったときは一緒に喜びをわかち合えるのがうれしいです。

開けて見るのが楽しみになってきちゃって(笑)


──では、「Say long goodbye」にちなんで、おふたりが“お別れ”したいものは?

新井 もったない精神です。去年の誕生日にいただいたボディクリームとか使うのがもったいなくて、机の引き出しに溜めてるんですけど、最近では引き出しを開けて見るのが楽しみになってきちゃって(笑)。でも、使わないと意味がないので、これからはもっと使っていきたいなって思います。

庄司 ひと言でまとめるのは難しいんですけど……例えば、お家に帰って、まず洗濯しなきゃって思うじゃないですか。荷物を置いて、部屋着に着替えて、洗濯機に向かうんですけど、その途中でマネージャーさんにメール返さなきゃ! って思うと、そっちに気がいっちゃって。そんな感じで全部が中途半端になるんですよ。自分でもわかってるので、最近は気をつけてるんですけど……思いついたほうに気をとられちゃうこととお別れしたいですね(笑)。


リリース情報

2014.12.10 ON SALE
SINGLE「Say long goodbye/ヒマワリと星屑 -English Version-」
avex trax

[Type-A/CD+DVD]¥2,000+税
[Type-B/CD+DVD]¥1,800+税
[Type-C/CD]¥1,000+税
[Type-D/CD]¥1,000+税

詳細はこちら


ライブ情報

詳細はこちら

オフィシャルサイト

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

M-ON! MUSICの最新情報をお届けします。

この記事に関するキーワード

この記事を書いた人