THE BAWDIESらしさが形になったアルバム『Boys!』が完成!

THE BAWDIESらしさが形になったアルバム『Boys!』が完成!

THE BAWDIES

結成10周年、メジャー・デビュー5周年という記念すべき年の締めくくりを飾る、THE BAWDIESの最新アルバム『Boys!』が完成! このアルバムを引っ提げて、ツアーを回り2度目の日本武道館公演も控える彼らの、ロックン・ロールを堪能できるアルバムの魅力に迫る!

INTERVIEW & TEXT BY 小野田 雄
PHOTOGRAPHY BY 中野敬久


自分の体やバンドが1周した感覚がありますね

──前作アルバム『1-2-3』から2年。その期間を振り返っていかがですか?

JIM 今年3月にカバー集『GOING BACK HOME』を出しましたが、オリジナル・アルバムではそうですね。

ROY 『1-2-3』を出してから長い全県ツアーがあって、その後、ツアーの気分を消化するのに半年くらい時間がかかって。そこからカバー集の制作に入ったんですけど、それによって気持ちを入れ替えて。ルーツ・ミュージックを土台に、初期衝動がぎゅっと凝縮した『1-2-3』にない自由度の高いアルバムを作りたいなって。そこから10ヵ月かけて、今回のアルバムを作っていったんです。そういう意味で、自分の体やバンドが1周した感覚がありますね。

──そして完成したニュー・アルバム『Boys!』はルーツ・ミュージックのヴィンテージ感とモダンさ、そして、楽曲のバリエーションの豊かさが際立った作品ですね。

ROY レコーディングを進めつつも、意識して「アルバムを作ろう!」とは考えなかった。そうではなく、その時に作りたいものを1曲1曲作っていった感じです。それこそ、利き手である右手で絵を描けば、きれいなロックン・ロールが描けるんですけど、鉛筆を使わずにクレヨンで書いてみたり、左手で描いてみたり。そういう頭の柔らかさや柔軟性は、たしかに『1-2-3』のときにはなかったですからね。そうかと思えば、あえて右手で描いてみようと思って作ったのがオープニング曲の「NO WAY」だったりして。

──今回はJIMくんがビブラフォン、TAXMANがオルガンを弾いたり、はたまた、ゴスペルのコーラス隊を迎えたり、アレンジも自由度が高いですよね。

MARCY そうですね。ドラムに関しても、ここ最近使っているドラムと昔使っていたドラム・セットを引っ張り出して、どの曲も両方試して叩いてみたんです。ただ、ドラムはガレージ感を出したかったので、古いドラムを使うことが多かったですね。

越えた先でどんな作品がものにできるのか

──つまり、最良の楽器、演奏、アレンジをチョイスする余裕があったと。そうした要素を自由に取り入れた今回のアルバムは、開かれたバンドのスタンス、バンド内の充実した空気を如実に物語っていますね。

ROY そうですね。だから、自分たちらしさが形になった今回は『THE BAWDIES』というセルフ・タイトルを付けようとも思ったんですけど、それはあまりに直球すぎるので、『THE BAWDIES』を別の言葉で表して、『Boys!』と付けたんです。

JIM そう、この4人が自由に盛り上がりながら作ったという意味ですごくいいタイトルだと思いますね。

ROY ジャケットもそうなんですよ。今回は自由にはっちゃけてるイメージがあって、ここで使っている写真は撮影時に余った時間で撮ったものなんですよ。「みんなでジャンプしてみようよ」ってことで撮ったら、すごくいい写真だったという。ちなみにMARCYはジャンプするのが遅れたんですけど、それがMARCYぽくっていいねって(笑)。

JIM そう、MARCYは普段こんな感じで飛ばないしね(笑)。

MARCY それはスタッフ含め、満場一致だったんですよ(笑)。

──飛んだり、飛ばなかったり、自由に発揮された4人の個性がこのジャケット写真には象徴されていると。しかし、作品としては、バンドにとって大きな飛躍の1枚ですね。

ROY そうですね。今はすごくいい流れがあると思うので、原点に立ち返った『1-2-3』が二度目の1st アルバムだとしたら、今回の『Boys!』はそこから飛躍する2nd アルバムにあたる作品になるのかな。ただし、まだまだ、やりたいことはたくさんありますからね。結成10年、デビュー5年を迎えて、続けていくことのすごさと難しさは、これから先、身に染みて感じていくだろうし、未知なる高い壁にぶつかることもあるとは思うんです。ただ、この4人だったら、その壁は越えられるだろうし、どうやって越えるのか、越えた先でどんな作品がものにできるのか。自分たちでも楽しみですし、その軌跡を日本のロックン・ロール史に刻めることができたら最高だなって思いますね。

──そして、アルバム・リリース後には全国ツアーも控えてますね。

ROY ラストには2度目の武道館も控えてますからね。1回目は記念すべき機会でしたけど、メジャーで好きなことを貫きながら戦ってるバンドが2度目の武道館に立つことの意味。それが当たり前なことではないのはよくわかっていますし、僕らのようなバンドが第一線で戦っていけることを証明するのは1回目じゃなく、2回目の武道館がその第一歩なんですよね。だから、その意味を噛みしめながら、ツアーにのぞみたいと思っています。


リリース情報

2014.12.03 ON SALE
ALUBUM『Boys!』
Getting Better Records/ビクターエンタテインメント
20141103-OY-1918

[初回限定盤/2CD+DVD]¥3,700+税
[通常盤]¥2,700+税
[アナログ盤LP]¥2,700+税

 詳細はこちら 


ライブ情報

“THE BAWDIES「Boys!」TOUR 2014-2015”

詳細はこちら
オフィシャルサイト

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