スポーツで結果を出したいならば音楽を聴け!?関係性を脳のメカニズムで解説!

TEXT BY 有竹亮介(verb)

スポーツの記録が伸びる秘密は「小脳」にあり!?

「練習中にあの曲を聴いていたら、記録が伸びました」というアスリートの経験談って、よく聞きませんか? 音楽とスポーツには何かしらの因果関係があるのでしょうか?

「音楽もスポーツも、無意識的な感覚や行動を司る“小脳”との繋がりが深いことが影響していると考えられます」。そう教えてくれたのは、セルフケア美容コンサルタントの竹内あきこさん。

小脳は、繰り返し行った行動を記憶する部分。つまり、歩く・物を掴む・自転車に乗るなどの行動を意識しなくても行えるのは、幼い頃の反復行動を経て小脳が記憶しているからなのだとか。スポーツも、何度も練習することで動き方を小脳が記憶し、試合中に瞬時に動けたり、マラソンなどで自分のテンポをつかめたりするそうです。逆に、意識的に情報を処理する大脳で考えすぎると、失敗しやすくなるといいます。

音楽が「小脳」の働きを良くする!

そして音楽には、小脳を活性化する働きがあるそう。目で見た映像の情報は大脳を通ってから小脳に届きますが、耳から入った音の情報は直接小脳に届きます。音楽を聴くことで小脳の働きが良くなると、大脳で考えることが減り、集中力が高まるため、スポーツの練習効果が上がるようなのです。

「音の情報だけでなく、音楽のリズム感が小脳を活性化するという説もあります」(竹内さん)。運動のリズムに合った曲を聴くことで、小脳がそのリズムを記憶し、体が動きやすくなるといいます。マラソン選手が曲を聴きながら練習し、記録が伸びるというエピソードは、自分のリズムに合った曲を聴いていたからなのかもしれません。

気分を高めるだけでなく、脳や体に影響して、運動能力を高める効果も解明され始めている音楽。ジョギングをする時にいろいろな音楽を聴いて、自分に合うリズムを探してみるのも面白そうです。

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