THE TURTLES JAPAN – flumpoolの山村隆太、阪井一生と音楽プロデューサー亀田誠治で結成したスペシャル・ユニット!

THE TURTLES JAPAN - flumpoolの山村隆太、阪井一生と音楽プロデューサー亀田誠治で結成したスペシャル・ユニット!

THE TURTLES JAPAN

KAMEDA(亀田誠治)、YAMAMURA(山村隆太)、SAKAI(阪井一生)が中心となって結成されたスペシャル・ユニット、THE TURTLES JAPAN。この3人が結成に至るまでのいきさつや1stシングル「It’s Alright!」へ込めた想いなどたっぷりと語ってもらいました!

INTERVIEW & TEXT BY 大前多恵


コンセプトとして、光と影でいえば光の部分を表す、ポジティブな音楽をやろう

──flumpoolのバンド・サウンドとはまた違った方向性と表現に驚きました。ユニット結成は、YAMAMURAさん、SAKAIさんのおふたりから持ちかけたそうですね?

YAMAMURA そうなんです。僕らflumpoolがデビュー5周年を迎えて、次のステージ行くために何か刺激を受けて吸収したいな、新しいユニットをやってみたいなと考える中で、真っ先に思いついたのがKAMEDAさんの存在でした。

KAMEDA 僕は前々からflumpoolのことは大好きで、注目していました。ふたりが幼なじみだということも知っていたし、僕のラジオ番組に去年の秋、スタジオライブのゲストとしてふたりに来てもらったこともあったんです。その時にザ・ビートルズの「All My Loving」をセッションしたんですが、初めて一緒に音を出したにも関わらず、すごくいい空気感で演奏できて。その時僕はふたりを「(ジョン・)レノン&(ポール・)マッカートニーみたいだな」と思ったんですよね。「またやろうね!」と別れたんですけど、やがて、ふたりから「一緒にユニットを組みませんか?」という連絡がきまして。すぐ快諾して、「どういうことができるのか、考えよう」という話にすぐなりました。「とりあえずお酒飲んで……」とか、そんな手順、踏まなかったよね?

YAMAMURA ははは! そうでしたね。すぐにミーティングに入りましたね。

SAKAI “flumpoolにない、新しいものを”と思ってこのユニットを結成したので、曲作りにしてもアレンジにしても、これまでとは違うことに挑戦しているんですよ。ボーカルにエフェクトがかかっていたり、打ち込み要素が多かったりするのもそうですし。とにかく、今までにないものを作っていきたいなという意識から始まったので、僕としてはそういう曲を作りたいな、と思いながらやっていきましたね。

──アレンジはKAMEDAさんとのキャッチボールですか?

KAMEDA そうですね。預けられた音源に僕も全力で向き合って、受けた球を返そうと思っていました。ただ、僕自身“いいとこ伸ばし”タイプのプロデューサーなので、YAMAMURAの声の魅力や、SAKAIのメロディーの甘酸っぱさなど、いいところをどんどん引き出して行って、「よっしゃ、これは最高だ!」と思ってみんなに聴かせると、「まだflumpool感が30%残ってます!」と言われてしまって。

一同 (笑)。

KAMEDA それを「消し去ってください」というリクエストが彼らから返ってくる、というキャッチボールを繰り返す中で、曲の形が見えてきた感じでした。

YAMAMURA 僕らの名前をアルファベットにしたことにもこだわりがあるんですよ。どこか記号っぽくて人間っぽくないというか、近未来感のあるユニットにしたかったので。

KAMEDA 完全に未来に行っちゃう遠さでもないんだけど、今よりは先に行っている……そういうことを表せるといいね、と話し合いました。でも、TURTLEが亀ですからね。ハンコというか、僕はちょっと強めにアピールしているんですけど(笑)。

SAKAI “KAMEDA JAPAN”みたいな感じですよね(笑)。

──代表チームに次々とスター選手を召集するイメージでしょうか?

KAMEDA 僕とYAMAMURAとSAKAIの3人を中心としながら、あとはその時に必要なミュージシャンの手を借りる、という形ですね。今後は、アルバムに向けてだったり、来年のツアーなどライブとしてパフォーマンスする時にはJINGUJI(レミオロメン・神宮司治)とISOGAI(シンガーソングライターの磯貝サイモン)と一緒にガッツリやっていくんですけど、「It’s Alright!」でのメンバー、SUGIMOTO(WEAVER・杉本雄治)やTAMADA(玉田豊夢)が、もしかしたら今後もレコーディングには参加するかもしれないし、それともまた違った形があるかもしれないですし。THE TURTLES JAPANでは、“~ねばならない”という掟や枠を作らず、自由でクリエイティブな発想を大切にしたいんです。

──なるほど。「It’s Alright!」はシンセを前面に出した明るいサウンドで、歌詞も非常にポジティブですよね。その楽観性には大胆さすら感じます。どんな意図があったのでしょうか?

YAMAMURA THE TURTLES JAPANのコンセプトとして、光と影でいえば光の部分を表す、ポジティブな音楽をやろう、というのが最初のミーティングですでに出ていたんです。flumpoolはこれまでいろんな音楽を作ってきたからこそ、色がないといえばなかったと思うんですよ。このTHE TURTLES JAPANでは“色を持った音楽”を作りたいな、と僕らは感じていて。それでKAMEDAさんと話していく中で印象的だったのが、生きていると苦しいことやつらいこと、将来への不安があって、それらが積み重なって膨れ上がっていく。今はもう、表面張力でみんなが持ちこたえているような状態じゃないか? という話があって。

KAMEDA まさに、こぼれ出しちゃう寸前のね。「今ってみんなそうなんじゃないのかな?」と。

YAMAMURA それで、音楽を作るなら、みんながわかり切っている苦しみや影の部分ではなく、むしろそこは割り切ったうえで、すべてを凌駕するような光の音楽をやっていきませんか? という話になったんです。この時代を生き抜くうえで今大事なのは、そういうポジティブさだし、それは間違いなく響いて行くものなんじゃないかな? と僕には思えたんです。

SAKAI 楽曲にしてもメロディーにしても歌詞にしても、すごくポジティブな面がバン! と出ていますし、僕自身曲を作っていても勢いで作っている部分もあって。それは、音楽をめっちゃ楽しんでいるからなんだと思います。

──ボーカリストとしての意識や表現の仕方もやはり、違っていますか?

YAMAMURA flumpoolはライブでできることを大前提と考えて作っている部分があるんですけど、THE TURTLES JAPANでは“ライブでできないようなこともやろうよ!”と考えて取り組んでいました。声に少しエフェクトをかけて歪ませて、肉感を失くしたようなボーカルにしているんですけど、そうするとまた感じが違うんですよね。ガーッと叫ぶような歌い方を大事に思っていたところから少し離れて、自分を客観的に見られたところもあるし。“あ、こういう伝え方もあるんだ!”と発見することができましたね。

日本人だからこそこの国を好きだし、この国で夢をしっかり届けていけたらいいな

──2曲目「JAPANESE SPIRITS pile-up」は、「It’s Alright!」以上にシンセ感が際立つダンス曲。歌詞は、日本という国に自分自身を重ねた物語となっていますね。

YAMAMURA 日本が今、そこまでいい状態なのか? と言われると、いろんな苦しいこともありますし、いいことばかりじゃないかもしれない。だけど、自分たちが日を当てたいのは、その中にもある光の部分だな、と思って。自分たちは日本人だからこそこの国を好きだし、この国で夢をしっかり届けていけたらいいな、という期待感もあるわけです。それをこういうアッパーな歌にすることでみんなで感じ合うことができたら、すごく大きな力になるんじゃないかな? と思ったんですよね。

──最後に、THE TURTLES JAPANの今後の展開をお聞かせください。

KAMEDA 年末のライブでは、flumpoolの曲やカバーに頼らずオリジナル曲でやりたいので、新曲を作らないと。“お客さんに届けたいものがいっぱいあるんだ!”という気持ちが今非常に高まっているので、来年のアルバムリリースやツアーに向けて面白いことになっていくんじゃないかな? と思っています。

リリース情報

2014.11.19 ON SALE
SINGLE「It’s Alright!」
A-Sketch 

J-141118-FY-1245

【写真:完全生産限定盤 CD】¥1,300+税

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ライブ情報

2015年4月“東名阪Zepp Tour”開催決定!
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