ニコ動出身アーティストROOT FIVEのアニメ『FAIRY TAIL』タイアップ・ソング!

ニコ動出身アーティストROOT FIVEのアニメ『FAIRY TAIL』タイアップ・ソング!

ROOT FIVE

初登場となるボーカル・グループROOT FIVE。個人としても、ニコニコ動画「歌ってみた」で大人気の5人が集まると、いったいどんな音楽が奏でられるのか? 音楽のバックグラウンドから新作についてまで詳しく語ってくれた。

INTERVIEW & TEXT BY 藤井美保 PHOTOGRAPHY BY今元秀明 STYLING BY山﨑和義 
衣装協力◇Losguapos For Stylist 03-6427-8654/MiDiOm 03-6447-0871/FUGA by Silverbullet 原宿 03-5786-2211/TOM REBL㈱志風音 03-6666-4321/LES BENJAMINS ㈱志風音 03-6666-4321


バンドはやっていたけど、オリジナリティが見出せなかった

──初登場ですので、まず、それぞれの音楽的バックグラウンドをうかがいたいと思います。

蛇足 小さい頃から家にはビートルズやスティーヴィー・ワンダーなんかがよく流れてました。中高くらいで流行ってたJ-POP、ハードロック、メタルなども聴きましたけど、すごく影響を受けたものはなかったですね。

koma’n ウチは父親がさだまさしさん一辺倒でした。ずっとピアノをやってたんですけど、中学生くらいからはBUMP OF CHICKENやGReeeeNなど流行のモノも聴くようになりました。

みーちゃん 親が好きだったので洋楽に馴染んでたけど、中学生のときにL’Arc〜en〜Cielさんにハマり、それ以来ずっと好きですね。ピアノは7年くらいやってたんですけど、全然うまくなりませんでした(苦笑)。

ぽこた 僕はビジュアル系全盛期にT.M.Revolutionから入って、LUNA SEA、MALICE MIZERにいきました。バンド活動もしたんですけど、声がGACKTさんに似すぎてて、オリジナリティが見出せなかったという過去があります(苦笑)。

けったろ 芝居づくしで忙しい両親を見て育ったので、芸事には逆に何一つ興味がなかったんです。音楽も友達の話についていける程度にかじっただけ。唯一、吹奏楽部でクラリネットとトランペットを担当したことが、音楽に関しては大きかったかも。

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──ROOT FIVE結成以前に、皆さん何か活動をしてたんですか?

蛇足 フツーに会社に勤めてました。

ぽこた 僕も就職しましたね。

みーちゃん ギター&ボーカルで遊びのバンドをやってたくらいです。

koma’n みんな活動らしい活動はしてなかったんですよ。

蛇足 僕にとっての初めての音楽活動は、ニコ動にカバー曲を上げたこと。

ぽこた 僕はバンドはやっていたけど、オリジナリティが見出せなかった。ニコ動への投稿では、GACKTさんの声に似てることを逆に面白がられました。

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──2008年くらいのほぼ同時期に、皆さん個々にニコニコ動画に投稿し始めてますよね。デビューを狙うという野望はあったんでしょうか?

けったろ たぶん誰もそんなことは思ってなかった(笑)。今でこそニコ動はパブリックなツールですけど、当時は2chの派生みたいな特殊な場。無法地帯とまでは言わないけど、違法に近いものもポンポン上がっていて、ユーザーはそういうのを見つけては楽しんでた。僕らもあくまでユーザーとして投稿を楽しんでいましたね。

蛇足 もとをたどれば、2chの時代からカバーした自分の動画を上げて聴いてもらうという文化があった。それがニコ動の繁栄に繋がっていったんですよ。一方でボーカロイドの発展、流行もあった。僕は仕事をしてたので、最初はそれをリスナーとして聴いてたけど、ま、手軽ではあるので、自分でもやってみようかなと思い、仕事がちょっと落ち着いたときにボーカロイドのカバーを始めたんです。

みーちゃん 僕も手軽さに惹かれたんですよ。しばらく自分の好きなことを探そうと思って一旦仕事を辞めたけど、そう簡単には見つからない。でも、これならすぐにできるなと思って投稿を始めたわけです。

ぽこた 僕はバンドをやっている中で、人に聴いてもらうのは大変だなと常々実感してた。でも、ニコ動でアクションを起こすと、すぐに10とか20とかのアクセスがつくんです。これだけの人が聴いてくれるなら、ライブ集客に繋がるかもしれないな、ということは考えましたね。

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──アクセス数が増えて自分が認識されていくのはうれしかったですか?

蛇足 もちろん。でも、そもそもその時代、投稿が何かに繋がったという例はまだなかったので、それ以上のことは考えてなかったですね。

けったろ そう。芸能活動云々に繋がるとは思ってなかった。でも、ま、根源的にチヤホヤされたいというのは、みんなあったと思いますよ(笑)。

蛇足 自己顕示欲(笑)。

みーちゃん 目に見える成果が好きなので、どうやったら数字が増えるかなってゲームのスコアを伸ばす感覚で考えましたね。

──作戦を練るわけですね。

みーちゃん 画像や自分の歌のクオリティはもちろん、みんながどういう曲が好きかとか、流行ってどのくらい経って上げるのがいいのかとか。

ぽこた ユーザーが見に来やすい時間帯はいつか、なども考えました。

──なるほど。koma’nさんはいちばん年下ですが、ニコ動はもう一般的な文化になってましたか?

koma’n そうですね。ニコ動が流行り始めたのは中学生の頃。もちろん携帯は持っていたし、高校生になると自分専用のパソコンもみんなが持つようになりました。ネットも急速に発達してSNSが盛んになった。好奇心は煽られましたね。音楽ソフトで作曲を始めて、せっかくだから自作曲を聴いてもらいたいなと、投稿するようになったんです。自己顕示欲です(笑)。

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自分なりに培った価値観を変えることなくできているのは、ありがたいこと

──そして、あれよあれよとそれぞれがニコ動の中で人気者になり、ROOT FIVEが結成されたわけですが。

けったろ それぞれに人気がついていた時点では、まだユーザーという意識しかなかったと思うんです。つまり、ROOT FIVEの始まりが=アーティストとしてのスタート。メンバー全員が以前からの顔見知りだから、特に何が変わるわけじゃないと思ってたけど、ROOT FIVEとして活動すればするほど、やるべきことも増えて、徐々に、「あ、これ、仕事だ」と思うようになりました。

──とはいえ、あまり縛りのないグループのあり方になっていますよね。

けったろ そこは“大人の方たち”に自由にやらせていただいてますね。

蛇足 僕の場合は、社会経験をだいぶ積んでROOT FIVEに参加しているので、実は“大人の方たち”と歳もあまり違わない(笑)。自分なりに培った価値観を変えることなくできているのは、ありがたいことだと思ってます。

ぽこた 映像ひとつとっても、自分ひとりの采配でできることには限りがあるけど、ROOT FIVEの活動においては、自分たちのイメージをプロの方たちに委ねて具現化してもらうこともできる。そこはとても楽しめてます。

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──新曲「キミノミライ」は疾走感にあふれたナンバーですね。アニメ『FAIRY TAIL』のエンディングテーマ。

ぽこた 真島(ヒロ)先生の作品は、すごく前向きなRPGというイメージ。「ストレートにいったほうがいいね」ということで、全会一致でこの曲になりました。あまり押しつけがましくない応援ソングになってると思います。

蛇足 マイナスな言葉がプラスに変わっていく感じが好きですね。ほかと違ってもいいんじゃない? という部分もあって、僕らとも共通するなと。

koma’n 5人の強い個性をまとめる親しみやすい曲。ROOT FIVEを知るきっかけになってくれたらいいなと。

──歌のパート分けは?

けったろ 今回はkoma’nをかなり立ててますね。

ぽこた この曲で1フレーズずつ歌っても意味が飛んじゃうと思うんです。

蛇足 それぞれの持ち味があるので、振り分けは曲によって変わりますね。

koma’n 1st、2ndシングルの頃は、完全に年功序列で、僕の出番はほとんどなかったんですよ(笑)。

──「Just Be Friend」も往年のディスコ・サウンドといった趣で素敵です。

けったろ カップリングにはいつもボーカロイドの新しめの曲のカバーを入れてるんですけど、今回は数年前に流行った曲。それが今また新鮮に聞こえて、面白いと思います。ぜひ!


リリース情報

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SINGLE「キミノミライ」
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