新曲「愛をからだに吹き込んで」をSuperflyが高らかに歌う!

新曲「愛をからだに吹き込んで」をSuperflyが高らかに歌う!

Superfly

テレビ朝日系木曜ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」の主題歌として流れている「愛をからだに吹き込んで」を、今年2枚目のシングルとしてリリースするSuperfly。この曲に込めた思いについてたっぷりと話してもらった。

INTERVIEW & TEXT BY 内本順一


強さと優しさの両面を持ち合わせた女性


──「愛をからだに吹き込んで」はテレビ朝日系木曜ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」の主題歌ですが、曲の内容もドラマの主人公をイメージしたものですよね?

越智志帆 はい。大門未知子という女性は「私、失敗しないので」という強気発言をする人ですけど、見ているとその裏側に誰よりも傷ついたり、誰よりも優しさがあったりするのがわかるんですよ。だから、強さと優しさの両面を持ち合わせた女性を表現できればと思って。“私について来なさいよ”というような頼もしさもあるし、“すごく大切に思ってるんだよ”といった優しさもある、そういう女性像をイメージして作ったんです。

──疾走感のあるロック・チューンですね。そういえば、こういうロック曲をシングルで出すのは久しぶりじゃないですか?

志帆 そうですね。疾走感のあるロックというイメージは、今回最初から持っていました。ロックにもいろんなタイプがあるけど、楽しいロックというよりは、聴いている人が思わず拳を突き上げたくなるような強い曲というイメージで。

いい方と巡り合えたなって


──作曲をHeavenstampのTomoya.Sさんと志帆さんが組んでやられています。Tomoya.Sさんと組むのは今回初めてですよね。

志帆 はい。Tomoya.SさんはよくSuperflyのライブを観に来てくれてたんですよ。連絡先も交換して、「今日のライブ、よかったよー」ってメールをくれたりもしてたんです。で、私もヘブン(Heavenstamp)の曲が好きだったから、曲を書いてくれないかなって思ってたんですね。それで今回お願いしたら、改めてSuperflyのベスト盤とかを聴き込んで研究してくださったみたいで。

──Tomoya.Sさんが最初に作ってきたメロディを聴いたときは、どんなふうに感じました?

志帆 いい意味での曖昧さがあって、ちょっと不思議な雰囲気だなって。私だったらこのメロディにこのコードは持ってこないだろうなっていうような、ひねくれた感じが面白かったし、すごく新鮮でした。今私は、いろんな人のエッセンスを刺激としていただいて、いい感じでどんどんコラボレーションしていきたいと思っているんですけど、いい方と巡り合えたなって思いましたね。

演じる側にまわりたかったんです


──歌詞は、いしわたり淳治さんが担当されています。いしわたりさんとは……。

志帆 「愛をこめて花束を」(2008年2月に発表された4thシングル表題曲)以来ですね。こういう女性像を描くにあたっては、男性の視線も入れてもらったほうがいいのかなと思ったんですよ。「愛をこめて花束を」も、男性のいしわたりさんが仕上げてくださったから多くの人に受け入れられやすいものになったんじゃないかと思っていて。で、今回は大人の女性をイメージして書いていただいて、私はそれを演じる側にまわりたかったんです。

──志帆さんなりにこだわったのは、どういったところですか?

志帆 私がいしわたりさんに伝えたのは、少しだけ弱いところもあったほうがいいんじゃないかということ。傷ついてもすべて私が呑み込んであげるわ……といったふうにスーパー・ウーマンっぽくなり過ぎると、聴く人が親近感を持てないんじゃないかと思ったし、演じて歌うにしても、そこまで強いと私自身とかけ離れてしまう。弱いところがあるから強くもなれるし、人を思いやることもできるんだってところを表現したかったんです。

トレーニングしてるみたいな感じでしたね(笑)


──なるほど。ところで歌入れに関しては、相当苦労されたと公式ウェブサイトの日記に書かれてましたよね。

志帆 苦労しましたね、久々に。最近は私、細かく歌の表情をつけていくのが楽しくなっていたんですよ。1曲のなかでも抑揚をつけたり、繊細に歌う部分を作ったりと、いかに表情を変えていくかというところにこだわって歌入れすることが多くなっていたんです。この曲も大人の女性の心情を表現したものなので、そうやって細かく表情をつけようと思って臨んだんですけど、蔦谷(好位置)さんから「もっと張って歌ったほうがいい」と言われて。

──思いきった強い歌い方ということですか?

志帆 そうですね。丁寧に気持ちを込めて歌ってしまうと、しっとり聴こえてしまうので、ガツンと乱暴にいったほうがいいということで。確かにそういう歌い方のほうが合ってるなと自分でも思って歌い直したんですけど、蔦谷さんのイメージはさらにパワーをあげたものだったようで、ぜいぜいしながらまた歌いました。なんかトレーニングしてるみたいな感じでしたね(笑)。

──ははは。いや、それにしても本当にかっこいい曲ですね。ライブで聴いたらかなり盛り上がりそう。

志帆 “Oh~Oh Oh Oh Oh Oh~”のところで拳を振り上げて盛り上がってもらえたらうれしいです。Tomoya.Sさんも私がこの曲をスタジアムで歌っているところをイメージして、頭のなかでコブシを振り上げながら曲を作ったって言ってたし(笑)。

「Superflyだよね!」


──あと、ジャケット写真もかなりインパクトがありますね。

志帆 この曲のイメージ・カラーがグレイなんですよ。さっきお話したように、Tomoya.Sさんの作ってくださったメロディがいい意味で曖昧さのあるものに感じられたし、白と黒の中間のように思えるところがあったので。この曲の女性も強さと優しさの両方があるから、フェミニンさとクールさの同居を表現したいと思って、そこからこのように白と黒とで特殊メイクをすることになったんです。

──なるほど。そういう面も含め、新鮮さも感じさせながら、しっかりSuperfly印のハンコが押された曲になっているんじゃないかと思いました。

志帆 あ、そう思っていただけてよかったです。どんな曲でも自分の歌が入ったら「Superflyだよね!」って思ってもらえるような説得力がないとダメだと私は思っているから。

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私自身まさにそういう心境


──カップリングに収められた「クローゼット」を聴くと、そのことがよくわかります。初めてEDMに挑戦された曲ですが、志帆さんが歌うことで「Superflyだね」って思える説得力がちゃんとそこに含まれる。かつてのSuperflyにはないダンス・サウンドだったので、びっくりはしましたけど。

志帆 あはははは。びっくりしますよね。さすがに私もドキドキしました。EDMで歌ったことなんてなかったから。

──今はこの曲のように、これまでと違うサウンドもやってみたい気持ちになっているわけですね?

志帆 そうですね。新しいサウンドで歌ってみたり、新しく出会った人とコラボレーションしてみたり。確かに気持ちはオープンですね。これからいろんな人のいいアイデアをもらいながら自分らしさとミックスして、そうやって最後にSuperfly印をポンと押せるように持っていければなと思ってます。「クローゼット」で“ゼロになれ もう一度”と歌ってますけど、私自身まさにそういう心境なので、ゼロからのスタートみたいな気持ちでいろんなことに挑戦していきたいですね。

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リリース情報

2014.11.19 ON SALE
SINGLE「愛をからだに吹き込んで」
WARNER MUSIC JAPAN

J-141111-YS31

[初回生産限定盤(CD+DVD)]¥1,800+税 ※20,000枚限定
[通常盤(CD)]¥1,200+税

詳細はこちら


ライブ情報

JFL合同企画 LIVE FOR THE NEXT -LIFETIME MUSIC-
詳細はこちら

オフィシャルサイト

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