日本よりも世界で絶大な評価を得ているバンド、知ってます?

2014.11.18

PHOTO:© charles taylor – Fotolia.com

海外で高い評価を得ている“逆輸入ミュージシャン”たち

「ビッグ・イン・ジャパン」という言葉があるように、初期クイーンやベンチャーズといった本国よりも日本で売れていたバンドやアーティストは結構多い。その逆で「スモール・イン・ジャパン」という言葉もあって、これは世界的に評価が高いのに、それに比べて日本での知名度が低いことを指す。ここではそんな日本では国内よりも国外でのほうが知名度の高いアーティストをご紹介!

◎LOUDNESS

アメリカの超一流ステージ「マディソン・スクエア・ガーデン」で日本人として初めて出演を果たし、世界の音楽史に名前を刻んだバンド・LOUDNESS。日本のへヴィーメタル・シーンを今でも牽引する重鎮だが、アメリカや欧州での人気は日本とは比べ物にならない。あまりの爆音演奏のため、富士急ハイランドでライブをしてるのに長野県から苦情がきたり、国立代々木競技場でライブをしたら原宿駅から苦情がきたり……出禁になってしまった会場も。しかし、同バンドからの影響を公言するアーティストは世界でも多い。というか、ブラックメタルとかだと教会燃やしちゃうバンドもいるわけだし、爆音ぐらい勘弁してよ!

◎BO NINGEN

ロンドン在住の日本人4人によるサイケデリック・ロックバンド。独特なノイズ・ミュージックと、ロングヘアーに黒ずくめの衣装という楳図かずお先生も真っ青なビジュアルで、2009年にリリースしたデビュー作は即完売! 世界的に有名なフェスである“グラストンベリー・フェスティバル”で大抜擢され、母国・日本でも注目を浴びた。拠点を置いているイギリスでは、音楽の枠を超えてファッション誌や老舗シューズメーカのモデルに起用されるなど、UKキッズの憧れの的である。

◎少年ナイフ

1981年に結成されたガールズ・パンクバンドである少年ナイフは、通称「世界一有名な日本のバンド」。元々はタイガー魔法瓶株式会社で働くOLバンドであったが、たまたま来日していたアメリカのレコード会社関係者の目に留まり、海外デビューが決まった。脱力感たっぷりな歌声と爆音はカート・コバーンのお墨付きで、ニルヴァーナとツアーを回ったこともある。ちなみに、メンバーのNaokoは伝説的な晴れ女であり、フェスの最中にどれだけ強烈な雨が降っていても、少年ナイフの出番になると、かなりの確率で晴れるらしい。

彼ら彼女らに共通して言えるのは、海外の音楽から強い影響を受けて活動していたら、そのまま海外で評価されたということ。イタリアの映画監督であるフェデリコ・フェリーニが黒澤明の『羅生門』に影響を受けて『道』を作ったのは有名だけど、やっぱり日本のクリエイティブは世界でも通用するのよ。万歳、ニッポン! 世界で活躍する日本人アーティストたちを、これからも全力で応援しよう。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

M-ON! MUSICの最新情報をお届けします。

この記事に関するキーワード

この記事を書いた人