今年の夏フェス出演でさらにたくましいライブ力を身につけたTHE ORAL CIGARETTESがフル・アルバムを発売!

今年の夏フェス出演でさらにたくましいライブ力を身につけたTHE ORAL CIGARETTESがフル・アルバムを発売!

THE ORAL CIGARETTES

奈良にて結成され、7月にシングル「起死回生STORY」でメジャー・デビューを果たしたTHE ORAL CIGARETTESが、1stフル・アルバム『The BKW Show!!』をリリースした。東名阪で行われるワンマンツアーも控えた彼らが、シーンに一石投じるであろう今作について語ってくれた!

INTERVIEW & TEXT BY 小林“こばーん”朋寛


シングルで初めて僕らを知った人はもしかしたらびっくりするかもしれない

──遂にメジャー1stアルバムですね。

あきらかにあきら 念願でした! 自分たちの幅が広げられる曲を収めることができたし、今までのお客さんにも満足してもらえると思います。

鈴木重伸 自分たちが今までどういう音楽をやってきて、どういう音楽を好んで、どういう曲に自信を持ってやってきたかをそのまま詰め込みました。シングルで初めて僕らを知った人はもしかしたらびっくりするかもしれないですけど、ありのままの僕らを感じてほしいです。

山中拓也 とにかく今の音楽シーンの中で頭ひとつ抜きん出た作品にしたかった。僕らがどんなバンドなのか、しっかりと感じてもらえる一枚になりました。

中西雅哉 メジャー1stアルバムという大切な瞬間でも自分たちらしい攻めの姿勢を示すことができましたね。

──相変わらず攻めの姿勢は崩さない。今までずっと掲げてきた“BKW=番狂わせ”というキーワードをタイトルにしているのもその表れですね。

山中 このタイトルを自信をもって付けることができたのはお客さんのおかげです。ずっと応援してくれているお客さんやこの夏にフェスで会ったお客さんが“BKW”って書かれたタオルを掲げている景色を見ていたら、すべてがTHE ORAL CIGARETTESの一部だと思えてきて。感謝の気持ちもあり、一緒に攻めていこうという気持ちを込めたタイトルです。

──まず一曲目に「嫌い」という刺激的なメッセージの曲がきているのに驚かされます。

山中 最初の10秒が出来た瞬間にアルバムの一曲目にしようと決めてました(笑)。

鈴木 曲のインパクトはもちろん、最後に“嫌い”という言葉の見え方が一気に変わる歌詞も含め、自分たちの持ち味を出せている曲。一番自信があったというのが一曲目にした理由ですね。

──“好き”だから“嫌い”という強烈な振り幅で揺さぶります。

山中 “嫌い”っていう言葉は“好き”という対極との差が激しいし、その分、力強い。“嫌い”という言葉には一般的にマイナスのイメージがついているけど、実はいろんな感じ方ができるんだよってことをみんなに伝えたくて、僕の感じ方を物語にして表現しました。人の感情はかなり複雑。それが伝わったら十分です。

──挑発的、挑戦的な意識は「STARGET」からも感じられます。“さぁ そろそろ時間さ”というのは自分たちの時代がきたことを高らかに宣言していますよね。

山中 今の音楽シーンに対して、どういうアクションを起こすのかを示したいという思いがあったし、自分たちが音楽で何ができるのかを考えながら、それを表現できたと思います。

──時代を引き寄せるような力強さがある中で、その裏側にちょっと不安な感情も覗くんです。

山中 それはもう僕の弱い部分です。常に攻めよう、攻めようと思って歌詞を書いても出ちゃう(笑)。そういう部分も素直に出ていいかなと思っています。

──「モンスターエフェクト」や「ハロウィンの余韻」をはじめ物語調の歌詞も特徴です。いろんなストーリーが繰り広げられる。

山中 全部妄想です。直接的に伝えると難しく感じられるだろうなあという内容は基本的に物語にして、その中に登場する人物の心がどう動くかによって伝えられればと思っています。

鈴木 物語に合わせて、頭の中に映像が流れて、そこにいかにBGMを付けるかという感覚で音作りができるので、歌詞きっかけで音が出てきたりすることもあります。

──「リメイクセンス」では叙情的な歌謡メロディも存分に聴けますね。

鈴木 もともと歌えるメロディが好きっていうのもありますし、サビはわかりやすくしようというのが全員の共通意識としてあったので。「リメイクセンス」はそれが強く出ていますね。

あきら ハーモニーや歌メロはいつもこだわっています。こういう新たな一面はフル・アルバムじゃないと聴いてもらう機会がないので、ぜひ、じっくり聴いてほしいです。

今だったらここまできれいな曲は作れないかもしれない(笑)

──「僕は夢を見る」の儚げな音像も新鮮。

山中 実はこれすごく昔の曲なんです。バンドを初めて、2〜3曲目くらいに出来た曲。むちゃくちゃな作りの曲だったんで今回改めてレコーディングする時に困りましたね。自分たちの成長を確認しました(笑)。

鈴木 逆に今だったらここまできれいな曲は作れないかもしれないなあ(笑)。もともとはわりと淡々とした曲だったんですけど、その雰囲気を残しながらどこに起伏を持たせればいい曲になるかということを考えて、アレンジしなおしました。

──ラストを締めくくる「透明な雨宿り」はラブソングかつビッグバラード。これも今までになかったタイプの曲です。

山中 ディレクターさんがメロディもサウンドもいいから、“泣ける”要素を最大限突き詰めようと提案してくれて、レコーディングをやっている中でどんどん変化していきました。最終日に歌録りで、自分の声も限界寸前だったんですけど、気持ちを込めて歌い終えたら、ディレクターさんがめっちゃ泣いていて。その時にいい曲になったんだなって確信しましたね。

──先行シングル「起死回生STORY」やライブ定番曲「大魔王参上」などライブ映えする曲はもちろん、収録曲それぞれをライブで聴くのが楽しみですね。

鈴木 曲が増えた分、ライブも緩急をつけながら、より面白いことができると思います。

中西 新しい曲を聴いた時のお客さんのリアクションも楽しみですね。

山中 この夏のライブでワンステージ上がれたように思うんですけど、その上がった先にまたハンパない強い敵がいっぱいいて、ボコボコにされたなあっていう思いがあって(笑)。だから、次のツアーはその時の悔しさをバネにより細部にこだわった内容になっています。ぜひ楽しみにしてほしいです。

リリース情報

2014.11.12 ON SALE
ALBUM『The BKW Show!!』
A-Sketch 

J-141106-FY-1641

【写真:初回限定盤A CD+DVD】¥3,000+税
【通常盤 CD】¥2,500+税

詳細はこちら


ライブ情報

“THE ORAL CIGARETTES 唇ワンマンツアー 2014 AUTUMN ~食欲の秋にアルバムリリース、BKW勢食い尽くしてやる!の巻~”
詳細はこちら


オフィシャルサイト

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