【前編】いきものがかりが届ける、頑張る女性への応援歌!

【前編】いきものがかりが届ける、頑張る女性への応援歌!

いきものがかり

シングル「熱情のスペクトラム/涙がきえるなら」から1ヵ月、早くも新曲がリリースされる! それこそが、ドラマ「女はそれを許さない」主題歌にも起用されている「GOLDEN GIRL」だ。この曲は頑張る女性を励ます応援歌に仕上がっており、そんな1枚に込められた想いを【前編】【後編】に渡って真相に迫ります!

INTERVIEW & TEXT BY 田家秀樹


今年のいきものがかりは、いつもと違う──。

前作のシングル「熱情のスペクトラム/涙がきえるなら」のときにそう書いた。

2ヵ月連続リリースとなった「GOLDEN GIRL」は、そんな予感を決定づける作品だろう。ドラマ「女はそれを許さない」主題歌。作詞・作曲は吉岡聖恵。彼女のシングルとしての詞曲は2010年の「キミがいる」以来、4年ぶりだ。

本人が頑張るというより、周りに助けられる応援歌

吉岡聖恵 お話をいただいて作り始めたのは8月ですね。後半に基となる曲を書いて、9月からはもう一度詞を書き直す作業に入りました。ドラマの脚本はあえて読まなかったんですけど、粗筋は見せていただいて。主人公が私と同世代で、女性同士がタッグを組んでお互い補いあいながら生きてゆくという。チーム・ワークだったり、女性が輝いていたり、奮闘するというイメージで書いていきました。最初は、自分が輝くというストーリーで書いていたんですけど、主人公が周りに助けられて成長してゆくというテーマでもあるので、本人が頑張るというより、周りに助けられる応援歌を書いていこうということになりました。

──この曲も“キミ”がたくさん出てきますけど、吉岡さんが書いた前作のシングルが「キミがいる」。“キミ”繋がり(笑)。

吉岡 それはまったく考えてなくて、自然にそうなった。“キミ”になりましたね。「キミがいる」のときも、ドラマの主人公が同姓で同世代。今回も31才。まさに同世代なんで、そうなったんでしょうけど。直接の繋がりはそんなにないかなと思いますね。

“私”はいなくなりました(笑)

──「GOLDEN GIRL」というタイトルは、どんなイメージだったんですか。

吉岡 これ、「GOLD」という仮タイトルだったんですよ。曲が出来上がっていく段階でちゃんとしたタイトルにしなければと思って自分なりに考えてたんですけど、リーダーが発案してくれました(笑)。

水野良樹 「GOLD」というのもなんの意図もなくて。最後までそのままだったんですけど、歌入れしてるときに僕が落書きしてたんです。“GOLDEN BOY”という言葉があるじゃないですか。“未来ある少年”。だったら“GOLDEN GIRL”というのもあるかなって落書きで書いたのを、歌入れを終わった吉岡が見て、「お、これがいい」って。

吉岡 完全にいただきました(笑)。

水野 アレンジは、亀田(誠治)さんと打ち合わせしていたときに、“多幸感”をテーマにしようよと言われて。女性が頑張ってて、それを応援したいという曲なんだけれど、女性特有の華やかさがあったりする感じが出れば良いねと。「GOLDEN GIRL」という言葉もイメージに作用したんでしょうね。

山下穂尊 途中のコーラスの英語のところもかなりいろんな案が出たんですよ。意味があってるかなとか言いながら、適当な英語を入れてみたり。

水野 この曲のレコーデイングは楽しくて。僕ら、いつもは詞や曲を書いてきた人には何も言わないんですよ。特に歌入れのときは吉岡が集中できるように何も言わなかったりするんですけど、今回は、それはそうだよ、みたいなことを歌入れ現場でいろいろ言ったり、かなり和気あいあい。吉岡も吉岡で、いつもなら歌詞が出来ていて、それを歌えば良いんだけど、今回は歌詞を書く作業と歌う作業が一緒でしたから、もうパンパンになってましたね。

吉岡 直前までディレクターさんと、やりとりしてたんで。ずっとそうですね。歌詞を書き始めたときからやりとりしてたかな。ここがもうちょっと、あとひと声、みたいなことを言い合って。とてつもないカロリーを使っていただきながら作ってました。

水野 山下が気づいたんですけど、この曲には“キミ”という言葉はよく出てくるんですけど、一人称が出てこないんですよ。

──そうなんですよね。それはそう思いました。

山下 ちょっと俯瞰してますよね。聖恵が書く詞には“僕”が多いんですけど、この曲は“キミ”ばっかりですから。

吉岡 これでも減らしてるからね(笑)。最初は“アタシがキミを応援してる”というようなことを書いてたんですけど、ディレクターさんに「自分が踊り出過ぎてる」みたいなことを言われて、“私”はいなくなりました(笑)。

──言わなくてもわかる、という距離感ですよね。“私”は、そこにドンといますよ。

水野 吉岡が書いて吉岡が歌ってるんで、あんまり吉岡像が出てきても良くないし。聴いてくださる方が、自分のことにも引きつけやすくなって良かったと思いますね。でも、この曲は吉岡が書いて歌ってるから成立するのかなと。“全速力”とか、言葉だけ見ると押しつけがましいけど、吉岡が歌うとすんなり聞こえる。男子が書いて吉岡が歌うと違って聞こえるのかもしれませんね。

吉岡 自分では出したかったんだけどね。気づいたら、“私”はなかった(笑)。

吉岡聖恵ならではの「GOLDEN GIRL」。カップリングはあの名曲「未来予想図Ⅱ」だ。その話は、また明日──。

【後編】は11月13日公開です。お楽しみに!


リリース情報

2014.11.12 ON SALE
SINGLE「GOLDEN GIRL」
EPICレコード

J-141107-BA-1927

¥1,165+税

詳細はこちら
オフィシャルサイト

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