太陽光発電だけで開催したフェスの自給自足っぷりがすごかった!

2014.10.21

PHOTO BY 三浦麻旅子、岡村直昭、平野大輔、柴田恵理、足立百合

クリーンでピースなロック・フェスティバル“中津川 SOLAR BUDOKAN”


 9月27日〜28日。心地良い秋晴れの下、岐阜県の中津川公園で“中津川 SOLAR BUDOKAN”が開催された。ミュージシャン・佐藤タイジのプロデュースの下、「太陽光発電によるクリーンでピースなロック・フェスティバル」として、フェスの運営に必要な電力の全てを太陽光発電でまかなうこのフェスは今年が二度目の開催。フェス当日には、シアターブルック、Char、Dragon Ash、堂珍嘉邦などの人気アーティストが多数出演し、会場は大きな盛り上がりを見せた。

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 同フェスの最大の特徴は、2日間に渡るフェス運営に必要な電力を全て太陽光発電でまかっているという点! 太陽光発電は、発電の際にCO2排出がなく、エコでクリーンなエネルギーとして注目を集めている。

 “中津川SOLAR BUDOKAN”はライブの音源からフードコートに至るまで全ての電力をその太陽光発電でまかなうというが、一体どのくらいの電力が必要なのだろうか?

 開催第1回目となった昨年は、2日間で約580kwhの電力を消費し、それらを全て太陽光発電でまかなった。580kwhというと、一般家庭一世帯の約2ヵ月分の電力消費量に匹敵する値であるが、これほどの電力を供給するために、下記のシステムが展開されていた。

◎500枚のソーラー・パネル

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 どん! なんと会場には500枚ものソーラー・パネルが設置され、ここからエネルギーを得て電気を作っている。

◎蓄電器

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 フェス開催前から蓄電池に太陽光で作られた電気を貯め込んでおり、天気が悪くなったときも対応できるようにしていた。ちなみに、本番中に作られた電気もここに貯めて、電気の供給量をコントロールしていた。

 さらに、発電機は石油などで動かすのが一般的だが、植物の油を使うバイオディーゼルの発電機を設置。もし化石燃料が枯渇しても、太陽と植物がこの世にある限り、音楽フェスはなくならないということだ!!

 ビートルズのジョージ・ハリスンが「ヒア・カムズ・ザ・サン」を思い浮かんだのは、春の日差しを浴びていたときだって言うじゃないか。やっぱり、音楽と太陽は切り離せない仲なのだ。今後、このような取り組みがさらに広がることに期待大である。

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