初音ミク、アメリカの国民的長寿番組に出演!その現地の反応は?

TEXT BY 村上ひさし

初音ミク、全米テレビ・デビューに現地オタクも大興奮!!!


 初音ミクが遂にここまで! 今や全世界に拡散中のジャパニーズ・ポップカルチャーの象徴とも言える初音ミクが、アメリカの人気テレビ番組『Late Show With David Letterman』に初めて登場。すごい! すごい! と現地のオタクたちを熱狂させている。

 何がすごいって、その番組、デヴィッド・レターマンというベテラン・コメディアン(ちょっぴり皮肉屋で、あちらのタモリ的な存在)が司会を務める国民的人気の長寿番組。同番組に出演するのはもちろんのこと、3大ネットワークのテレビ(いわゆる地上波)にバーチャル・アイドルが登場するのはこれが初めて。日本のアニメやゲームやコスプレなどに興味のない、いわゆる一般人が大勢観ている夜の大人向け番組だけに、一気に知名度がアップするのは必至──というので全米のミク・ファンも大興奮なのです。

 ミクが登場したのは、普段ならレディー・ガガやケイティ・ペリーのようなアーティストの出演する音楽ゲスト枠。ニューヨークのスタジオ・オーディエンスを前に「Sharing The World」を披露。歌い終わってから司会のデヴィッドと少しだけ対面すると、彼は「まるでウィリー・ネルソンのツアーバスに乗ってるみたいだったよ」と苦笑しながらコメント。このウィリー・ネルソンとはアメリカのベテラン・カントリー歌手で、ツアーバスからマリファナが発見されたこともある逮捕歴の持ち主。それをネタに番組の前半でジョークを飛ばしていたので、つまりそれくらい「ぶっ飛び体験だったよ」ということ。

放送後、ソーシャル・メディアでは様々な意見が展開

 番組終了後のソーシャル・メディアでは、早速その67歳の司会者(来年には引退予定)とミクの対面が「痛快だった!」と大盛り上がり。ガガが『徹子の部屋』に出演した時の興奮と少し似ているような気も。「遂にメジャーに進出!」「凄い、こんなことが実現するなんて!」「ちゃんと正しい『初音ミク』の発音で紹介されたぞ!」といったうれしい驚きの声がほとんどだが、もちろん「選曲を誤った」「一般人にミクの良さなんてわかりっこない」「アングラのカルチャーが潰される」といった危惧する声も上がっている。

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この後、初音ミクはロサンゼルス(10月11日〜12日)とニューヨーク(10月17日〜18日)でコンサートを行ない、ニューヨークでは10月9日から19日まで“Hatsune Miku Art Exhibition Universal Positivity”と題されたアート展を開催。レディー・ガガの全米ツアーのサポート、トヨタのカローラのCMなどで知名度を上げてきたミクが、これからどんなふうにアメリカの一般層へと浸透していくのか、「クールジャパン」の行方共々これは興味津々です。

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