ラックライフの今が凝縮された、最新アルバム

ラックライフの今が凝縮された、最新アルバム

ラックライフ

作詞作曲を担う、PON(vo、g)の人柄が伝わると同時に、ふと聴き手である自分の日常が浮かんでくるラックライフの4thアルバム『正しい僕の作り方。』が完成!

INTERVIEW & TEXT BY 黒田奈保子


もうビタ(きっかり)です!!


──今回のアルバム『正しい僕の作り方。』に対する、具体的なイメージはありましたか?

PON 楽曲を作り始めたときには全体像をイメージすることはなくて。とにかく“今”作れる曲を集めて一枚のアルバムにした感じです。どんなアルバム・タイトルを付けようかって考えたとき、今作のリード曲「plain」が出来て。それを中心に考えていったら、このタイトルがぴったりハマりました。

──1stシングル「ハルカヒカリ」発売からツアーもありましたが、アルバム制作はどのように進めていったのですか?

PON レコーディングそのものは1stシングルのリリース前から作業をしていて。その前にも3月にアルバム『my contents』をリリースしていたんで、つねに同時進行で制作していた感じですね。結構パッツパツな進行でしたね。

──同時進行となると、ここ1年で発表した作品に込められているメッセージは共通するものだったり?

PON 僕から生まれたものなので、自然とそういう部分はあるかもしれません。それに『my contents』「ハルカヒカリ」があったからこそ出来た作品なんで、同じメッセージだったとしても、より内容の濃いものになっていると思います。全10曲なんですけど、もうビタ(きっかり)です!!

大事にしていきたい部分


──ラックライフが今できることすべてを出し切ったと?

PON そうですね。フル・アルバムって何曲入れないとダメかをスタッフに聞いてみたら、「10曲からがアルバムだよ」と。今回はシングル1曲、新録が8曲、昔からライブでも馴染みのある1曲というビタで入れています!(笑)

──PONさんの気持ちが100%、漏れることなく込められている同作。背中を押してくれるような、ポジティブな楽曲が持ち味ですが、PONさん自身は楽曲制作時にはネガティブな感情に落ちてからでないと、楽曲をうまく作れないとうかがいました。やはり、今回もそういう楽曲作りを?

PON そうですね。やっぱり今回も一度落ち込んでから気持ちを盛り上げていきましたね(苦笑)。

──作詞作曲はすべてPONさんが担当されていますが、楽曲制作においてメンバーに世界観を伝えることは?

PON ラックライフはスタジオに入ってから曲の構想を固めていくんですけど、その時点でいろいろ伝えることはあっても、最近はメンバーの個性を受け入れられるようにしています。自分で曲を作って、頭でイメージする音が鳴ってるけど、とりあえずはメンバーと一緒に音を出して。どんなフレーズを弾くんやろう? って思いながらレコーディングしてみるんです。そのほうが想像を越えたものになるし、自分が考えていたものよりもよかったりもするので。それに、メンバーみんなで曲を作っているんやなって感じられる瞬間でもあるから、大事にしていきたい部分ではありますね。

好きでいてくれてる証拠やなって


──作品を出すたびにPONさん自身、そしてバンド自体も成長しているってことですよね。今回の楽曲で他のメンバーからお気に入りの楽曲はどれか? といった話をすることはあるのですか?

PON んー……あんまりそういう話はしないんですけど、今回は機材車でびっくりするくらいよく流れているんですよ。もちろん、新作を作るたびに聴いてはいたんですけど、今回の作品はいつも以上で。それってすごく安心できるんですよね。高校時代から一緒にいるメンバーだから、これだけ長いこと一緒にいると“お前の曲はやっぱりいいなぁ”なんて面と向かっていちいち言わないじゃないですか。でも、今回はメンバーの誰が運転しても、ずっとこのアルバムが流れてる。ラックライフやっててよかったなって思いました(笑)。作る側としては不安になることも多くて……評価されても“ほんまのところはどう思ってるんやろ”って不安はつねづねあって。けど、繰り返し自分たちの音楽を聴いてくれるってことは、俺が作る曲も、ラックライフとして作る曲も、好きでいてくれてる証拠やなって。メンバーに認めてもらえるのが素直にうれしいですよ。

これを聴いてもらったら嫌でもわかる


──近い存在だからこそ、認めてもらったときの喜びも大きいのかもしれませんね。手応えもかなりのものではないですか?

PON そうですね。俺がどういう人間か、興味がない人でもこれを聴いてもらったら嫌でもわかる。誰にでも当てはまる“日常”を切り取った曲たちなんで。僕もみんなと変わらんし、いろんな悩みだってある。そういうのを抱えながら作った曲たちなんです。ナチュラルな気持ちで聴いてもらったら伝わると思うんですよ。

──楽曲の世界観に自己投影できる。歌詞の世界にいる人物に自分自身を置き換えられる、そんな作品だと思います。

PON 俺の日常を切り取った曲ですけど、聴く人自身の日常を思い出してもらえたらうれしいですし、大事にしたいものとかが見つかればいいなって思いますね。あとは自由に聴いてもらえたら。僕らは僕らで音楽とか、好きなことをやっているだけ。もちろん、一生懸命やっているけど、案外伸び伸びやってるんで(笑)。お客さんも伸び伸びと気張らずに聴いてくれたら何よりです。気張るために聴くものじゃない。音楽ってそれくらいでいいんじゃないかなって思います。


リリース情報

2014.10.15 ON SALE
ALBUM『正しい僕の作り方。』
I WILL MUSIC

J-141010-YS2

¥2,400+税

詳細はこちら


ライブ情報

ラックライフ presents 「正しい僕の作り方。〜GOOD LUCK〜」
詳細はこちら

オフィシャルサイト

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