盛大に笑って、スカッとして、グッと来る。カメレオの2ndアルバム!

盛大に笑って、スカッとして、グッと来る。カメレオの2ndアルバム!

カメレオ

自身2作目となるフル・アルバム『ハイカラ』は、カメレオ濃度200%の逸品に仕上がった。リスナーの感情を大きく揺さぶる本作について、メンバー全員に話を聞く。

INTERVIEW & TEXT BY 山本弘子


めちゃめちゃ楽しいんですよ


──2ndアルバム『ハイカラ』は弾けてますね。そして、カメレオのメッセージも伝わってくる。写真もインパクトがあって……。

Takeshi アーティスト写真撮影のとき、いきなりHIKARU.に「殴られて撮ってみて」って言われたんですよ。

HIKARU. “これまでの自分たちをぶっ飛ばそう”という意味で「自分で自分を殴ってみて」ってメンバーに言って撮った写真です。『ハイカラ』に「一刀両断!!」という曲が入っているんですけど、結果的にその曲のメッセージとリンクしましたね。次に向かうためにも、己をぶちのめして新しい自分になろうぜっていう。

──完成したアルバムの手応えは?

Kouichi この先、カメレオの音楽の振り幅が広がっていくことを提示する1枚になったと思います。10年後にもちゃんと残る音楽を作ろうと歌詞にもこだわったんですけど、作っているうちに“音楽の定義”っていう型にはまった考えが自分のなかからパーッと消えていったんです。このアルバムを作ってから、早くも次の曲を作ってるんですけど、今、曲作りが楽しくて仕方ないですね。

Takashi そう、そう! めちゃめちゃ楽しいんですよ。

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今までのカメレオを超えたかった


──カメレオをやることが?

Kouichi そうですね。派手な衣装を着て、髪形を作らなくても、言いたいことがあって作りたい曲があるっていう。脱V系っていう意味じゃなく、音楽の有り方に制限なんてないんだってことに改めて気づいたと言いますか。

HIKARU. そう。なにやったっていいんだなっていうことを今回再認識しました。めっちゃ激しいゴリゴリの曲があるかと思えば、「v(^_^)v」みたいなJ-POP寄りの曲があったり、“同じバンドの曲なの?”って思うぐらい幅広いと思うんですけど、カメレオらしさが思いきり出せたかなと。

──“ハイカラ”というタイトルはどこから?

HIKARU. 単純に最先端感を出したかったから。今までのカメレオを超えたかったし、シーンに対して、ハイカラなものをぶち込みたかったっていうのはありますね。

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より強くカメレオを色付ける


──前半は「新人類」「現代病写」とシニカルで社会性のあるメッセージの曲が多いけど、後半に進むに連れてトーンが明るくなりますよね。

HIKARU. そうですね。曲順を意識しつつ、歌はいつも以上に言葉がはっきり伝わるように歌おうって。メッセージがしっかりある曲ばかりなので歌詞カードを見なくても伝わったらいいなって。

Takeshi 伝わった!(笑) HIKARU.は5人で歌う曲「万歳\(・∀・)/Music!」のレコーディングのときも俺らに“歌詞が聞きとれないからもう1回!”ってダメ出ししてましたね。元々、“なんでもあり”をコンセプトに活動してきたバンドだけど、今回もそこはブレずに、より強くカメレオを色付けるアルバムになったと思います。

Daisuke 書き下ろしの新曲が7曲入ってるんですけど、1stアルバム『なう!』では絶対に出てこなかった曲ばかりで、車で聴いていても飽きないですね。ギターに関しては、メンバーのデモ音源に対して忠実に弾きつつ、自分なりに遊び心を入れたつもりです。

Takashi 自分たちの音楽を模索しながら、“カメレオってたぶんこういう音楽性だよね”ってわかってきたのが『なう!』だったんだけど、そういうカメレオの枠さえも飛び越えて、より自由度が増したなって。今年、初の大規模なワンマン・ツアーを回って感じたこともあったし、今は“何やってもアリ”っていう感覚が以前よりも強くなりました。ギター弾いてる割合はDaisukeの方が多いんじゃないかな?

HIKARU. Takashiはレコーディングだとシーケンス担当だからね。アレンジもレベル・アップしてると思います。

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俺の会話を歌詞にしたんでしょ?


──ちなみにリード・トラック「で?」は、先輩風を吹かせているミュージシャンをディスりながら、そう思ってる自分にパンチを入れている歌詞かなと思いましたが、実体験?

HIKARU. Kouichiくんの体験談です(笑)。

Kouichi 俺の会話を歌詞にしたんでしょ?

HIKARU. そう。飲みの席でKouichiくんが悔しい思いをしたみたいなので、これは歌にしとこうって。

──こういう体験してる人は多そうですね。

HIKARU. 僕らみたいな仕事に限らず、会社や部活の先輩っていうシチュエーションでもあるんじゃないかな。

Takeshi バイト先の先輩とかね。

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ちょっとニヤニヤしちゃってます(笑)


──楽屋で先輩に説教されるミュージック・ビデオ(以下MV)も爆笑しました。リングでのアクション・シーンも出てきますね。

Takashi 四の字固めとかしてますね。

Kouichi MV撮影は何が大変だったかってワンマンツアー・ファイナルのZepp DiverCity(TOKYO)ワンマン公演翌日、早朝からスタジオ入りしたんですよ。ライブの余韻にも浸れず、終わったの夜中の1時ぐらいで。

Takeshi しかも、Kouichiはエルボーをキメるアクション・シーンがあったんですけど、アクシデントでスタッフとぶつかって、撮影後半は歩けなくなるほどで。

Kouichi 信じられないぐらい右足が腫れてきて、しゃべれないぐらい痛かったですね。

Takeshi 先輩ミュージシャンの役をお笑い芸人・ワンワンニャンニャンの菊地正志さんがやってくれて、笑いをこらえるのが大変だったんだけど、Kouichiだけ真顔だったんで「プロ意識すごいなぁ」って感心してたんですけど……(右足)痛いだけだったっていう(笑)。

HIKARU. メイキングじゃなく、通常のMVで菊地さんがテーブルに足をガーンと乗せるシーンがあるんですけど、よく見ると僕、ちょっとニヤニヤしちゃってます(笑)。

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“奇抜”っていう意味もある


──では、アルバムを引っさげての“カメレオ ワンマンツアー2014「ハイカメさんが通る」”はどうなりそう?

Daisuke 全会場、楽しいライブになると思います。ハイカラって“奇抜”っていう意味もあるので、個人的にステージングも含め、今までやったことないことに挑戦してみたいですね。


リリース情報

2014.10.15 ON SALE
ALBUM『ハイカラ』
Danger Crue Records

J-141010-YS11

[初回生産限定盤/CD+DVD]¥3,426+税
[通常盤/CD]¥2,778+税

詳細はこちら


ライブ情報

カメレオ ワンマンツアー2014「ハイカメさんが通る」
詳細はこちら

カメレオ 3周年記念3DAYSライヴ
「めちゃ×3みなさんのおかげでした!」

[2015年]
1月10日 東京・BlackHole
1月17日 東京・渋谷公会堂
1月18日 東京・渋谷公会堂
詳細はこちら

オフィシャルサイト

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