2大ディーヴァが復活!ふたりのソロ活動に共通する“気遣い”が……

2014.10.14

TEXT BY 村上ひさし

ファーギーとグウェンがソロ活動再開!その道のりが長かったわけとは?

 大成功を収めながら、なかなか新作をリリースできなかったふたりの大物ディーヴァが立て続けに活動を再開した。ひとりはブラック・アイド・ピーズのファーギー、もうひとりはノー・ダウトのグウェン・ステファニー。このふたりがそろって新作のリリース予定を発表したのだけれど、あまりにも事情が似通っていてビックリ!なのだ。

 共にソロ・アルバムを発表するのは8年ぶり。ファーギーは『ファーギー:THE DUCTHESS』1枚でソロ・シンガーとしての人気を確立。「ロンドン・ブリッジ」など計5曲を全米チャートのトップ5に送り込み、うち3曲でNo.1を獲得。

 一方のグウェンは2枚のアルバム『ラヴ.エンジェル.ミュージック.ベイビー』と『スウィート・エスケイプ』から「ホラバック・ガール」のNo.1を放つなど、こちらもヒットを連発。

ふたりの共通点は「母体あってこその私」

 でもふたりともソロに完全転向するわけではなくて、グループ活動も継続。その間に結婚して子供を産み、家庭生活を充実させつつ、クロージングラインや香水などのサイドビジネスにおいても成功。ファッショニスタとしてセレブ度をどんどんアップしていったけれど、それでも決してグループを見捨てなかったところも、ふたりの共通点。

 中途加入のファーギーは「曲を書くのに時間がかかるから」とソロ活動が頓挫した理由を語る。苦節時代から一緒の元彼もグループに在籍するグウェンは「ソロ活動はレコード会社の意向だった。自分は乗り気でなかった」と振り返る。つまりふたりは口が裂けても「自分だけが成功するわけにはいかない」とは言わないが、「グループを置いてはいけない」「母体あってこその私」であり、他のメンバーに恩を感じているわけなのだ。一抜けを狙うどこぞのアイドル・グループに聞かせてやりたい話です。

他メンバーに仁義を通し、満を持してソロ活動を再開!

 実際、ファーギーはソロでブレイク後にブラック・アイド・ピーズに復帰してアルバム2枚を大ヒットさせているし、グウェンは一昨年ノー・ダウトとして新作を発表してツアーを再開。グループ活動もきっちりやっているから、今回のソロ復帰が実現したと考えて良さそうです。しかも、ブラック・アイド・ピーズは活動休止中だから気兼ねなくソロで活動できるわけですし。ファーギーは来年リリース予定の新作から「L.A. Love(la la)」という新曲を公表したばかり。グウェンのほうは年内リリースの新作の1stシングルが「ベイビー・ドント・ライ」に決定したと発表。そのソロ・アルバム制作と並行してノー・ダウトのアルバムも作っているというから、やはりそうとう気遣いの人というか、義理堅いんでしょうね。

C-20141014-MK-2035ファーギー ニュー・シングル「L.A. Love(la la)」

 さて、このベテラン女史たちのカムバック。どちらが勝つかというよりも、アリアナ・グランデやイギー・アゼリアといった新進女性シンガーたちと、どこまで互角に戦えるか、というのが見どころではないかと。ブランク8年ってことは、ケイティ・ペリーも活躍していませんでしたからね。その気遣いの心で大カムバックを期待したいものです。

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