温泉シーズン到来!温泉音楽がアナタを芯から温めてくれる!!

2014.10.13

TEXT BY 齋藤奈緒子
PHOTO:© mname – Fotolia.com

アーティストが描く温泉風景! これを聴いたら温泉へ行きたくなる!?

夏が終わって、肌寒くなり紅葉が始まると、ココロ誘われるのが温泉。近年、全国の温泉地では、“音泉温楽”“加賀温泉郷フェス”“FUKUNE MUSIC FES”など続々と音楽フェスが開催され、音楽と温泉の繋がりも深まっています。さて今回は、聴けばきっとどこかの温泉に行きたくなる! 温泉をテーマにした名曲を、旅の目的・タイプ別にご案内いたします。

さびれた風情を愛するなら→キリンジ「温泉街のエトランジェ」

“伊香保、白骨、黒川、水上、道後、登別”。これはキリンジの2010年のアルバム『BUOYANCY』収録の「温泉街のエトランジェ」で歌われる歌詞。この曲で描かれる温泉街は、いかにも2時間サスペンス・ドラマに出てきそうな、レトロなひなび系。“手打ちの台で大あたり”“怖いもの見たさでヌードショー”など、昭和のまま時間が止まったような街並みに、“理由ありそうなママが切り盛り 写真の男が来ました”と、何やら事件の匂い……? キリンジ得意の都会的でスタイリッシュなアレンジで、そんなベタな温泉が描かれるミスマッチもポイント。浴衣とゲタで、さびれた温泉街をさまよいたくなります。

仕事に疲れてピットイン→やもり(森山良子と矢野顕子)「温泉に行こう」

“できませんって 言うのがイヤで”“毎日が誰かのためで 自分のためには もうすっからかん”……働く人なら胃が痛くなるこんなフレーズをほがらかに歌うのは、森山良子と矢野顕子による大物デュオ、やもり。仕事でいっぱいいっぱいになったら、温泉に行こう! と明るく誘ってくれる曲で、女の先輩であり母であるふたりの「がんばってるの、わかってるよ」的な包容力が、お湯よりも沁みます。

体だけじゃなくココロも癒されたい→くるり「温泉」

“は~ あっちちのち~”。くるりの「温泉」は、2010年のアルバム『言葉にならない、笑顔を見せてくれよ』に収録された温泉ソングで、音頭調のアコースティック・サウンドもいい湯かげん。“風呂はじゃぶじゃぶ 地球のめぐみよ”“愛のちからも 信じる気持ちも/こころ休めて生き返れ>と、体を温めるだけではない、温泉の「心」の効用について歌っています。なぜ人は温泉を求めてやまないのか、その答えがこの曲にあるのかも。

過去を洗い流したい人に→クレイジーケンバンド「山の音」

 元・殺し屋であることを隠して、秘境の温泉宿で働く“源さん”と、温泉客との人間ドラマを描き、カルト的な人気を誇ったテレビ東京の深夜ドラマ『湯けむりスナイパー』(2009年)。この主題歌「山の音」を書き下ろしたのが、横山剣率いるクレイジーケンバンド。ジャジーでアダルトなムードのトラックに乗せ、“シャレにならない過去はすべて 湯けむりとともに飛ばしてゆけ”と口ずさめば、気分はすっかりアウトロー?

仲間で思い出作り→モーニング娘。「卒業旅行~モーニング娘。旅立つ人に贈る唄~」

 やっぱりみんなでワイワイ温泉旅行したいあなたには、モーニング娘。の2003年の「卒業旅行~モーニング娘。旅立つ人に贈る唄~」を。この曲はモー娘。を卒業する保田圭のために書かれた曲で、“卓球大会 するぜ!”“温泉饅頭 食うぜ!”と元気いっぱいながら、“このまま 一生友達だし”と友情を誓い合うところにグッときます。

 さて、あなたの今の気分はどの「音」泉?

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