安田レイが届ける、“意志”と“決意”を込めた『Will』

安田レイが届ける、“意志”と“決意”を込めた『Will』

安田レイ

2013年7月にシングル「Best of my Love」でデビューした安田レイ。そんな彼女の初となるフル・アルバム『Will』が届いた。モデル活動もこなしながら、アーティスト活動をする彼女の“意志”、そして“決意”が込められたこのアルバムへの想いをたっぷりと聞いた。

INTERVIEW & TEXT BY 藤井美保


皆さんが、「ハ〜〜〜ッ」ってなっちゃって(笑)

──まずは、音楽との出会いを。

安田レイ 小さい頃から、つねに家には音楽が流れてました。特に父は、家が揺れるくらいの爆音でロックをかけてましたね(笑)。LOVE PSYCHEDELICOや竹内まりやさんを聴くようになったのは、母の影響です。

──能動的に買った最初のCDは?

安田 小学生の頃、お小遣いでモーニング娘。さんのCDを買いました。パフォーマンスや衣装も好きで、友達とグッズ集めもしてましたね。

──歌を目指したきっかけは宇多田ヒカルさんと聞いていますが、そこからR&Bを辿ったりはしましたか?

安田 小学校5、6年の頃、アッシャーの『コンフェッションズ』を買ったのが、R&Bへの入り口になりました。いろんなジャンルを聴きますけど、ブラック・ミュージックの要素が感じられるアーティストを好きになることが多いですね。

──小6のときに元気ロケッツのオーディションを受けたんですよね?

安田 はい。PV用にミステリアスな少女を探しているということを知り、受けに行ったんです。一応、特技ということで、BoAさんの「VALENTI」を踊りました。そしたら、玉井(健二)さんが急に、「歌ってみてよ」と言い出したんです。歌の審査があるとは聞いてなかったからパニックで(笑)。そしたら、玉井さん「“ハッピー・バースデー”なら歌えるでしょ?」と。それなら歌えるなと思って、名前を“Dear Mummy”にして歌ったら、そこにいた皆さんが、「ハ〜〜〜ッ」ってなっちゃって(笑)。

──心温まっちゃったんですね。

安田 それで合格できたのかなと。

──今回ボーナス・トラックに、元気ロケッツのLumiとして歌った「Heavenly Star」がアコースティック・バージョンで収録されてますね。

安田 いつかギターと歌だけでやりたいと思っていたのが、ようやく実現しました。原曲とは真逆の世界観。メロディの美しさが証明できてうれしいです。

──Lumiではなく、ソロ・シンガーになりたいという気持ちはいつ頃から?

安田 元気ロケッツに参加できたことは幸せだったんですけど、Lumiの存在自体が不思議な設定だったので、声は他の人の声も混ぜて加工していたし、本来の姿や本名も出せなかった。なんかヒソヒソやってる気がして、「本当はね、本当はね……」という気持ちが大きくなっていったんです。

──それを玉井さんには?

安田 私から具体的に言ったことはなかったんですけど、薄々感づいてくださっていたみたいです。

──当時はまだ学業もあって?

安田 そうですね。時期を見計らってくださってたのかも。高校卒業のタイミングに呼び出されて、「レイちゃん、ソロ・デビューするよ」と言われたときは、言葉では表せないほどうれしかったです。責任感や不安も感じましたが、喜びのほうが大きかった。

自分の“意志”と“決意”で“絶対叶う”の『Will』に変えていこうと思いました

──そして、デビュー1年でこの1stアルバム。『Will』に込めた思いは?

安田 ジャケットにドーンと載る短くてインパクトある言葉を探してたときに、コレしかないなと。それまで、私のなかにあったのは“いつか叶うといいな”という「Wish」でしたが、それを自分の“意志”と“決意”で“絶対叶う”の『Will』に変えていこうと思いました。

──アルバムで挑戦したことは?

安田 本格的バラードとコラボです。

──ピアノ中心のバラード「Regret」では、声の表情にドキッとしました。

安田 ありがとうございます。シンプルなサウンドは大好きなので、今後もっともっとこういう曲を歌っていきたいと思ってます。

──「One More Time feat. Matt Cab」はどんな経緯で?

安田 私と正反対の甘くて優しいマットさんの声に惚れてしまいまして(笑)、お願いしました。緊張感と一体感が合わさったいいケミストリーが、音に閉じ込められたんじゃないかと思います。

──いちばん大変だったのは?

安田 「Inside Out」。渡される曲のハードルがどんどん高くなってるんですね。もっと成長するようにと玉井さんは考えてくれてるんだと解釈はしてるんですけど。さらにこれは、レコーディング当日、練習のときよりキーが半音上がるという無茶振りもあって、余計難しくなったり。やり終えての達成感は大きかったんですけど。

──半音上げの必死感を、玉井さんはねらったのかもしれませんね。“つまづくのが怖くて 低いヒール選んでた日々”という歌詞ともリンクします。

安田 そうですね。この曲は、「リミット決めたら望む場所には辿り着けないよ」という女の子への応援歌。何事もちょっと無理するくらいがちょうどいいのかもしれません。

──安田さんの『Will』はさらに強くなってるんじゃないですか?

安田 ひとつ目標をクリアすると、やりたいことがどんどん増える。それをまたクリアしようと奮闘するたび、『Will』は強くなってる気がします。1年前の自分に、「今、君はこんなことができてるんだよ」と見せてあげたいです。自分のことはなかなか褒めないタイプですけど、今はちょっとだけ褒めてあげたいなとも思ってます。

──1月からは初ワンマンで初ツアー。モデル業で培ったものも生かすことができそうですね。

安田 表現という意味では決して別モノではないし、特にステージングではリンクする点も多いと思うので、衣装や演出などにも意欲的に取り組みたいなと思ってます。ぜひ楽しみにしていてください!


リリース情報

2014.10.08 ON SALE
ALBUM『Will』
SMEレコーズ

J-140908-BA-1830

[初回生産限定盤/CD+DVD]¥3,600+税
[通常盤/CD]¥3,100+税

詳細はこちら
オフィシャルサイト

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

M-ON! MUSICの最新情報をお届けします。

この記事に関するキーワード

この記事を書いた人