グロテスク?病的?ちょっと覗いてみたい、“キモチワルイ”ビジュアル系バンドたち

ビジュアル系バンドの本領は「キモチワルイ」こと!


近年、面白いビジュアル系=ゴールデンボンバーがお茶の間を騒がせていますが、元を正せばビジュアル系というのはダークだったり狂気を表現しているバンドが多かったように思います。

LUNA SEAは元々バンド名が「LUNACY(狂気)」でしたし、インディーズ時代の黒夢はダークなメイクとライブで棺桶から飛び出すなどの過激なパフォーマンスで注目を集めていました。
それに、昔は男性が長髪にメイクをしているだけで「キモチワルイ」と言われたもので、ビジュアル系バンドの曲を聴いているだけで、学校で「キモチワルイ」とクラスメイトから言われた……という記憶がある人もいるのでは。
そんなふうに世間の人から「キモチワルイ」と思われてしまうような要素こそが、ファンから熱い支持を受けているように思えます。
2000年代以降、キラキラしたイケメン系バンドが増えたとされるビジュアル系ですが、2010年代に入ってまたダークな「キモチワルイ」系のバンドが人気を盛り返している雰囲気を感じており、今回はそんなバンドたちを紹介したいと思います。

■病んでる系
R指定「
包帯男/八幡の藪知らず」

「アバンギャルド-前衛派-」をコンセプトに活動する5人組バンド。「アイアムメンヘラ」「病ンデル彼女」などのタイトルの通り、病んだ歌詞とどこか懐かしいメロディが特徴です。今年の秋は全国5大都市をまわるZeppツアーも予定されており、コアな世界観でバンギャル(ビジュアル系のファン女子のこと)のハートをがっちり掴んでいます。

■ネクラ系
シビレバシル「
失意 -山奥ニテ自己放棄編-」

まず目が行くのはボーカル・和泉のいい意味でキモチワルイたたずまい。孤独感を強調するネクラな歌詞と毒々しい楽曲アングラなライブ・パフォーマンスで都内のライブハウスを中心に注目を集めています。

■猟奇系
DEZERT「
秘密」

激しいサウンドと、どの曲でも大抵殺人が起きている物騒な歌詞で物議を醸し出しつつも、来年1月のO-WESTワンマン・ライブのチケットが早くもソールドアウト。下半期ビジュアル系シーンの要注目株です。

■ダーク系
MEJIBRAY「
RAVEN」

メンバー全員がマンガから抜け出してきたかのような濃いキャラは海外でも人気が高いそうです。攻撃的かつダークなサウンドとボーカル、綴の「キモチワルイ」カリスマ性から目が離せません。

「ビジュアル系」ならではの世界観を作るには良い意味での「キモチワルサ」は欠かせないのではないでしょうか。初めて見る人はギョっとするかもしれませんが、もしかしたらクセになるかもしれませんよ……。

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