誰よりも楽しみ、誰よりも騒ぐ!これこそGacharic Spinの在り方

誰よりも楽しみ、誰よりも騒ぐ!これこそGacharic Spinの在り方

Gacharic Spin

全力エンターテインメントの凄腕ガールズ・バンド、Gacharic Spinが満を持してメジャー・デビュー! インディーズ時代から、全力投球のパフォーマンスで会場を沸かせてきた彼女たちのすべてがつまったインディーズ・ベスト・アルバム『ガチャっとBEST‹2010-2014›』はどのようなものに仕上がっているのだろうか? 今作でメジャー・デビューをする心境に迫った。

INTERVIEW & TEXT BY 恒川めぐみ


「なんなんだ、この人たちは?」


──スラップ・ベース(チョッパー)、ボーカルを兼任するドラムとキーボード、ハード・ロック級のギターなど、テクニカルなバンド演奏にふたりのパフォーマー。かなり変則的なバンド編成ですね。

FチョッパーKOGA 女の子のバンドって、まだまだおとなしいイメージが強いんですけど、そこから脱却したくて。他のガールズ・バンドと差別化するためにも、動き回って演奏することがバンドに課したテーマなんです。私とはなだけ結成当時のメンバーなんですけど、TOMO-ZOもほぼ初期メンバーで、彼女が入った時点でかなり弾けることはわかっていたから、最初に教えたのがギター回しでしたし(笑)。

──ストラップをかけてギターを振り投げるワザですね(笑)。

TOMO-ZO 周りに当たると危ないので、外に出てぶんぶん回して練習していました(笑)。

はな 一生懸命に演奏だけするだけでは、お客さんには本気で楽しんでいただけないなと思うので、バンド全体で動きを大きく見せる、ということは最初から考えていましたね。

オレオレオナ そのぶん、このバンドはリハの回数がすごく多くてストイックなんですよ。私は、最初はサポート・メンバーだったんですけど、みんな笑顔でサラーッと演奏しているように見えたので、いざ自分がサポートで入って練習したときに、こんなにキツいことをやっているだ! ってびっくりしました。

FチョッパーKOGA まぁ、今となってはキーボードのうえに乗ったり、セクシー・ボイスを張り上げたり、いちばん激しいパフォーマンスしているのはオレオですけどね(笑)。そうやって騒げるバカな曲もあれば、バラードもあるし、アグレッシブなロックもある。それがこのメンバーだからこそできるエンターテインメントというか。“型にはまらない”っていうのが、バンドとしての大きなテーマではありますね。

──それでパフォーマーの存在も。まいさん、ありささんは、こういうロックで踊るのは初体験だったのでは?

まい 他のバンドのライブとはまったく違う世界でしたね。「なんなんだ、この人たちは?」って(笑)。ライブを煽る経験も初めてなので、まずはそこから練習を始めて。

FチョッパーKOGA ダンスより煽りやヘドバンから練習したもんね(笑)。楽器を弾きながら歌うはなとオレオの手がふさがってしまうので、そのフォローがふたりの役目で。だから最初はすごいプレッシャーを抱えていたと思います。

まい プレッシャーでした(笑)。

はな 緊張で泣いちゃったりしてたもんね。

ありさ はい(笑)。ライブ・ハウスという場所を知ったのもこのバンドがほぼ初めてだったので、緊張はすごかったです。でも今は皆さんがパフォーマーの存在を受け入れて一緒に盛り上がってくれるのでうれしいです。

1年の間に3年、いや、5年分ぐらいのことを詰め込んできて(笑)

──すでにフランス、アメリカ、アジアなどでライブを経験したことでもパフォーマンス力は磨かれていった?

FチョッパーKOGA それは大きいですね。センター・ボーカルを入れずに、ドラムとキーボードがメイン・ボーカルをとっているのもそうですし、どんなパフォーマンスでもいい、バンドの枠からはみ出していこう! っていうスタンスで今のGacharic Spinがあるんです。

──かなり試行錯誤を重ねてインディーズ時代を走ってきたバンドなんですね。となると、インディーズ・ベスト・アルバム『ガチャっとBEST‹2010-2014›』でメジャー・デビューを果たすことは、かなり感慨深いのでは?

はな 素直にうれしいです! バンドの歴史がよみがえりますね。メンバー・チェンジを含め、いろいろなことを経ての流れなので、そのベスト盤を最初に聴いてもらえるのは幸せです。曲によってミックスやマスタリングの音も若干違ったので、ひとつのアルバムにまとめることで整理はしていますけど、やっぱりその時代の音とか、「ああいう機材を使っていたな」とか、そういうことも思い出したり。

TOMO-ZO Gacharic Spinは1年の間に3年、いや、5年分ぐらいのことを詰め込んできて(笑)。忘れてしまっていることもあるんですけど、こうして1枚の作品として聴くことで、達成感が感じられるというか。

オレオレオナ 内容が濃すぎるんですよね。「宝物」のようなバラードから、叫びまくる「Ben-Jan-Dan-2013」まで、振り幅が極端なんですけど、これがGacharic Spinなんだなって。こんなバンド、いなくない!? って胸を張って言えるアルバムです。

──メジャー進出に向けて、今はどんな気持ちですか?

FチョッパーKOGA 「こいつらなんなの!?」っていう……賛否両論あっていいと思うので、多くの人が気になる存在でいたいですね。上手いバンドは世の中にたくさんいますけど、その反対のバカができるバンドは少ないと思うんですよ。しかも女の子で。それができる唯一のバンド、「世界にこいつらしかいないよね」って思ってもらえる位置には立ちたいなと思います。


リリース情報

2014.10.1 ON SALE
ALBUM『ガチャっとBEST‹2010-2014›』
ビクターエンタテインメント

J-141010-BA-1511

[初回限定盤TYPE-G/CD+DVD]¥5,000+税
[初回限定盤TYPE-S/CD+DVD]¥5,000+税
[通常盤/CD]¥2,315+税

詳細はこちら
オフィシャルサイト

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

M-ON! MUSICの最新情報をお届けします。

この記事に関するキーワード

この記事を書いた人