あの人気アーティストも!豪華すぎる面々が参加する朝の子供番組

2014.09.28

TEXT BY 大山くまお
写真はDVD『NHKDVD みいつけた! おおもり ふつう てんこもり』

斉藤和義も! Eテレ『みいつけた!』の驚くほど豪華な参加アーティスト

子供がいない人たちにとってはまったくなじみがないが、子供や親たちに絶大な人気を誇るテレビ番組がある。それがEテレの朝の番組だ。

特に人気があるのが、老舗の『おかあさんといっしょ』、乳幼児向けの『いないいないばあっ!』、そして『みいつけた!』の3番組だ。なかでも『みいつけた!』は、つい先日、斉藤和義が新曲「レッツゴー!サボテン」を提供することが発表されて話題になった。

『みいつけた!』は、イスのコッシー(声はお笑いコンビ・サバンナの高橋茂雄)と女の子のスイちゃん、ふたりの世話をしているサボテンのサボさん(声は俳優の佐藤貴史)の3人が主役。番組の構成もとにかくイス推しで、登場人物もスイちゃんとサボさん以外は全員イス。挿入歌もイスやサボテンに関するものが多い。だから、斉藤の曲のタイトルも「レッツゴー!サボテン」なのだ。

斉藤のほかにも『みいつけた!』には、J-POP界の人気アーティストが多数関わっている。
まず、番組のエンディング・テーマを担当しているのがトータス松本だ。番組開始当初からのエンディング曲「みいつけた!」に「あっというまっ!」「わーっ!」と3曲を提供している。作詞、作曲、歌はトータス自身で、いずれも子供の成長をのびやかに歌ったロックンロールだ。トータスはトータスイスというギターを背負ったイスキャラクターにもなっている。

スキマスイッチは楽曲提供だけでなく、声優としても参加

番組と深い関わりを持っているアーティストといえば、スキマスイッチだ。コッシーことサバンナ高橋が歌う「あしたわらおう」を提供している(作詞は高橋)。素朴な高橋のボーカルが沁みる、番組内でも人気の高い名曲だ。スキマスイッチのふたりは、イスキャラクターのアーダとコーダの声優も務めている。

「サボさんまいったな」は、クレイジーケンバンドの横山剣が作曲、クレイジーケンバンドが演奏を担当している。“まいったな まいったぜ あなたのすべてが好きなんて~”と、サボさんが粘っこくサボテンの愛を歌い上げる。曲調は昭和のラテンな歌謡曲そのもの。

サボさんの持ち歌では、ほかにもやっぱり昭和の歌謡曲テイストの「サボテンより あいをこめて」がある。こちらの作曲はなんと巨匠・宇崎竜童だったりする。

最近登場したのは「ふたりはさかさま」。コッシーとスイちゃんの中身が入れ替わってしまう様子を描いた愉快な曲だが、作曲したのは元イエローモンキーの吉井和哉。さすがな感じのポップでグラマラスなロックだ。歌っているのはコッシーとスイちゃん。

作詞・宮藤官九郎、作曲・星野源という最強コンビの楽曲も!

子供たちに大人気の「おっす!イスのおうえんだん」は、作詞が宮藤官九郎、作曲は星野源という大人計画コンビ。“イスと脚立 ぜんぜんちがう~ ぜんぜんちがう~”と楽しいイス・ソングに合わせて子どもたちが歌い踊る。応援団長に扮したボーカルは、グループ魂にも参加している俳優の三宅弘城。宮藤と星野のコンビは、これまでにも「なんかいっすー」「すわるぞう」の2曲を提供している。

ほかにも、若いお母さんに人気のオフロスキー(扮舞台俳優の小林顕作)の曲や、声優としても参加する篠原ともえのボーカル曲など、聴きどころは盛りだくさん。オープニング・テーマなど番組内の多くの曲を作っているのが、元インスタントシトロンでアニメ『たまこまーけっと』の曲も手がけている片岡知子だというのもポイントだ。

J-POPの王道からちょっとサブカル寄りのクリエイションが小気味いい。なんだか『テレビブロス』の特集になってもまったく違和感がないメンツである。全員集めたら軽いフェスぐらい余裕でできるだろう。

というわけで、『みいつけた!』はEテレ朝7時45分から放送中。子供がいない人もちょっとチャンネルを合わせてみれば、楽しい音楽が朝の忙しいひとときをほんのりと彩ってくれるはずだ。

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