誰もが共感しうる、AAAの新曲「さよならの前に」

2014.09.20

誰もが共感しうる、AAAの新曲「さよならの前に」

AAA

自然と耳に馴染む珠玉のメロディ……現在のAAAが大切に歌っていきたいと語る「さよならの前に」が完成。メンバーを代表して、西島隆弘、日高光啓、末吉秀太、伊藤千晃の4名が語ってくれた。

INTERVIEW & TEXT BY 大野貴史


こういう感じを現在の
AAAらしさにしていきたい

──新しいシングル「さよならの前に」は、ちょうど1年前にリリースされた「恋音と雨空」の世界観に通じるものがあるような。

西島隆弘 はい。そうですね。その「恋音と雨空」があって、それから「風に薫る夏の記憶」(シングル「Wake up!」のカップリング・ナンバー)があって、そして今回の「さよならの前に」があるっていうかね。

──その3曲がすべて日本語タイトルだという事実からも、そこに何かひとつの流れがあるように感じられます。

西島 たしかに。ちなみに楽曲を選ぶミーティングのときは、この曲を支持する声が圧倒的に多かったんですよ。それはメンバーだけじゃなくスタッフも含めて。個人的にも、こういう感じを現在のAAAらしさにしていきたい、みたいな気持ちがありますね。

──その“こういう感じ”というのは?

西島 幅広い年齢の層の人にアピールする感じっていうか……。

伊藤千晃 日本人の心に、すっと入っていけるような曲調っていうかね。どんな世代の人が聴いても、いいなって素直に思うような。そういった、どことなく懐かしさを感じるテイストって言えばいいんですかね。

ある種のギャップも、
この「さよならの前に」の魅力

──さっきタイトルが出た3曲って、どれも人懐っこい感触がありますもんね。

伊藤 だからミーティングでも支持を集めたんでしょうね。ただ、私はもう少し明るい歌詞が乗るのかなって想像してたんですよ。メロディがキャッチーだから、きっと楽しい雰囲気の歌になるだろうなって。そしたら最終的に失恋ソングに仕上がったので驚いたんですけど。そのへんの、ある種のギャップも、この「さよならの前に」の魅力のひとつだと思います。

──タイトルどおり、ひとつの恋が終わってしまう直前の揺れる気持ちが描かれていて。

末吉秀太 そう。きっと誰もが一度や二度は経験したことがある状況や感情だと思うんですよね。だから自分に照らし合わせて聴くことができる。それぞれが自分なりに解釈してもらえたらうれしいです。

──最後の“好きだよ 今更だけど 言わせて さよならの前に”をはじめ、ぐっとくるフレーズが満載で。

末吉 ですね。切ない。まあ僕個人の感想を言わせてもらうなら、なんかネガティブな主人公だなって思う部分もあったりするんですけどね(笑)。

日高光啓 ネガティブな面もありつつ、でも同時に、この歌自体には前向きな空気感も漂ってて。そこが面白いところかもしれない。

前向きさも感じられる

──もう少し詳しく語ってもらえますか?

日高 切ないから、なんとか前向きであろうとしてるっていうか。前向きであろうとするがゆえに、さらに切なくなるっていうか。恋人であれ、友人であれ、家族であれ、とにかく別れっていうのは悲しいし淋しい。そういうマイナス方面の気持ちが大きい。そこはネガティブなんだけど、そういう気持ちになるっていうことは、それまで一緒に過ごした時間が幸福だったり尊かったりする証拠なわけで。そういう幸福だったそれまでの時間を大切にすることによって、まさに直面してる“別れ”という状況を、どうにか前向きに受けとめようとしてるんだと思う。

──その恋を全否定するんじゃなく……。

日高 むしろ恋をした経験を愛そうとしてるんじゃないかな。だから失恋ソングなんだけど前向きさも感じられるんだと思います。

でも、それだけではない

──ミュージック・ビデオでは独特の世界が展開しますね。紹介してもらえますか?

伊藤 私たちがオルゴールのなかにいる、という設定なんです。だから最初に鍵穴から覗くようなカットがあるんですけど。

西島 ファンタジックというか、ちょっとメルヘンな世界。でも、それだけではない。

末吉 じっくり見ると細部がいろいろ凝ってるんですよ。「恋音と雨空」のビデオと同じ監督さんなんですけど、すごくこだわって作ってくださって。

──かわいらしいんだけど、ちょっと角度を変えて見ると普通じゃない感じもする。

日高 そうそう。色味とかも含めてね。

末吉 うさぎとか蝶とか、あとキノコなんかも登場するしね。

──伊藤さん、うさぎを抱いてましたよね?

伊藤 そうなんですよ!

末吉 千晃だけなんですよ、うさぎに会ったの。

すげえセンスを問われる状況(笑)

──ちなみに、うさぎの名前は?

伊藤 それが……。

西島 千晃が名付け親になるっていう、まさかの展開だったんですよ(笑)。

伊藤 うさぎのスタッフの方に名前を聞いたら“ないんです。付けてもらえませんか?”って言われて。

日高 すげえセンスを問われる状況(笑)。

伊藤 そうそう。プレッシャーで(笑)。

──なんて名前にしたの?

伊藤 撮影が夜中だったから、なかなか頭が働かなくて……。

末吉 いや、そうやってハードル下げなくていいから早く発表してよ(笑)。

西島 千晃がセンスを振り絞って、うさぎに付けた名前とは!?(笑)

伊藤 言いづらいなあ(笑)。ロジェです。私が好きな靴のブランド“ロジェ・ヴィヴィエ”からとりました。あの撮影以来会ってないけど、きっと今でも元気に暮らしてるんじゃないかな(笑)。

リリース情報

2014.09.17 ON SALE
SINGLE「さよならの前に」
avex trax

J-140912-YS21

[CD+DVD]¥1,800+税
[CD]¥1,000+税

詳細はこちら

2014.10.01 ON SALE
ALBUM『GOLD SYMPHONY』
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J-140912-YS22

[CD+DVD+GOODS]¥5,000+税
[CD+DVD]¥4,000+税
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ライブ情報

AAA ARENA TOUR 2014 -Gold Symphony-
詳細はこちら

オフィシャルサイト

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