【動画あり】どっちかなんてつまらない。両方あってのLiSAでしょ!

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LiSA

ツアーの熱狂冷めやらぬ間に初の両A面シングルをリリース。日本武道館デート(ライブ)2デイズを見据えた、意欲作について聞く!

INTERVIEW & TEXT BY 吉田可奈


今回のシングルは“LiSAタイアップ”

──ニュー・シングル「BRiGHT FLiGHT / L.Miranic」は自身初の両A面シングルなのですね。

LiSA はい。来年(1月10日・11日)、日本武道館公演2デイズが決定したことで、このシングルを武道館デート(=ライブ)とリンクさせたいと思ったんです。LiSAのデートは、いつも“今日もいい日だっ”と思えるように作り上げていくんですが、武道館ではただ楽しむだけではなく、ポップな“ピンク”の部分と、人には隠しておきたい“ブラック”の部分の両面を表現して、人間誰もが持っている表と裏、全部ひっくるめて“今日もいい日だっ”と思えるものにしたいと思ったんです。

──今作はLiSAちゃんそのものが主人公なんですね。

LiSA はい。これまでの曲はタイアップが多かったので、アニメ作品とリンクさせることが多かったんですけど、今回のシングルは“LiSAタイアップ”にしようと思ったんですよ。何よりも今、LiSAが伝えたいことを考え、この1枚を仕上げました。もちろん、タイアップをいただけることはすごくうれしいことだし、その世界観と自分の考えることをリンクさせて歌詞を書くことはいつも挑戦に満ちていて思いもよらない言葉が出てきたりもするんですが、なんの縛りもないところで、自由に自分を表現できるとなると、また違った楽しさがあるんですよね。

──これまで以上に“明”と“暗”をはっきり提示していますが。

LiSA 前回の日本武道館はたくさん壁にぶつかって、完璧な部分だけを見せようとしていた私から一枚脱げた感覚があったんです。いい意味で吹っ切れたというか……本当は誰にも見せたくない部分を自分自身“それも私なんだ”って受け入れられたんですよね。そう感じることができた今、この人間的な両面をしっかりと提示することに意味があると思ったんです。

LiSAならどうするかな?

──その明るい“ピンク”の部分を表現した「BRiGHT FRiGHT」は、とてもポップでキャッチーで、聴いていてワクワクしました。

LiSA この曲を聴いた瞬間、LiSAのピンクを表現するにはこの曲しかない! って思ったんです。それくらい突き抜けていたし、すごく印象的だったんですよ。そんなサウンドに乗せる歌詞は、LiSAらしさ全開でいきたいと思ったので、“LiSAならどうするかな?”という考えのもと、書いていきました。

──“忘れ物は置いてっちゃおう”とか?

LiSA そうそう! 忘れものに気づいたときにLiSAなら家に戻らず、出先で忘れたものを買っちゃうなって思ったんです。そこでぐずぐず考えることもしないし、どうしようという不安もあまりない(笑)。それよりも、目的地に行くことが楽しみで、忘れものなんかにかまってられないだろうなと思いました。

──アハハ。全体的には一歩踏み出そうとしている人の背中を押すような歌詞で。

LiSA そう捉えてもらえるとうれしいです。私自身、ライブやイベントなどでみんなと過ごした後の帰り道はすごく寂しくなるんです。でも、楽しかったことが終わってしまったことを悲しむのではなく、楽しいことがあったから、明日も頑張れると思えるような曲を歌いたくて。

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挑発するような、エロい部分というか……

──そして、その反対の“暗”の部分を描いた「L.Miranic(エルミラニック)」はかなりロックな曲ですね。

LiSA この曲は私のバンド時代の先輩でもあるSiMのMAHさんに作ってもらったんです。もともと私はずっと前からSiMのファンだったし、音楽的にかなりの影響を受けていて。そんな私の一部となっているSiMのMAH(vo)さんが作った曲なら、LiSAッ子も楽しんでくれると思ったんですよね。

──ものすごく重厚なサウンドのなかに描かれた、ツンデレな歌詞がかっこよさだけじゃなく、面白かったです。

LiSA (笑)。かっこいいロックを思い切り歌おうというよりは、そういう楽曲でどれだけ遊び心を入れられるかが今回の課題だったんです。そう思ったときに、自分のブラックな部分を笑っちゃうような感じの曲にしようと思いついて。

──ジャケットにしても、歌声にしても、すごく妖艶ですよね。

LiSA 私からにじみ出る悪い人を表現したかったんです。挑発するような、エロい部分というか……年齢を重ねることで、自然と妖艶な部分を出せるようになってきたのはすごくうれしいですね。年を重ねるのも悪くないなって思いました(笑)。

これは“中の人”です(笑)

──3曲目の「東京ラヴソング」は、初の作詞作曲ですね。

LiSA LiSAというアーティストがピンク(ポップ)とブラック(ロック)で構成されているとしたら、そのふたつを脱いだ自然体の姿がこの曲では表現できていると思います。

──いわゆる“中の人”だ!

LiSA そうそう(笑)! これは“中の人”です(笑)。この曲では、上京してきて、東京は本当に人が多くて、なんであんなにパンケーキに並ぶのよとか、東京に対しての悪口を散々書かせてもらいました(笑)。

──それは東京生まれ・東京育ちの私でも思います(笑)。

LiSA でも曲の最後には、聴いてくれる人や、LiSAを好きでいてくれる人がいるから、この東京が好きということを歌っているんですけどね。

──本当にLiSAちゃんを構築するすべてが表現された1枚ですね。

LiSA 楽しい日があって、辛い日があって、それでも前を向いて歩いていこうと思う私のことを思い切り歌った曲にはなっているんですが、きっと誰もが同じような部分を持っていると思うんですよ。これを聴いた人たちが、いい日も悪い日も含めて、“今日もいい日だっ”って思えるようになってもらいたいですね。

【コメント動画】LiSAのかわいい面とかっこいい面をそれぞれのキャラになりきって教えてっ♪

リリース情報

2014.09.17 ON SALE
SINGLE「BRiGHT FLiGHT / L.Miranic」
アニプレックス

J-140731-YS51J-140731-YS52

[完全数量生産限定盤/CD+DVD]¥2,800+税
[通常盤/CD]¥1,200+税
詳細はこちら

ライブ情報

LiVE is Smile Always~PiNK&BLACK~
「いちごドーナツ」
2015年1月10日 東京・日本武道館
「ちょこドーナツ」
2015年1月11日 東京・日本武道館
詳細はこちら

オフィシャルサイト

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