藍井エイル、弱かった自分の心の殻を打ち破れ!

藍井エイル、弱かった自分の心の殻を打ち破れ!

藍井エイル

数々のアニソンを生み出してきた藍井エイルから、ニュー・シングル「IGNITE」が届いた。今回の新曲はアニメ『ソードアート・オンラインⅡ』のオープニング・テーマにもなっており、力強く前向きな彼女らしい一曲に仕上がっている。アニメへの想い、そしてこの曲との共通点を知ったうえで、アニメも「IGNITE」も楽しんでもらいたい。

INTERVIEW & TEXT BY 榑林史章


赤井エイルに改名しないといけないか?って(笑)

──新曲「IGNITE」は、アニメ『ソードアート・オンラインⅡ』のオープニング・テーマとしても話題ですね。

藍井エイル はい。『ソードアート・オンライン』のシリーズは、これまで「INNOCENCE」や「虹の音」を歌わせていただいて、私のなかでとても重要な作品です。再び携わらせていただけるということで、うれしかったです。この曲を聴くと、感動シーンが蘇るようなものになればと思って制作しました。今までも歌っていたような強さや前向きさ、藍井エイルらしさがありながら、パワー・アップできた楽曲になっています。

──タイトルの「IGNITE」は、着火とか発火させるという意味ですが、どうしてこういうタイトルに?

藍井 弱かった自分の心の殻を打ち破って進んでいくということをテーマに歌詞を書いているので、自分の心を燃やすというイメージで付けました。

──歌でチャレンジしたところはありましたか?

藍井 サビの最後のところは、ファルセットと地声を使い分けるという独特の歌い方にチャレンジしました。最後にしっかり目標が定まったという意志を表したくて、ずっとファルセットで歌っていた部分を、最後のサビでは地声だけで歌っています。あとAメロで、憂いとか、変われない自分に対するもどかしさを表現できるかということにも意識を向けて歌いました。

──7月に「OTODAMA SEA STUDIO」でも披露していましたが、どんな反響でしたか?

藍井 びっくりしたのは、歌詞に赤い涙という言葉が出てくるんですけど、それもあってか会場がペンライトで真っ赤になったんです。私のイメージ・カラーは青なので、いつもは青一色なんですけど、「IGNITE」のときは真っ赤になっていて。赤井エイルに改名しないといけないか? って(笑)。みんなアニメを見て歌詞を覚えてきてくれたんだなって、すごくうれしかったです。

──「IGNITE」のMVは、レーザーを使ったかっこいい映像。何かエピソードはありますか?

藍井 発煙筒に火を着けて投げるシーンがあるんですが、子供の頃にやけどしたトラウマで、火が怖いんですよ。ドヤ顔でキメてますけど、内心は相当ビビッていたという。でも「IGNITE」の歌詞の通り、弱い自分に打ち勝つことがリアルにできたかなって(笑)。

「やるのかやらないのか、どっちなんだよ!」

──カップリング曲についてですが、「Brainwash」は、結構激しいバンド・サウンドになっていますね。タイトルは、洗脳という意味だそうですが。

藍井 よく「どうせダメだから」とか「自分には無理だ」と、未来を諦めてしまう人がいて。でもそれって、自分で勝手に決めつけて、そういう風に自分自身を洗脳してしまっていることと同じだと思うんです。私にもすごくそういう部分があって、後悔したことが何度もあって。私と同じように感じている人を応援したいと思って書きました。でも、決して優しく歌っているわけではなくて「やるのかやらないのか、どっちなんだよ!」って、結構強い口調で、Sっ気たっぷりに歌っています。私が歌う応援歌は、今までは背中を押すような感じでしたが、「Brainwash」は背中をバチーンって叩いてる感じですね。

──そしてもう1曲の「泡沫」は、藍井さん自身が作詞作曲。切なくてスケールの大きなバラードで、海の音やブクブクという泡の音がSEで入っていますね。

藍井 これは「人魚姫」がテーマなんです。1曲目と2曲目がわりと男っぽい歌詞だったし、女性が主人公の失恋をテーマにしたものはやったことがなかったので、ここでチャレンジしてみようと思って。題材を探しながら曲を聴いたら海のイメージが沸いて、海と言えばということで「人魚姫」を思い出したんです。それで、改めて読んだら結構衝撃的なストーリーなんですよね。王子様を思い続け、最後にはその王子様にナイフを突き立てるんだけど殺せなくて、泡になって消えてしまうんです。

──それで「泡沫」と。

藍井 儚い想いという意味も含めています。重い話だけど、見返りを求めない愛情はすごいと思ったし、きっと親が子どもに向ける愛情もそうだし。それを考えたら、すごく切なくなって、最終的にそういう愛情をテーマにした歌詞になりましたね。

──今後は、自身で作詞作曲したものもどんどんやっていきたいですか?

藍井 そうですね。これまで何曲かシングルのカップリングに収録されていますけど、バラードばっかりなので、ダンス・ミュージックっぽいものやラウド・ロック調にもチャレンジしたいです。溜めている曲もたくさんあるので、今後を楽しみにしていてください。

──そして、初回生産限定盤のDVDには、4月に行った渋谷公会堂でのライブのダイジェスト映像も収録していますね。

藍井 初めて楽屋裏の様子も収録されているので、ぜひ見てほしいです。スタッフと円陣を組んで「エイエイルー!」とかけ声をかけているところもばっちり収まっています。あのときは本当に感動したので、映像チェックで見ながら思い出して泣いちゃいました。

──ライブのときも泣いてましたよね。

藍井 だから、すぐ泣くって言われちゃうんですよね。あの泣いているシーンだけは、恥ずかしくて耐えがたいです(苦笑)。

リリース情報

2014.08.20 ON SALE
SINGLE「IGNITE」
SMEレコーズ

J-140801-BA-1655

[初回生産限定盤(初回盤)/CD+DVD]¥1,481+税
[初回仕様限定盤(通常盤)/CD]¥1,204+税
[期間生産限定盤(アニメ盤)/CD+DVD]¥1,481+税

詳細はこちら
オフィシャルサイト

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