祝・デビュー10周年!盛大に騒ぐLUNKHEADの最新曲

祝・デビュー10周年!盛大に騒ぐLUNKHEADの最新曲

LUNKHEAD

メジャー・デビュー10周年を迎えたLUNKHEAD。祝いといえば、祭り。夏といえば、祭り。ライブといえば、祭り……ということで、ニュー・シングル「スターマイン」はお祭りソング! 全力で振り切った同作について、小高芳太朗(vo、g)が語ります。

INTERVIEW & TEXT BY 竹内美保


ぶっ飛びましたね(笑)

──前作アルバム『メメントモリ』の持つ内包する世界観からすると、ニュー・シングル「スターマイン」はかなり思い切った振り切り方をしていますね。

小高芳太朗 そう思います(笑)。ま、リリースが夏だし、フェスもいっぱい決まっていたので、ライブありきで、みんながアホになれる曲がいいなと思って、この曲を選んだんですけど。『メメントモリ』は俺らのなかでも集大成的な作品になったと思うので、だからこそ、次は違うことをやろうと考えてはいたんです。特に最近は自分たちがLUNKHEADというバンドに信頼を持っているので、何をやってもちゃんとLUNKHEADの音にできる自信がある。ただ……ぶっ飛びましたね(笑)。メロディやコード進行はすごくセンチメンタルなので、“どうしてこうなった!?”みたいな。アレンジの段階でみんながすごいアイデアを出してくるので、思ってもないような方向に曲が変わっていった。でもそれが、また楽しくて。

アルバム『メメントモリ』より「閃光」


小高芳太朗の象徴的なフレーズ

──センチメンタルさ、郷愁感。ちょっと歌謡曲風な匂いも漂っているような。

小高 ずばりです。昭和の歌謡曲感、すごくいいなと思っていて。それは『[vivo]』(2011年2月発売アルバム)くらいから意識するようになりました。

──歌詞も祭りの後の切なさ、儚さのような余韻まで感じられました。

小高 歌詞も(曲に合わせて)アホっぽくしようかな? ってちょっと思ったんですけど……ダメでしたね。かといって、あまりセンチメンタルにしてもみんながライブでバカになれないしなっていう。さじ加減が微妙でした。で、頭のサビはザワザワする感じ、高揚感を描いて、終わりに向けてだんだん切なくなっていく流れにしたんです。あと、“救われはしない 消えない傷を抱えて/それでも生きていく 明日笑えるように”の2行は小高芳太朗の象徴的なフレーズだと(曲を聴いた)いろんな人から言われます。

アルバム『[vivo]』より「シンドローム」


俺はお前ら全員救ってやる

──ですね。すごく小高さんらしい。というか、“生きる”というのは重要な、大きなキーワードですよね、小高さんにとって。

小高 そうですね。『メメントモリ』の取材のとき、竹内さんが「はるなつあきふゆはる」の“今日は何か美味しいものを食べよう”っていうフレーズに対して、「これが生きていくっていうことなんだ。真理だよね」みたいな話をしてたじゃないですか。あれと同じことかな、この2行は。この曲はライブを想定してアレンジしたんですけど、ライブっていう場所はお客さんにとっては“美味しいもの”なんですよね。これから生きて行くために俺はライブをしているし、今そのときだけ楽しむだけじゃなくて、来てくれた子たちが明日からまた生きていけるようなライブをしたい。つねにちょっと先の未来を見ながら、僕ら生きているじゃないですか。だから、過去もあって未来もある“今この瞬間”なので……みんなのしんどかった過去、これからもしんどいであろう未来も全部救ってあげたいなと。そういう曲にしたかったんですよね、「スターマイン」は。俺らがみんなを救ってあげるなんて分不相応だと思ってたんですけど、今は覚悟ができたというか。“俺はお前ら全員救ってやる”っていう気持ちでライブをしてるし、この曲とか本当バカみたいだけど、それでみんなが楽しい気持ちになれるのなら、俺はバカみたいなことでもなんでもしてやろうと思ってます。

──過去と未来を繋ぐ“今この瞬間”に幸せな気持ちになれること、かけがえのない大切なものに出会えることがあると、それを糧に人は生きていけますもんね。

小高 うん。そうだと思います。

R-140813-YS11


他は全部バカにした(笑)

──で、実は歌詞にもミュージック・ビデオ(以下MV)にもLUNKHEADが描いてきた風景がオマージュとして織り込まれていて。これもまた楽しいですね。

小高 そう。実はいろいろギミックが(笑)。結構、マニアックかもしれないですね。ジャケットも歌詞とリンクさせているんですけど、このジャケットの浴衣の少女はMVにも出てくるので、そこもリンクさせています。

──彼女の登場シーンだけ異空間っぽいのがなんともいい雰囲気で。

小高 そう。あの子だけ真面目にして、他は全部バカにした(笑)。そのギャップでよりシュールさを出したかったんです。


これを聴くためにお金を払っても損はない

──“バカやってる”といえば、カップリングの「スターマイン(帰ってきたG バージョン~10th aniv. special GDA edition)」も……。

小高 Gバージョンの破壊力はね……あれ聴いちゃうと、オリジナルが物足りなく感じちゃう。これを聴くためにお金を払っても損はないと思います。

──でも本当、先程の“救う”という話にも繋がりますが、バカやってるけど、ちゃんと聴き手に寄り添ってくれる曲でした。

小高 うれしいな。あ! 寄り添うっていえば、もう1曲すっごくいい曲があるんですよ。ちょっと聴いてもらっていいですか?

(と未発表新曲を聴かせてくれる)

──……うわ。すごい、いい曲! 壮大で。

小高 この曲もいずれ音源化する予定なので。皆さんにも楽しみにしてもらえうとうれしいですね。

リリース情報

2014.08.13 ON SALE
SINGLE「スターマイン」
直球

J-140813-YS11

¥800+税

詳細はこちら

ライブ情報

LUNKHEAD TOUR2014
“road to 一世一代のみかん祭全国ツアー 10NK YOU ALL LUNKHEADS!!!!!!!!!! ”
詳細はこちら

10th Anniversary“一世一代のみかん祭”
詳細はこちら

オフィシャルサイト
メジャー・デビュー10周年特設サイト

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