なぜ無期限活動休止!?改めて知る「Berryz工房」とは?

TEXT BY 諏訪圭伊子

ガチでコアなアイドル好きに支持者が多いことで有名なBerryz工房

Berryz工房の存在を“ももち”経由でなんとなく知っていた人、または最近の活動休止発表で初めて知った人というもいるのではないでしょうか?
改めて紹介しますと、Berryz工房はハロー!プロジェクトに在籍する7人組のアイドルグループです。全員が小学生だった2004年にデビューし、現在は平均年齢21.5歳ながら、活動歴10年という大ベテラン。タワーレコード嶺脇社長や、HKT48の指原莉乃さん、フットボールアワー岩尾氏など、ガチでコアなアイドル好きに支持者が多いことでも有名です。

2005年にメンバーがひとり卒業したものの、それ以降ずっと同じメンバーで続けているという点で、アイドル界でも希有な存在。今年3月の10周年記念ライブでは、プロデューサーのつんく♂氏からも「思春期恋愛期の女の子たちが、10年間も同じメンバーでグループ活動。アイドルは4年が限界だと思っていましたが、それを超えてここまでやってきたのは本当にすごい。あなたたちをリスペクトしています」という賞賛が送られました。
レッスンや実践を重ねに重ねてきたパフォーマンス力は折り紙付きで、シリアスからかわいい曲、かっこいい系やコミカル路線など、なんでも歌いこなすオールラウンダー 。しかし高度なこともあまりに軽々とこなしてしまい、本人たちもそれが当たり前と思っているため、すごさが周りに伝わりにくいという、ちょっと損な部分もあります。

大胆なタイトル、着ぐるみMV、きわどいテーマなど、個性的な楽曲が多いオンリーワンなユニット

ハロープロジェクトでは、看板を背負ってるモーニング娘。に続き、次女的な位置づけ。個性的なメンバーが多く見た目もバラバラで、グループの性格は自由奔放な2.8枚目といったところです。楽曲は「1億3千万総ダイエット王国」などタイトルからインパクト大なものや、サビの終わりを真顔で“ビヨ〜ン”と決める「MADAYADE」、ミュージック・ビデオでサルの着ぐるみで踊りまくる「行け 行け モンキーダンス」など、個性的なナンバー多数。それをシングルのA面で出してしまうという、攻めの姿勢も特徴です。

最新シングル「普通、アイドル10年やってらんないでしょ!? 」は、アイドルの実情に迫った少しきわどいテーマの曲ですが、真実みを持たせつつも軽やかに歌ってしまえるのは、Berryz工房ならでは。ほかにもこの人たちしか歌えないだろうという曲をたくさん持っていて、まさにオンリーワンなグループなのです。しかしそれだけに、それを知っている人たちに取っては、やはり活動休止は惜しいし、さみしいものがあります。

来年春の活動休止に向けたその動向に注目

先に出た10周年記念ライブに寄せたつんく♂氏の言葉には、以下のような続きがありました。
「今年はオリコン1位を目指して、Berryz工房らしく素敵な実をかっこよく実らせましょう!」
そう、実はBerryz工房は、これまでチャート1位に輝いたことがないのです。活動休止は来年の春。それまでにどんな記録を残し、または残さずに去って行くのか。これまでと変わらずマイペースに行くのか、それともここに来てギラギラと輝き出すのか。これから半年の動向が、今いちばん注目のアイドルと言えます。

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