女子ならではの想いを音楽に乗せて届ける! 植田真梨恵が、ついにメジャー・デビュー!

女子ならではの想いを音楽に乗せて届ける! 植田真梨恵が、ついにメジャー・デビュー!

植田真梨恵

15歳から作詞作曲を始め、16歳で初ライブを行い、約7年間インディーズ・シーンで精力的に活動してきた植田真梨恵が、ついに1stシングル「彼に守ってほしい10のこと」でメジャー・デビュー! あなたが思う“彼に守ってほしい10のこと”と共感しているかな?

INTERVIEW & TEXT BY 大前多恵


女の子たちにちょっとでもポジティブな気持ちになって欲しいし、少しでも前向きに進んで行けるような曲

──メジャー・デビューにあたり、まずは率直に、どんなお気持ちですか?

植田真梨恵 中学を卒業して、すぐ福岡から大阪に出て来た頃は、“一刻も早く歌手になるんだ!”という野心があって、焦ってばかりいたんです。でも、インディーズで活動を続けて行くにつれ、お客さんも徐々に増えてくることで、“形はどうであれ、音楽を作って届けるということさえできていれば問題ない”という気持ちになって、志向的にはメジャー・シーンからむしろ遠ざかっていたんですよね。そうこうしているうちに曲が作れなくなった時期があって。そんな中、メジャー・デビューが決まって覚悟が決まったというか。今、やっと勝負する気になってきたところで、スタート地点に立った、という感覚が強いですね。

──「彼に守ってほしい10のこと」はどんな経緯でデビュー曲に決まったのですか?

植田 この曲を書いたのは、メジャーのお話がきてからなんですよ。女の子たちにちょっとでもポジティブな気持ちになって欲しいし、少しでも前向きに進んで行けるような曲を書きたいな、と思って書いた曲です。

──同世代の女の子に寄り添う、理解者でありたい、という思いもあるんでしょうか?

植田 そうですね。人に言えないような悩みって誰しもあるじゃないですか? “話したところで本当にはわかんないだろうな”と思っている自分もどこかにいて。そういう寂しさを癒やせるのは、音楽しかないんじゃないかなと思うので、私の音楽を聴いてちょっとでも元気を出してくれたらいいな、とは思っていますね。

──この曲の主人公の女の子はたくさんの要求をしているものの、彼に対する強い愛を感じられる、とてもかわいらしい曲ですよね。

植田 そうですか? うれしいです。私は今、人が綺麗ごとだと思うようなことを本気で歌って、実現させていきたいな、と思っているんですよ。例えば、奥さんがいる男性のことを好きな女の子がこの曲を聴いたら、“こんなことできるわけないじゃん!”と感じると思うんですよね。“電話したら出てください”とか、現実味のないお願いじゃないですか? でも、本当の意味で自分と相手を大切にできるような恋愛を女の子はみんなすべきで、こういう(歌詞に出てくるような)ことを自分も相手も守っていけば、最後まで幸せにいられるんじゃないかな? と思うんです。

──主人公の女の子は、何も諦めてないですもんね。

植田 そう、“諦めたくない”と思ったんですよ。“そんなのは綺麗ごとだ”と思う自分も、半分はいるんです。でも、そう思う自分がいるからこそ、むしろちゃんと信じたいんですよね。

──サウンド的には、最初はごく少ない音数で始まるので、自然と歌に引き込まれるようなアレンジになっていますよね。

植田 何回聴いても疲れない曲がいいな、と思ったので、とにかくシンプルにしました。アレンジの段階で、“いっせーのーせ”でスタジオで音を出して、何も決めないところから音の肉づけをして行ったんですよね。

──それで「アレンジ:いっせーのーせ」表記なんですね。どこの新ユニットかと……(笑)。

植田 そうなんですよ(笑)。私のアイデアをみんなで膨らませてもらった、という感じが大きいので、“アレンジ:植田真梨恵”とするのも違うし。迷ったんですけど、そうしました。

「ダラダラ-demo-」を書いたのは“この先、私は何を歌っていけばいいんだろう”と悩んでいた時期

──2曲目の「ダラダラ-demo-」は、気怠い美しさのある曲。どんな状況で生まれたのですか? 

植田 めっちゃ西日がキレイな日があったんですね。部屋の中が全部オレンジ色に染まっている感じとか、流れている空気の温度とか……そういう、写真に撮っても伝わらない、何とも言えないようなことをそのまま瞬間的に切り取って曲にしたい、と思ったんです。この曲を書いたのは去年の5月頃で、“この先、私は何を歌っていけばいいんだろう”と悩んでいた時期。でも、こういうキレイな情景を歌うのであれば、私は一生歌っていたいな、と思えて。新しく歌いたいことを見つけた、という1曲ではありますね。

──韻を踏むなど、言葉の響きの美しさも耳に残ります。

植田 私は日本人なので、口すべりのいい日本語で、思っていることを言わずに、比喩だけを使ってこの世界観を出したいな、とは思っていましたね。

──そういった言語感覚は、読書などで培ったものなんですか?

植田 ブログをブックマークして、いろんな人の日記を読むことは多いですね。その中でも、峯田和伸さんのブログは特に好き。言葉づかいがロマンティックな人が好きなんです。あとは嶽本野ばらさんとか。他にも、面白い文章だなと感じるブログは、知らない人のものでも読みますね。ドロドロしたことを書いてくれていたほうが、私は元気になります(笑)。

──3曲目「アリス」は、『不思議の国のアリス』がモチーフとなっているんですね。

植田 この曲は17、8歳の時に書いたものです。ディズニー映画全般が好きなんですけど、特にプリンセスもの、女の子が出てくる作品は大好きで。その中でも、アリスは年齢が若いので、子どもの頃に観ていて、自分と近い存在に思えたんですよね。この曲では少女性と普遍性を大切にしたかったので、懐かしい感じを出したくて、あえてモノラルな感じにしたい、とアレンジャーさんにはお願いして。レコードで聴いているような感じを意識しました。

身ぐるみはがされた状態でも、力が衰えず、強いものを生み出してけるような歌手になりたい

──全く雰囲気が異なる3曲が揃いましたね。今作でのメジャー・デビュー後、アーティストとして目指す最終地点は?

植田 強い歌を届けられる歌手でありたいな、と思っています。身ぐるみはがされた状態で歌だけがそこに残ったとしても、力が衰えず、強いものを生み出してけるような歌手になりたい。体で歌って行きたいな、と思っているんですよ。

──歌が強くあるために一番重要なのは、やはり、“本当のことを歌う”ということですか?

植田 私はそう思いますね。本当に思っていることじゃないと歌えないし、歌っても説得力がないし。歌うというのは、大昔から続いていることだし、みんなの心にパワーが湧いてくる行為だと思うんですよ。なので、それをちゃんとやって生きて行きたいですね。あとは、大好きなミシェル・ゴンドリーさんに映像を撮ってもらいたいです。それが大きな夢ですね!

リリース情報

2014.08.06 ON SALE
SINGLE「彼に守ってほしい10のこと」
GIZA studio

J-140801-FY-0451

【写真:CD】¥1,200+税

詳細はこちら

ライブ情報

植田真梨恵LIVE TOUR 2014 UTAUTAU vol.1
詳細はこちら

オフィシャルサイト

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