相当攻めてる?魅力あふれる乃木坂46アンダーメンバーのMVに注目!

text by ミズタタカシ

アンダーメンバーの楽曲のMVは、次のシングルで選抜に入るメンバーを占うヒント

7月9日、いよいよ9枚目シングル「夏のFree&Easy」をリリースした乃木坂46。前作「気づいたら片想い」に続き西野七瀬がセンターをつとめる、爽やかでポジティブな夏のポップ・チューンだ。

本作でデビュー以来9枚連続チャート1位を獲得した彼女たちのシングルには、音楽番組などで目にする機会の多い表題曲のほかにも様々な見所がある。そのひとつが、各シングルに毎回一曲ずつ収録されている、アンダーメンバーのみで構成された楽曲だ。乃木坂46では、表題曲を担当しメディア露出も多い選抜メンバーがシングルごとに発表される。そして、選抜メンバーから漏れたメンバーのことをアンダーメンバーと呼ぶ。

アンダーメンバーの楽曲のMVは、次のシングルで選抜に入るメンバーを占うヒントとして、ネットなどでファンの話題となってきた。(例えば、センターに選ばれたメンバーは次回選抜に入る可能性が高いと言われる)しかし、改めてその映像を見てみると、そこにはアイドル・グループとしての話題性だけにはとどまらない魅力が散りばめられていることに気付くはずだ。

アイドルのMVとしては相当にシュールで攻めた内容

今回のシングルに収録されている「ここにいる理由」は、アニメの設定としておなじみのループや夢オチを取り入れ、エスカレートしていく朝食のメニューをメンバーがひたすら口に運ぶという、アイドルのMVとしては相当にシュールで攻めた内容となっている。選抜メンバーのMVも演技力を活かし物語性のある作品が多いが、それらと比べても、マニアックな映像的ギミックを取り入れ実験的な要素の強い演出が、アンダーメンバーのMVの特徴なのだ。

ここで昨年から今年にかけて発売されたシングルのアンダーメンバー楽曲を振り返ってみよう。

「13日の金曜日」(5thシングル「君の名は希望」収録)

「glee」などでおなじみのフラッシュモブを取り入れ、周囲の人々が徐々に惹き付けられて行く様子が胸を打つ。キュートな歌詞と振り付け。


「扇風機」(6thシングル「ガールズルール」収録)

「制服のマネキン」を監督した池田一真を再び迎え、稲毛高浜北団地で撮影。独特の陰影とスローモーションが印象的。

「初恋の人を今でも」(7thシングル「バレッタ」収録)

美しい色調と森の中の幻想的な雰囲気のなかで、メンバーの持つ清楚な少女性が際立つ。

「生まれたままで」(8thシングル「気づいたら片想い」収録)

ピンクを背景にしたカラフルな色使いが目を惹く。寝転がった体勢での振り付けや、空を飛ぶ特殊効果が斬新。

AKB48のライバルグループとして結成された乃木坂46。しかし、“16人のプリンシパル”公演などアイドルの枠を超えた活動を通して、単なるカウンターではない独自のアイドル像を築き始めている。そんな彼女たちの歩みを、これからはアンダーメンバーに注目して追ってみるというのはいかがだろうか。毎シングルで制作されているそのMVは順位では捉えきれない多様な魅力をグループにもたらし、多くのファンを楽しませてきた。表題曲を食ってしまう、なんてことも、いつか起こり得るかもしれない。

リリース情報

2014.07.09 ON SALE
SINGLE「夏のFree&Easy」
ソニー・ミュージックレコーズ

J-140724-MS-1551

[初回仕様限定盤A/CD+DVD]¥1,528+税
[初回仕様限定盤B/CD+DVD]¥1,528+税
[初回仕様限定盤C/CD+DVD]¥1,528+税
[通常盤/CD]¥972+税

詳細はこちら 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

M-ON! MUSICの最新情報をお届けします。

この記事に関するキーワード

この記事を書いた人